栄通記

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2012年 12月 10日

1910)②「彼方アツコ・関川敦子 二人のATSUKOの版画展 『In Harmony』」 道新g. 12月6日(木)~12月11日(火)

彼方アツコ関川敦子 

 二人のATSUKOの版画展
 

       In Harmony   


 会場:道新ぎゃらりー
      中央区大通西3丁目
      北海道新聞社北1条館1F・道新プラザ内
      (入り口は東向き)
     電話(011)221-2111

 会期:2012年12月6日(木)~12月11日(火)
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、 ~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーー(12.8)


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 1901番の①では関川敦子さんの豆本を中心に紹介しました。②では相棒のカナタアツコさんです。


◎ 彼方アツコの場合 


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          ↑:「CLUB」・エッチング ドライポイント。



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          ↑:「シーボルトの花かんざし」・エッチング アクアチント 手彩色。



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          ↑:「一本松」。エッチング アクアチント。



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          ↑:「十五歳」・エッチング アクアチント 手彩色。



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          ↑:「花見酒」・エッチング ドライポイント。



 強くもなく弱くもなく、普段着感覚の線がポカンポカンと続いていく、カナタアツコ風のシャンソン・リズムです。その洋物感覚に和のノンビリした空間を味付け、女の子の遊び気分や童のいたずら心も加わって、ふわふわフワフワどこに行くんだろう?です。
 今回、重厚さといったら少しオーバーですが、もともと好きな演劇世界で、華やかさというか、焦点が強くなった感じです。小さな版画世界で気軽に楽しみましょうというものですから、あんまりゴチャゴチャいっても始まりません。小さな変化を感じたカナタ・ワールドでした。
 

by sakaidoori | 2012-12-10 10:44 | 道新プラザ | Trackback | Comments(1)
2012年 10月 19日

1833) 「古林玲実・展 ~mosaic days~」 g.犬養 終了10月3日(水)~10月11日(木)

  
古林玲実展 
     mosaic days
      


 会場:ギャラリー犬養 
      豊平区豊平3条1丁目1-12 
     電話(090)7516ー2208 

 会期:2012年10月3日(水)~10月11日(木)
 休み:火曜日(定休日) 
 時間:13:00~22:30  

ーーーーーーーーーーーーーーー(10.3)

 犬養ギャラリーは完璧な民家。その民家の昔のお風呂場が会場だ。お風呂場跡だから狭い。その狭さにモザイク版画がピッタリと収まっていた。


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     ↑:右端の作品、「モザイク ~day side~」・39.2×54.2㎝。


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     ↑:「モザイク day 1,2,3」、3点とも41.5×73㎝。


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 日記のような、つぶやきのようなモザイク版画を、「自分だけのもの」といった感覚で楽しむことができた。会場の狭さと、古びた空間が版画作品を生っぽくさせたからだろう。

 かつて此処は湯気でムンムンしていた、人は裸でボーッとしていた。そんな日常のアクがびっしりと詰まっていた。今では、そのアクは気持ちよいような汚らしいような、怪しげな模様となって空間に生きている。そのアクさ加減という人間生理が作品と合っていたのだろう。
 いや、「合っていると」と好ましく思うのは作家やギャラリー・オーナーや数少ないマニアだけかもしれない。そうであっても構わない。僕は小さな小さなゴチャゴチャ版画に集中してしまって、そうなると何故だか大きく見えて、さっきまでは無意味な映像の断片だったものが、何となく意味あるものの連続のように感じてしまった。それは錯覚だろう。「錯覚」・・・美術とは美を通して、作家の腕を通して、何かを錯覚させる術かもしれない。後はその錯覚を一服の清涼剤にするか、いつまでも離れない拘りにするか・・・なのだろう。どちらであっても構わない。



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by sakaidoori | 2012-10-19 00:05 | (ギャラリー&コーヒー)犬養 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 04日

1642) ①「第15回 多摩美術大学版画科OB展」 さいとう 終了・ 1月31日(火)~2月5日(日)

○ 第15回 多摩美術大学版画科OB展  


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2012年1月31日(火)~2月5日(日)
 時間: 10:30~18:30
      (最終日は、~17:00まで)


