栄通記

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2017年 01月 21日

2550) 「長谷川雅志 展」 自由空間 1月?日(?)~1月28日(土)

長谷川雅志 
 

 会 場 : 自由空間
     中央区大通東1丁目3番地
      中央バス札幌ターミナルB1
      (地下1階は食堂街。その一画の広場。)
     電話

 会 期 : 2017年1月?日(?)~1月28日(土)
 時 間 : ?(10:00~20:00)

ーーーーーーーーーーーーーーーー(1.15)


 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 中央バス・ターミナル地下に食堂街がある。バス待ちの人や付近のサラリーマンが利用している。その一角に空きスペースがあり、見事にギャラリーとして解放している。当然無料で利用できるであろう。管理は、その食堂街の中にある喫茶レ・ノールだ。オーナーはタピオの2代目オーナーであった林教司氏だ。

 自由空間・・・料理の臭い紛々とした何とも言えないギャラリーだ。
 アマチュアの学習発表空間、見るに値しない!などと宣(のたま)う事なかれ!アマチュアであれプロであれ、学習発表であれ勝負の場であれ、面白いものは面白い、面白くないものは面白くない。
 NHK日曜美術館を金科玉条のごとく、美や価値の基準にすべきではない。美術・芸術は徹底的な主観で見なければならない。主観で他人と対話をしなければならない。価値を共有すべきではない。他人と自分との価値の違いを徹底的に認識しなければならない。そこから、他者との交流が始まる。

 なぜこんな硬い丸島信条を語ったか!
 今回の展示は長谷川雅志だ。書と生地(布)という発表スタイル。見た目はたゆたゆしく、遊びほうけた風流芸事と思われよう。しかし、この遊びは北海道人には絶対にマネができない。伝統と今、遊びと技(わざ)、粋と屹立、女々しさと男らしさ、芸事と芸術・・・あれやこれやの二律背反が長谷川ワールドでせめぎ合っている。

 以下、作品を楽しんで下さい。僕の写真ごときでは手作りの技や繊細さは伝わらない。
 
 カレーの臭い紛々とする、その自由空間に足を運んで下さい。



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by sakaidoori | 2017-01-21 08:09 |    (自由空間)
2017年 01月 19日

2543)「楢原武正展 ~墨のよる大地/開墾~」大通美術館 終了/1月10日(火)~1月15日(日)

楢原武正

 ~墨による大地/開墾~ 


 会場:ギャラリー大通美術館 
       大通西5丁目11・大五ビル 
       (南進一方通行の西側。)
     電話(011)231-1071

 会期:2017年1月10日(火)~1月15日(日)
 休み:月曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、~15:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(1.15)



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 書道展だ!

 女けなし!男ど根性!

 こういう作品をゴチャゴチャ言っても始まらない。
 会場風景を別の角度から見ていただこう。

 名付けて「大地・開墾」。「女という大地」を「開墾」する男をご覧下さい。



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 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 部屋中、どこを切り取っても「楢原武正」がいる!楢原楢原楢原、武正武正武正・・・圧巻だ。ただただ口をマングリして見るだけだ。

 それでは皆さんに、もう少しマングリと見ていただこう。時にはこういう押し出し張り出し突き倒し!一本!!も、いいものだ。



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 何だか梵語みたいだ。
 超俗っぽい書き殴りだ。
 だが、何て書いてあるかは理解できる。だから狂書ではない。
 カドカドして筋肉ばった書だ。たおやか、まろやか、わすれな草からは遙かに遠い。
 楢原武正いうところの大地・開墾だから。

 僕は楢原武正を知っている。札幌を代表する無骨・ストレートな現代美術家だ。だから、「書」で押し出してきても驚きはしない。
 だが、「楢原武正」という冠を知らないで、この会場の書を見たら何とする。田舎のおっちゃんがイカレて文字を書いて一人威張っている、と解しかねない。
 いや、そう解すべきだと思う。「書」だの「現代美術」だの、何だのと、地名度に支えられてこれらの文字を絵を遊びを理解するのは止めよう。
 どこのおっちゃんだか知らないが、大きな大きな大人の遊びをしていると!笑ってその逞しき自己顕示欲を賞賛しよう。



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by sakaidoori | 2017-01-19 07:19 | 大通美術館
2012年 10月 01日

1815) 「江川博・展」 時計台 終了・9月24日(月)~9月29日(土)

   
江川博・展  


 会場:時計台ギャラリー 階 室
      中央区北1西3 
       札幌時計台文化会館
      (中通り南向き)
     電話(011)241-1831

 会期:2012年9月24日(月)~9月29日(土)
 時間: 10:00~18:00 
      (最終日は~17:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(9.29)

