栄通記

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2014年 03月 06日

2360)「企画展 『In My Room』(高橋知佳の場合)」本郷新 終了/ 1月18日(土)~2月23日(日)


◎ コレクション展 「裸婦研究」    


 会場:本郷新記念札幌彫刻美術館・本館
      中央区宮の森1条12丁目
     電話(011)642-5709

 会期:2014年1月18日(土)~5月11日(日)
 休み:平日の月曜日
 時間:10:00~17:00
 料金:一般/300円 65歳以上/250円 高大生/200円 中学生以下/無料

 主催:当館 




◎ 同時開催 
     In My Room   

 上記コレクション展期間中に同会場の一角で、高橋知佳、更科結季、町嶋真寿の若手彫刻家による連続作品展。


 高橋知佳 ⇒ 1月18日(土)~2月23日(日) 
 更科結希 ⇒ 2月25日(火)~4月6日(日)  
 町嶋真寿 ⇒ 4月 8日(土)~5月11日(日)  

ーーーーーーーーーーーーーーーー(2.19)



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 女の裸が転がっている。
 広くもない空間、闇っぽい空気の中での裸婦は軽い驚きをともなう。

 一つ一つの作品はオーソドックスな胸像の痕跡や雰囲気を残している。若い作家だ、真摯な堅さが好ましい。裸婦と言ってもセクシーさは薄い。祈り・・・確かに一つの祈りだろう・・・弱き女の最後の抵抗、存在証明としての・・・祈りか・・・。


 だが、無造作とも思える肉体の展示に露わな主張を感じた。男には無縁な「女の性(さが)」のようなものを。「見える肉体と見えない心」、「見せない肉体と見せたい心」という二律背反を。


 女として美しくありたい、美しさとは何か?素晴らしき肉体、肉体とは何か?孕むことか、性欲か?私の心は見透かされているのか?鉄で紡いで囲えば心の実体が見えるかもしれない。心の実体とは・・・。

 私は「女の性」を知らない。全ては私という男の妄想だろう。高橋知佳(チカ)の紡ぐ行為に美という桃源郷を追い求めつつ、何かしらはみ出さざるを得ないものを思う。美しさとおぞましさ、冷ややか今展の魅力だろう。



 作品を載せて行きます。タイトルが赤裸々です。




 ◯ 入口作品。使い古しのゴム風船がいろいろ姿で腹に詰まっている。妊婦、堕胎の意味か?




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   ↑:以上、「亡霊のトルソ」・2013年 木製パネル 鉄 ゴム風船






 ◯ 顔作品と、首無し作品(トルソ?)が合い向かい合っての展示だ。



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   ↑:以上、「籠もる」・2013年 鉄





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   ↑:以上、「仄見せる心」・2012年 鉄







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   ↑:以上、「逆さの堰」・2013年 鉄







 ◯ 無造作に裸体が転がっている。


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   ↑:以上、「仄見せる心」・2012年 鉄





 ◯ 最後は立像、乙女です。影を作ってより立体的に見せている。



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by sakaidoori | 2014-03-06 07:00 | ☆本郷新彫刻美術館 | Trackback | Comments(0)
2012年 09月 25日

1810) 「高橋知佳 [仄見せる心」 JRタワーARTBOX 9月1日(土)~11月30日(金)

  
高橋知佳 

    [仄見せる心
     
  

 会場:JR札幌駅東コンコース・JRタワーARTBOX
     中央区JR札幌駅構内
     (地上東コンコースの西壁面。東改札口の南側)
     問合せ・JRタワー展望室アートチーム
          電話(011)209-5075

 日程:2012年9月1日(土)~11月30日(金)
     (会期中無休)
 時間:8:00~22:00
      (最終日は、~20:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーー(9.7)


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 女の美、強さ弱さ、その内面性・精神性をじっくりと追求している。何よりもその直向きな姿勢が眩しい。

 錆色調の鉄で編まれている。破綻することなく、人体に統合されている。まるで細胞の世界を垣間見ているようだ。裸婦だが、官能美は薄い。若い女性が作るからだろう。にしなやかで、どこかはかない。心の中を体の中を、見せたい見つめたい、触らせたい触りたい。

 鉄という素材の絶対的堅さや冷たさは、肉体の柔らかさや暖かさとは相反するだろう。ましてや人の見えざる精神性とは相容れないだろう。だが、それは理屈というものだ。作家はナルシストのようにして針金を溺愛しているのだろう。編む鉄の感触が愛おしくて仕方がないのだろう。だから、増殖気味の鉄作品ではあるが、鉄の怖さがキバをむくことはない。全ては作家の夢幻の世界で調和している。
 確かに調和が基本なのだが、網目模様の重なりや、あまりにナルシストな雰囲気に浸っていると、何やら作家の幻がこちらに乗り移ってきそう。若さというエネルギーと一緒に。



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by sakaidoori | 2012-09-25 10:24 | JRタワーARTBOX | Trackback | Comments(0)
2010年 07月 08日

1290) さいとう 「GRAND PRIX  額田春加 高橋知佳 松尾史絵」 終了・4月20日(火)~4月25日(日)


○ GRAND PRIX
   額田春加(油彩画) 高橋知佳(金属造形) 松尾史絵(ペン字)


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:20010年4月20日(火)~4月25日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーー(5・22)

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 おそらくメンバー3人は道教育大学OGでしょう。
 額田春加さんを中心に紹介します。
 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


○ 額田春加の場合。

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          ↑:「Coming &Going 2」。

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          ↑:「さつき公園から見た建物」。

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          ↑:「Coming &Going 1」。



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     ↑:左、「無題」。右、「rest enemy」。


 学生時代から一気に作風を変えた額田春加。その姿を一昨年に見たわけだが、その方向性を確認するような作品だった。どこかからの景色を抽象化していると言ったらそうなるのだが、「抽象化」された風景はインスピレーションの源のようなもので、色や形や組み合わせを好き勝手に遊んでいるみたい。

 作品を見ればすぐに分かるのだが、画材がモコッと盛り上がっている。絵の顔料の重ね塗りではなくて、粘土細工のように下地を立体風に作っているとのこと。だから、絵自体は自由な発想で、描きながらいろいろと変化して仕上がったように見えるが、作品の大きな骨組みは着色以前にできあがっていることになる。下地を作る段階で、イメージができているのだろう。

 彼女の絵は大作がよく似合う。建物の落書き絵画のように、彼女を自由に描かせてみたい。ぶっつけ本番だ。大きな壁に見合うほどの、広く自由なイメージの持ち主になって欲しい。


○ 松尾史絵の場合


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○ 高橋知佳の場合。


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 会場写真のキリンなどの金属造形作品も高橋作品です。


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 この日は見事な夕焼けを見る事ができた。

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     ↑:(18:47)。


 自宅界隈の道路は碁盤の目のようになっていている。道路は真西より若干傾いているのだが、年に2回ほど、道路に挟まれた建物の間に陽が落ちるのを見る事ができる。
 大きな太陽であった。赤く赤く、建物を燃やしながら落ちていった。





 

by sakaidoori | 2010-07-08 12:13 | さいとう | Trackback | Comments(0)