 【参加作家】
 石原誠 伊藤あずさ 上田政臣 御囲章 小川了子 川田竜輔 澤村佳代子 佐治直魅 三瓶光夫 島田北斗 鈴村優 竹腰桃子 谷黒佐和子 友野直美 西岡久實 ネモトサトコ 波磨悠子 早川純子 林朝子 堀田恵理 吉川奈菜子 渡邊慶子・・・以上、22名。 

ーーーーーーーーーーーーーーー(2.2)

 見事に一月前の報告です。遅くはなりましたが、それが「栄通記」というものです。
 まずは会場風景から始めましょう。そして、ピンポイント作品の掲載です。全くの好みを中心に、10人位しか掲載できないと思います。


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 何はともあれ、入り口会場正面で、ドーンとお出迎えの「赤いクレオパトラ」から始めましょう。


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     ↑:ネモトサトコ、「言葉と気圧」・F100 アクリルガッシュ パネル。


 とても版画展とは思えないような、堂々とした絵画だ。似たような画題の毎年出品で、、燃えるような赤でこちらを睨んでいる。初めの頃は黒だった。黒から赤に変身してしまった。睨んでいるとは言ったが、半開きの唇顔と定まらない両目の視点の重なりで、かなり間延びしている。日本型の鼻筋はかわいく、堂々さ、いじらしさ、剽軽さが入り混じった「赤い女」だ。

 唇、鼻筋、目線、髪型、髪模様と、これだけ大きな女になるとがっぷり四つになって対峙してしまう。見れば見るほど妙な不具合さに考え込んでしまう。首が更に妙だ。全く、「首」という絵になっていない。ただ塗りつぶしている感じで、「赤い面」を強調したい為の飾りとしての「首」だ。
 作家はリアルの危うさを表現したいのだろう。相反するものの隙間を覗きたいのだろう。
 ネモトサトコは温度差という「危険」に、ムリクリ我々を連れて行こうとしている、挑発している。「赤い女」にはご用心だ。


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     ↑:林朝子。左から 「緋鯉あそび」・44×38㎝ 水彩 アクリルガッシュ 紙 2011年、「松雨」・34×27㎝ 2011年 アクリルガッシュ インク 他。


 画題を楽しむ作品だ。レスビアン調の大正浪漫風エロスとでも言おう。美少女の目や唇は挑発的で、花よ魚よと女を象徴するものが散りばめられている。これまた版画展とは思えないような楽しさだ。日本には「春画」の伝統がある。アニメチックな春画を期待しよう。


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     ↑:竹腰桃子。


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          ↑:竹腰桃子、「サギとカニ ~ジャーカタ物語より~」・59.5×31㎝ 木版リトグラフ 2011年。


 林朝子レスビアンの後に、続けてこの作品を見ることになる。配置の妙だろう、「本格的妖艶派」に見えてぞくぞくしてしまった。
 黒の表現が個性的だ。塊としての黒や具象表現の黒は装飾で、濃淡の黒が人物のようで、けだるく立ちすくみ、ストレートな感情表現の絵にしている。3点の全体の勢いは「激しい女」だ。


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     ↑:上田政臣。

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          ↑:上田政臣、「フリィベックス」・36×27㎝ エッチング 2011年。


 小品だが大胆奇抜な作品だ。古代木造建築の建造時の落書きのよう。
 基本は勢いにまかせた落書きだ。重ね描き、無茶苦茶描き、いたずら精神というもので、それでいて一つの作品として完結させるのが画家の工夫だ。上手く描いてはいけない、殴り描きの中から涌いてくる暗中混沌たる精神、線の丼状の塊の中から、何かが生まれるのを画家は欲しているのだろう。


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     ↑:早川純子。


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          ↑:早川純子。


 これは何かの物語の連作でしょう。生き物の表現と言い、物語を一枚の作品に収める力量といい、黒の魅力といい、製本された絵本で見たいものです。字の少ない絵本にしてもらいたい。


f0126829_22101572.jpg ②に続く。


 
 →:ネモトサチコ。

 見事な2重人格顔だ。

by sakaidoori | 2012-03-04 00:01 | さいとう | Trackback | Comments(2)
2011年 05月 06日

1534) ③「多摩美術大学版画科OB展 2011」 さいとう 終了1月25日(火)~1月30日(日)

○ 多摩美術大学版画科OB展
            2011
 


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2011年1月25日(火)~1月30日(日)