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     ↑:(全作品、「無題」・2012年制作 油彩 キャンバス)130.3㎝×387.8㎝。


 75歳というベテラン画家だ。赤と黒による幾何学的抽象画家というイメージを持つ。心理学でいう「図と地」を絵画化したような作風だ。赤が主体か?黒が主体か?反転する図柄、「赤と黒」という強烈な色イメージ、切り刻んだような輪郭線、色量というボリュウーム感、赤黒のつばぜり合い、そういう事柄が空間を切り刻む居合い抜き作家としてとらえていた。画家自身の生理を関節技で発揮しているみたいだった。

 昨年の個展にはちょっとびっくりした。同じような赤と黒の模様画なのだが、「図と地」という心理学的図像からは弾けていた。いわゆるドローイング線、感情移入線としてその模様を楽しんだ。
 今展は、はっきりすっきりとしている。意欲盛んな前衛書といったほうが分かりやすい。それも激しい。大筆による心象、その爆発直前の姿勢を作家に見る思いだ。

 今、手元に1997年発行の図録がある。かつては抽象絵画ではあっても、人間模様とか関係性とか具体的な心象世界を優しく正直に湧きだしている感じだ。そういう意味では、今展は、激しくなってかつての肉声の世界に回帰したともいえる。

 老いの皺の中での激しき情熱、「オレはぶっつけているんだ」、と世間に檄を飛ばす姿であった。



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     ↑:それぞれ、50×145.4㎝。


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     ↑:左端は、53.4×145.4㎝。右端は、50×145.4㎝。


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     ↑:40.9×31.8㎝。


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by sakaidoori | 2012-10-01 08:43 |    (時計台)
2012年 05月 04日

1731)①「阿部典英の全て ~工作少年、イメージの深海を行く~」 近美 4月7日(土)~5月6日(日)

   
○ 阿部典英の全て 

         工作少年、イメージの深海を行く
   

    
 会場:北海道立近代美術館
      中央区北1条西17丁目   
     電話(011)644-6882

 会期:2012年4月7日(土)~5月6日(日)
 時間:9:30~17:00
     (入館は16:30まで。)
 休み:平日の月曜日(定休日)、5月1日
 料金:一般 1000円 高大生 600円 小中生 300円 

 主催:当館 北海道新聞社 

 ※ イベント多数 

ーーーーーーーーーーー(5.4)


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 今展は5月6日までだ。遅い鑑賞になった。しかも、写真撮影可能だった。会期はあとわずかですが、宣伝も兼ねて、会場風景だけでも紹介していきます。


 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


 僕はこの10年ぐらいしか典英を知らない。しかし、その間に随分と回顧展らしきものも開催されていたので、ある程度の古さの作品は知っている。初期のの油彩画もポルト会館で見知っている。だから、おおよその流れは分かっていたつもりだが、高校時代の書には驚いてしまった。書と言うより、落書き、素描、デザイン、絵画として見た方がいいだろう。

 とにもかくにも、その書を掲載します。


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 書は全て高校書道部時代のものだ。凄い、圧巻だネ。この胆力、エネルギー、迫力、天晴れとしか言いようがない。


 以下、第2室の風景。

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 ②に続く

by sakaidoori | 2012-05-04 23:16 | ☆札幌・近代美術館
2011年 05月 10日

1541)「てとてとマート 東日本大震災チャリティー」インナーガーデン 5月8日(日)・15日(日) 他

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○ てとてとマート 

  東日本大震災
    チャリティー・アート・マーケット
 
  

     主催・企画:北海道教育大学岩見沢校美術専攻生

 
 会場:インナーガーデン
      札幌駅前ビル sapporo55・1階
      (紀伊國屋書店札幌本店入り口前)
     電話

 日程:第1回 2011年5月8日(日)・15日(日) 11:00~19:00 
     第2回 2011年7月2日(土)・3日(日)       時間未定

 特別企画:5月8日(日)  ライブ・ペイント           14:00~
        5月15日(日) 山本将平アコーステック・ライブ 14:00~ 
                 ライブ・ペイント            15:30~  

ーーーーーーーーーーーーー(5.7)

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 会場は紀伊國屋札幌店の北側入り口付近。「本店前」と案内にある。「札幌駅前ビル・sapporo55」はどこだろうと、紀伊國屋のあるビルの廻りをぶらぶら歩く。建物の外側から、中で何やらしているのが見える。ようやく見つけたその場所であった。何てことはなかった、「紀伊國屋書店札幌店・北側入り口付近」であった。