 【参加作家】
 石原誠 伊藤あずさ 大久保拓子 太田マリコ 御囲章 小川了子 小田麻子 川田竜輔 小竹美雪 佐竹邦子 澤村佳代子 三瓶光夫 島田北斗 鈴村優 高橋亜弓 竹腰桃子 谷黒佐和子 友野直美 西岡久實 ネモトサトコ 堀田恵理 宮崎文子 渡邊慶子・・・以上、21名。 

ーーーーーーーーーーーーーーー(1.27)

 (1443番①、1533番②の続き。)


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     ↑:ネモトサトコ、左から 「最後の門」・F80 ミクストメディア 2010年、「ふきこぼれ」・F60 同、「山の雲、つむじ」・F40 同。

 いつものように大きな顔で札幌見参だ。かつては同じ画題によるモノトーンの版画作品だった。その時は、憂いの中に華やかさがあった。今は、華やかさの中に憂いがある。華やかさはネモトサトコの体質かもしれない。アンバランスな両目の関係や口の形が作品の窓になって、そのぎこちなさが見る感覚に刺激を与える。アンバランスは目や口だけではないのだろう。体の向きも自然な動きではあるが、腰が浮き上がるバランスをともなっている。鼻も変だ。全てが微妙に変だ。
 変ではあるが大きく勝負するネモトサトコだ。



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     ↑:高橋亜弓、左から 「tobu-no」、61×69㎝ 油性木版(凸凹版) コラージュ 2010年、「微睡」・61×91㎝ 同、「kuumo」・69×90㎝ 同。

 ネモトサトコが顔ならば、高橋亜弓は体だ。ふっくらと膨らました重厚な造形により、動きを楽しんでいる。規則的パズル感覚で裸体は動く。それでも顔は視点の中心だ。人を選べばそうならざるを得ない。だが、気分はどこもかしこもフックラ・ヒップ感を大事にしたそう。オッパイもあるから女性のようだが、女性云々よりも、全てに豊満さを好むのだろう。


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     ↑:小川了子、右側 「神無月」・110×90㎝ リトグラフ コラージュ 手彩色 2007年。

 シュールがかった異様な動きの植物だ。細部は黒が重たい。マグマ溜まりを意力で突破して、そのまま何処かに突っ走るのだ。ミクロの細胞からマクロの宇宙へ。
 今回は旧作の発表だ。それでも大きな作品を札幌に披露した。小柄な作家だが、気持ちは常に大きい。


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     ↑:島田北斗、左から  「S氏に捧ぐ」・74×115㎝ エッチング2010年、「家」・26×20㎝ エッチング 2009年、「教会へ行く道」・29×38㎝ エッチング 2011年。

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 制作年は違うが、全てはS氏への鎮魂歌のようだ。
 人が穏やかに横たわっている。画面配置からすれば異様に大きめに全身像を描いている。点景が彼に和し、その動きで献花しているのだろう。
 教会へ行く道、それはまるで地下の墓所に行くトンネルのよう。児童画的表現は全ての距離感を狂わしそう。近くのものが遠く、遠くのものが近い。教会への道は遠いのか近いのか?墓所までの道は遠いのか近いのか?

by sakaidoori | 2011-05-06 13:39 | さいとう | Trackback | Comments(4)
2011年 01月 28日

1443)①「多摩美術大学版画科OB展 2011」・さいとう 1月25日(火)~1月30日(日)

○ 多摩美術大学版画科OB展
            2011
 


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2011年1月25日(火)~1月30日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~16:30まで)

※ オープニング・パーティー ⇒ 初日 17:00~18:30

 【参加作家】
 石原誠 伊藤あずさ 大久保拓子 太田マリコ 御囲章 小川了子 小田麻子 川田竜輔 小竹美雪 佐竹邦子 澤村佳代子 三瓶光夫 島田北斗 鈴村優 高橋亜弓 竹腰桃子 谷黒佐和子 友野直美 西岡久實 ネモトサチコ 堀田恵理 宮崎文子 渡邊慶子・・・以上、21名。 

ーーーーーーーーーーーーーーー(1.28)

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 道外作家が多く参加しているし、毎年見ているので何かと楽しみ募る版画展です。オープニング・パーティーにも出席したかったのですが、野暮用で不参加。好漢・川田竜輔君とも会えずに残念なことをしました。

 さて今年の全体の印象です。
 白黒木版による強き輪郭バリバリ、腐食技法による強き心象バリバリ。そんな作風は少なかった。リトグラフや着彩による具象形の多さと相まって絵画的な趣が強かった。要するに、古典的版画らしさの薄い版画展という感じ。
 それなりにロマンティックな作品も多いのですが、若き女性感覚むき出しのメルヘンやロマン過多の作品も少なめで、堅実な感じ。
 特大の作品も少なく、ボリューム的には控えめ、そんなこんなの印象です。


 20名以上の参加です。比較的入り口作品から順番に、10名ほどを目安に載せていきます。まずは①として半分の5名です。日曜日までです。


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     ↑:谷黒佐和子、(左の大きい作品)「丘を越えた」・木版 61×80㎝ 2009年。

 フフフとほほ笑んでしまいました。木版なんですね。


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     ↑:小竹美雪、「frolic_flitting around_5」・インタリオ コラージュ 85㎝×85㎝2006年。


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     ↑:小竹美雪、「one motion_6 7 8」・インタリオ コラージュ 45×45㎝ 2007年。

 透けるような淡い感情線。ミトコンドリアのような遺伝子生命体かな?「美雪」、名前のような作品。ガーゼのような張り紙が重ねられ、「肌色に包まれ、破れる破れない、透ける透けない」世界での色と線の小踊り。

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          ↑:大久保拓子、「傷跡の標本」・ミクスト メディア 24.2×19.2㎝ 他 2008年 2010年。


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 北海道が遠いから小品を持ってきたのではないでしょう。小さな小さな世界が好きなのでしょう。
 「傷跡」や「人」の標本です。「標本」とはどこか惨いところのあるものです。美の結晶と記憶をひとまずの目的にして、その先にあるものは・・・。


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     ↑:友野直美、(左側) 「また くる」・凸版 凹版 40×51㎝ 2011年。


 空間を版特有の重なりで友野風ボリューム感を出し、画題の輪郭線との絡み合いで詩情を醸し出す、そういう作家として楽しんでいます。強すぎない程度に凛とした姿を表現したかったのでしょう。その行き過ぎが右側のやや大きめの作品になったようです。
 友野風のボリューム感と詩情、沢山制作して、その足跡を早くみたいものです。


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     ↑:宮崎文子、(左側) 「守る」・リトグラフ 86×56㎝ 2009年。(中央) 「スロット・マシーン」・リトグラフ 83×56.5㎝。


 いろんな要素を組み合わせて一つにするタイプのようです。人への関心がユーモラスに表現されている。青年らしい深刻な思いを、情緒で包んでいる。棟方志功ばりのリアルに関心を抱きながらも、ポエムに重きがあるよう。



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 ②に続く

by sakaidoori | 2011-01-28 21:43 | さいとう | Trackback | Comments(2)
2010年 01月 31日

1178) ②さいとう 「多摩美術大学版画OB展 2010」 1月26日(火)~1月31日(日)


○ 多摩美術大学版画OB展 2010 

 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:20010年1月26日(火)~1月31日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~16:30まで)

※ オープニング・パーティー ⇒ 初日 16:30~

 【参加作家】
 (多数。)

ーーーーーーーーーーーーーーー(1・28 30)

 (1175番の①の続き。)

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 ↑:澤村佳代子。左から、「ひとりごつ ’09-1」・「ゆくさくさ ’09-1」・「カッシャ カシャ ドッ ’09-1」・全てドライポイント エッチング。

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     ↑:「ひとりごつ」


 機械の部品を利用した現代性と、牛車のような平安絵巻物風の古代性。若者好みの物語的軽さと、線や黒の主張などから感じるシャープさや渋さ。今と昔がドッキングしたような澤村・ワールド。


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     ↑:伊藤あずさ(4点出品)。左から 「藍色の風景 ー朝露.2ー」・37.9×28.8㎝ エッチング、「「藍色の風景 ー朝露.2-」・33.4×48.6㎝ エッチング。

 澤村ワールドに、更に抽象模様やシャープさを取り入れて詩情を強めた感じ。
 それにしても、色の有るのと無いのでは印象がかなり違う。もっとも、作家にとってはモノトーンに色を見ているから、それ程の違いはないのだろう。その辺が、制作者と鑑賞オンリーの人の違いだ。


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 ↑:小川了子。左から 「彩 ー 影の中からー」・32×26㎝ リトグラフ コラージュ 手彩色 2009年、「停滞」・エッチング 2009年。

 一応、植物に繋がる具象形だが、菌類を見つめる粘着的で微視的な感性。ミクロの世界に生命とかエネルギーを見いだして、ネチャとつかんで大きく発散させたいようだ。
 小川了子ーー、気分はお馴染みの画家だ。昔は抽象のわけのわからない大きな版画作品だった。ずーっと抽象の大作ばかりだったが、ある時から今回のような植物画?になった。もしかしたら、本州の発表時は植物画が主体で、画家のことを知らない札幌では、普段、あまり見せない大きな抽象作品を携えてきて、今後の制作の糧に札幌を利用していたのかもしれない。あるいは、将来のための実験をしていたのかもしれない。
 彼女はとにかく大作を持って札幌に来られる。ありがたいことだ。今年は諸般の事情で小品になったようだ。来年もよろしく。


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     ↑:洪昇恵、「つなげる、つながるーモノローグ」・100×120㎜ 水性木版 2009年。

 まさしく、タイトルの通りに楽しんだら良いのでしょう。ものの形と感触と、それらの動きを含めた関係性を作家自身も楽しんでいるようです。もう何点か、違うバージョンを見たかった。


 (色があって気分が楽になる作品を載せます。)

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     ↑:渡邉麻衣子、「Rainy sign Ⅱ」・46×42㎝ 水性木版ば画 2009年。

 現代若者版・花鳥風月画でしょう。昔と違うところは、「風景」は作り手の心模様やロマンの反映です。大昔の「風景」は、男と女の関係や、人と人との関係・倫理性として多用されがちだった。


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     ↑:堀田恵理、「ソラノウタ」・15×14.5㎝ アクアチント 2009年。

 さわやかな作品です。作品の大きさを違えて、リズムを作っているのでしょう。


 (気分は③に続く。)

by sakaidoori | 2010-01-31 19:09 | さいとう | Trackback | Comments(0)
2010年 01月 29日

1175) ①さいとう 「多摩美術大学版画OB展 2010」 1月26日(火)~1月31日(日)

○ 多摩美術大学版画OB展 2010 

 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:20010年1月26日(火)~1月31日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~16:30まで)

※ オープニング・パーティー ⇒ 初日 16:30~

 【参加作家】
 (DMを拡大して確認してください。)

ーーーーーーーーーーーーーーー(1・28)

 今年で13回目。多数の道外作品からなる版画中心の展覧会。道外の若手版画家の作風をまとまって見れる良い機会だ。

 今年は関係者の展覧会が重なったということで、少ない作品数になっていた。確かに以前は、販売用の作品を壁一面に並べたり、大作出品作家も複数名いたりして賑やかだった。そういう意味ではオーソドックスな展覧会ではあった。
 それぞれが日頃の制作を、小品で淡々と発表するというムードだ。全体を覆うような強い作品傾向は感じなかった。小口版画のような強い線描作品が無いのは、近年の一般的傾向だ。物語風が多めなのかもしれない。例年より規模縮小気味だが、長く展覧会を続ければそういう年もあるだろう。個人的には大いに楽しんだ。

 さて、版画OB展ということでほとんどが版画なのだが、大判絵画出品というユニークな作家も居た。
 埼玉県在住の20代のネモトサトコ。会場におられて、嬉しくて本人の顔ばかり見ていて個別作品を撮るのを忘れてしまいました。ゴメン!後日、タイトルを添えて紹介できればと思っています。

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     ↑:ネモトサトコ。(左側3点の大きな絵画。)

 昨年、モノトーンの大判版画を出品していた。鮮明に覚えている。胸から上の人物像、ちょっと傾き加減の憂愁を誘うポーズ、影にも動きにもなっているダブり画像、どこかゆったりまったりした時間感覚など、版画の傾向をそのままにしての絵画だ。船越桂風の顔や首表現を思うが、漂っているムードは小林孝亘風で、南アジア的な仏教観を思ったりする。強い宗教性を主張したい年齢とも思えないが、画家の気質と仏教との親和性があるのだろう。
 静かな絵だが、絵全体が前に押し出よう押し出ようとする情熱がある。それは若さと言えばそれまでだが、太っ腹なところがあって、華やかさと重なり凄く眩しい。こういう大作を北海道まで持参したことも、今の画家の旺盛なやる気の証だろう。


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 ↑:川田竜輔。左・「丘」・○○×72.8㎝ 木によるリトグラフ 2009年。

 「こたつの人・川田竜輔」だ。名前の通り、江戸町人好みのサイケ調だ、葛飾北斎バリだ。
 彼はユニークな画風の持ち主なのだが、自分の中の大きくなりたいという気質を押し止めているところがある。選び取った「こたつ」趣味が悪いのかもしれない。内にこもって引っ込み思案になりがちだ。だが、こたつの中で妄想に耽ることもあろう。今作は、そんな竜輔・夢枕絵巻の序章と第一幕なのかもしれない。登場人物は夜叉に餓鬼・畜生にバテレン・ロクロ。殴られ損の首つりカワタと鬼・オバケの仲間達・・・。
 来年、この先が広く大きく見れることを期待したい。


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 ↑:保坂洋平。左、「4th march」・リトグラフ 57×90㎝ 2009年。右、「hana」・凹版 60×40㎝。

 画きたい物を大きく画く。そのことを効果的にするために背景を普通に装飾的に画いて、画きたい物を更に目に飛び込ますように表現する、そんな感じの版画だ。木版風の強くて濃い黒が、画題を飛び出させるのには好都合なのだろう。線のたゆたゆしさと重なり、漫画的青春群像だ。何より強さが良い。
 木版風と言ったが、リトグラフと凹版とあります。技法や素材と作風のことは全然分からない。


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 ↑:波磨悠子。「青い夢(2点組)」・エッチング 33×48㎝ 2009年。

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 ↑:波磨悠子。左、「連影」・エッチング&木版 45.5×53㎝ 2009年。中、「風景 09-12」・々 68×53㎝ 2009年。右、「飛ぶ鳥」・々 45.5×53㎝ 2009年。

 物語作家です。名前のような作風です。ちょっぴり魔性を秘めながら、夢の旅は続くのでしょう。
 こういう作風は非常に今風だから、道内にも沢山居ると思う。なのに、そんなに多くは見ない。学生の段階では、それなりにいるようだが、つっこんで描き続けているのだろうか?
 例えば日本画家の富樫さんなどは、こういう傾向を強めている。もっと増えてもいいし、そうなれば、単なるロマンス・ストーリー作家だけでなくて、幅が拡がると思う。
 理想追求型の絵画も好きだが、身近のトゲある夢物語もいいものだ。等身大の若者の心模様をもっと見たい。


 (会期は日曜日までです。②に続く。)

by sakaidoori | 2010-01-29 12:10 | さいとう | Trackback | Comments(0)
2009年 01月 31日

878) さいとう 「多摩美術大学版画OB展 2009」 1月27日(火)~2月1日(日)

f0126829_23151449.jpg○ 多摩美術大学版画OB展 2009

 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1西3 ラ・ガレリア5階
     (北東角地)
     電話(011)222-3698
 会期:2009年1月27日(火)~2月1日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~16:30まで)

※ 開催パーティー:1月27日(火) 16:30~18:30

 【出品予定作家】
 (DMで確認して下さい。)

ーーーーーーーーーーーーーーー(1・11)

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 今年で10回目以上にはなる展覧会だと思います。いつも楽しみにしています。

 今年の特徴は作品が小振りです。販売用の統一した小型の大きさの作品がありません。メルヘン過多とは言えないのですが、物語性の強い作品が多くなっているみたいです。若い女性が多いからかもしれません。
 静かな落ち着いた展覧会とも言えるでしょう。

 僕自身は日頃見られない本州の若手版画家達の技術や感性や感覚、最近のの傾向などを知る楽しみにしているので、もう少し大きめの作品を期待していた。そういう意味では少し寂しかった。
 それと、定番の人というわけではないのですが、お気に入りの作家も見つけたのに不参加なのがこれまた残念なことだ。OB生は年々増えるわけですから、メンバーの入れ替えなども必要なことですし仕方が無いですね。


 さて、個別作品を何点か紹介します。

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     ↑:友野直美、「梅図」・68×53cm 木版画 2009年。
 花鳥風月的な絵です。日本画的な画題ですが、古典的美を追求してばかりの作品ではないでしょう。友野・版画は茫洋とした輪郭でどこか捉えどころの無さがあります。
 僕にとっての彼の魅力は明快です。ふんわりとした膨らみのある造形感覚です。ふんわりしているから、イメージとか空気感を現しているとも見れますが、確かにそれも付随しているのですがメインではないと思う。中が空洞になっていて、その空洞を包み込んだ存在感、絵画的リアリティーに魅力を感じるのです。

 今展の作品も中央の白味の強い部分が画面からやや浮き出ていて、何となく無意味と思えるほどに円い空間を作っているのです。絵全体も空気の厚みを持たせたいのでしょう。

 だが、彼は余りにも寡作家だ。まだ一度もまとまって作品を見たことが無い。是非そういう機会をお願いしたい。


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     ↑:熊崎阿樹子、「櫁-4」 2008年。
 黒を追求している人です。黒それ自体の深みの世界と、白との対比で立ち現れてくる動きの世界。一度見れば記憶に残る印象的な画風です。
 巴模様の太い部分は輪郭線はスッキリしていて、適当に茫洋とした部分がある。この黒、「生き物」としても見ることができる。心の動き、空気の気配、闇夜を徘徊する塊。造形それ自体として発展していくのか、作者自身の見る目(感性)の深まりとして変貌していくのか?5年単位での変化が気になる作家です。


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 ↑:川田竜輔、「コタツに乗ってー1・2」・103×72.8cm 木による平板 2009年。
 コタツを愛する好青年、川田・ワールドです。
 今回はうねうね感を追求しています。細さを感じた。穏やかな心境での作品では。乗っている生き物はコタツの精で自画像でしょう。ヒョウキンです。


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     ↑:ネモトサトコ、「a hundful of seeds」・リトグラフ 2008年。
 大きな作品です。人の顔を伸びやかかにダブらして表現している。このダブり、心の矛盾の現われではなさそうだ。感情の仄かな綾、静かな落ち着きや喜びのようにも見える。首を傾げて唄っている様にも見える。
 顔だけの作品だが、全体像は裸体として想像してしまう。女性的な裸体美に向かうかもしれない。


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     ↑:南敦子、「種・樹木・人」・70×90cm 木版リトグラフ 2008年。
 メルヘン的な印象を受けるのですが、山並ラインの大らかさや個別の画題の配置が僕には好ましい印象を残す。何故だろう?ゴチャゴチャしていないアッケラカンさが良いのだろう。無造作に見える配置が見慣れない感覚を与えるのだろう。


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     ↑:林朝子、左から「嬰治の部屋」・77.5×59.5cm エッチング 2008年、「花のいたづら」・43×55cm 2009年。
 このグループ展にしては珍しくサイケでエロチックな作品です。非常に漫画的というか大衆的なストレートさが目を惹く。大正ロマンあるいは江戸時代好みの趣味性があります。


 もう少し書きたいのですが他の記事が書けなくなりそうです。余裕ができたら②へ追加ということにします。

by sakaidoori | 2009-01-31 23:55 | さいとう | Trackback | Comments(2)
2008年 02月 02日

509)さいとう①「2008 多摩美術大学版画OB展」 1月29日(火)~2月3日(日)

○ 2008 多摩美術大学版画OB展(第11回)

 会場:さいとうギャラリー
     南1西3 ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698
 会期:2008年1月29日(火)~2月3日(日)
 時間:10:30~18:30(最終日は16:30迄)

 ※開催パーティ:2月2日(土)16:30~18:30

 【出品作家】
 油画版画’93年卒 友野直美 西岡久實 野田青隆 渡邊慶子
 油画版画’94年卒 石原誠 澤村佳代子
 油画版画’95年卒  小川了子
 版画科2期生   御囲(おかこい)章 庄司美里 竹腰桃子 羽岡元
 版画科3期生   伊藤あずさ 瀧野尚子
 版画科4期生   三瓶光夫 鈴木恋 吉見律子 長谷川誠
 版画科5期生   川田竜輔(1976生) 谷黒佐和子
 版画科7期生   阿川理恵 木村容子 高橋賢行 松田行臣 内海朗子 松尾明子
 版画科8期生   小田麻子 熊崎阿樹子 全田紗和子 波磨悠子 渡邊麻衣子
 版画科9期生   石川丘子 小山環 堀田恵理
 版画科10期生  内山総一郎 押切舞 
 版画科11期生  鈴村優 
 版画科12期生  根本聖子 鐘本幸穂 野沢ユリ 五十嵐さやか 大久保拓子 
            ・・・41名。(現役4年生は第何期生でしょうか?正確には分かりませんが、川田竜輔君の出生年から判断すると、第14期生?でしょうか)
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 東京の有名大学の版画OB展、ということよりも、道外の若手を中心にした意気の良い版画展として載せたい。
 版画に限らず、道内美術作品が良いの悪いのと言う気は全然ない。住んでいる美術現場と作家と作品が全てだという意識が僕には強い。内発的なものを重視したい。だが、人間社会は色々と重層的関係で成り立っている。自分にとっての等身大の環境がレッドゾーンとしたならば、それを取り巻くピンクゾーン、更にそれを取ります青色ゾーン、灰色ゾーンなどなど。
 外の世界をこちらから探索に行くのがベストだろう。だが、今展のように、向こうから海を越えて、それぞれの世界を携えて来てくれたのだ。一人一人の作品群は少量である。だが、毎年見ていけば、それなりの世界が垣間見えてくる。個の姿と全体の姿の移ろいが、これまた見る者に刺激を与えるのだ。マンネリに陥りがちな等身大の日常世界、外の息吹で自分自身の隠れた姿を見る機会にもなるかもしれない。

 とりあえず、会場風景を何枚か載せます。参加作家の記載を含めて、暫時追加していきます。(1・29)


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 ②に続く。明日の3日までです。是非、ご鑑賞を。

by sakaidoori | 2008-02-02 10:00 | さいとう | Trackback | Comments(0)
2007年 02月 04日

39) さいとう 「多摩美術大学版画OB展 2007」 ~4日(日)明日まで

○ 多摩美術大学版画OB展 2007

 場所:さいとうギャラリー
     南1西3 ラ・ガレリア5F
     電話(011)222-3698
 期間:1月30日~2月4日(日)
 時間10:30~19:00(最終日は17:00)

 めったに見られない道外若手の版画展です。力を感じます。40名以上います。面白いです。(遅いので続きは明日)
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(写真は友野直美さん)

 毎年、といっても4,5回くらいだが、その年によってムードが違っている。ある年から小品販売壁ができて全体のムードが親しくなった。今年は参加者が多いということでテーブルを用意して小品を販売している。10周年記念で2割が札幌福祉関係に寄付されるということだ。今年の全体のイメージは参加者が多くてボリューム感があるということと、極端な心象・抽象が少なくて華やかな感じがした。楽しみにしていた3人、宮井麻奈、f0126829_10515679.jpg押切舞(写真の作家。「掌握」昨年購入した商品)、鈴木康生がいなくて残念だった。地元在住は3人ほどで、その人たちが受け入れ準備をして後輩、同輩を札幌に呼んでいる。その1人の友野直美さんはおそらく最年長者で40歳にまだなっていない。僕は彼の薄塗りの球体の版画が好きなのだ。ふんわり感よりも円く立体に見えて思わず画面に手を入れたくなる。視覚トリックなのだがトリックそれ自体を追求したものではない。その人に会ってしまった。話してしまった。彼のことはそのうちに話す機会があるだろう。

 札幌で発表するメリットがどれほどかは知らないが、作品のみならず出品者も入れ替わりで何人か來道している。明瞭に顔を知っている一人の小川了子さんが居て話ができた。小柄な人だが毎年大作を持ってくる。モノトーン、抽象、構成で人に見せるというより、他者関知せず、版木に版画に立ち向かってカリカリキリキリしている姿が思い浮かばれた。今展も大きいのだが事情は一変した。題は「水無月」。水の無い月が空に浮かんで花のような流動体が月の前でうごめいてるというもの。コラージュ、手彩色といろいろ工夫している。3回目にしてやっと見せる絵に出合った。本人はいろいろやってますと言う。実際インターネットで彼女の作品を調べると今展の作風ばかりで、今までの僕のイメージは間違ったのかなと思ったりするが我が目を信じることにしよう。来年は安い小品を待っています。1時間前に札幌に着いたという。やや疲れ気味だった。今日は吹雪だ。雪と踊って地元に帰り、また来年会いましょう。
f0126829_10501511.jpg 写真に載せたのが購入した川田隆輔君の作品。彼は毎年優しくなっていく。定番のコタツはいいのだが、小さな可愛いお家まで登場してきた。恋でもしているのだろうか。自分に素直になったのだろうか。来年も楽しみにしています。

 熊崎阿樹子さんも印象に残りました。猫の毛のような大胆な黒の造型。

by sakaidoori | 2007-02-04 01:16 | さいとう | Trackback | Comments(0)