 そこには女子学生がマイク片手に呼び込みをしている。入り口を塞ぐようにして何人も並んでいる。「24時間、愛は地球を・・・」スタイル調の白服だ。その明るく元気な女性若者雰囲気に、中年親父が入るには気後れしてしまった。やっと見つけたこの場所、返るわけにもいかない。

 壁際には絵画などが陳列、売値を見ながらグルリと廻るが、やや商品不足の感じ。作品も力作という感じでもなく、小品を気楽に出品しているといった感じだ。
 中央テーブルには本当に小物が並んでいる。当世言葉で「カワイイ」グッズがお行儀良くお披露目だ。値段も手頃だし、楽しい気分だから絵画よりもこちらの方を楽しんだ。
 気付けば、ライブ・ペイント作品がそれなりの大きさで奥の方にっあった。その付近で筆をもてあそんで何やら書いている。その時書いていた字は時間つぶしの腕ならしなのだが、1枚300円で「リクエスト書」の受付中とのことだ。担当は書専攻の学生だ。『そうか、書もこの学校には合ったのだ』と、妙に嬉しくなった。虚ろに覚えている詩をリクエストした。長い詩だが冒頭を書いてもらった。


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1541)「てとてとマート 東日本大震災チャリティー」インナーガーデン 5月8日(日)・15日(日) 他_f0126829_8385798.jpg 時間つぶしの時の書き方とは違って、気合いがこもっている。小さい字ばかりなので手首を少しずつ動かすだけなのだが、時に素早く筆を払う動作が僕の目を驚かせる。それは僕の意識のスイッチ・オンでもあった。書き手の緊張感がグッとくる、思わず写真を撮り始めた。カタカナ、漢字、ひらがな混じりで長い文章だ。大きな字での書き出しでどうなるかと思ったが、見事に収めてくれた。
 学生にとって、実演販売などは初めてではなかろうか?金額は300円、たかだか300円、されど300円で気合いも入ったのだろう。しかもその金額は寄付金だ。僕にとっては寄付行為という意識は無いのだが、良いものを見させてもらった。良い作品を書いてもらった。

 他にも小物でお気に入りを見つけた。
 会場では写真撮影の話をしなかった。若い女性のムードに気後れして声が出なかった。僕の所有物で、会場の品々や雰囲気をご想像下さい。


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 書は○○亜耶。伏せ字は伏せているのではなくて聞き忘れたからです。そのうち分かるでしょう。
 豆本とフェルトの小物、作家は?ご存じの方、教えて下さい。


 「書」、この続きを書いてもらいたくなった。あるいは違う詩にしようか?短歌でもいい。来週も実演書があるのかはわからない。


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by sakaidoori | 2011-05-10 09:23 | ★その他
2011年 02月 11日

1458)「樋口雅山房・吉祥文字展」・STVエントランス・ホール 2月7日(月)~2月27日(日)


○ 樋口雅山房・吉祥文字展


 会場:STVエントランス・アート
    中央区北2条西2丁目
     STV北2条ビル 1階ホール
    (南進一方通行の西側のビル。) 
    電話(011)207-5062

 会期:2011年2月7日(月)~2月27日(日)
 時間:月~金 9:00~18:00
     土・日  9:00~16:00

ーーーーーーーーーーーー(2.11)


 遊び心と気骨さと。そんな書展だ。


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     ↑:左から 「喜(古文)」、「寶を招いて進む」、「寿(古文)」。

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          ↑:「遊」。


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1458)「樋口雅山房・吉祥文字展」・STVエントランス・ホール 2月7日(月)~2月27日(日)  _f0126829_23202173.jpg 禅は知らない、華叟のむすこ
 この凶雲(一休)に、禅では通らん
 一生ほぐれぬ、肩のコリ
 背負うは松源、ただひとり
             (柳田聖山・訳) 注・松源=禅師の名。

 禅の心を同輩の輩は正しく知ってはいないし、伝えてはいない。だから一休に禅の話をしても無駄だ。そういって同時代を突き放し、自賛している。そして故人・禅師松源の遺徳を讃えた漢詩だと思う。


 一休・凶雲集の中から、雅山房のもっとも好まれた漢詩なのだろう。一休の世間を突き放し、かつ己の存在の不動さを宣言した自賛の詩を、自分自身に置き換えているのだろう。




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          ↑:「遊」。




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1458)「樋口雅山房・吉祥文字展」・STVエントランス・ホール 2月7日(月)~2月27日(日)  _f0126829_2350947.jpg うたのわかれ(禅者一休の最後の言葉。)

 シャバよ、さよなら、
 伝えておくれ、
 虚堂(一休の前身)きたとて、
 半文ない、と。 (二度めはダメである。)
              (訳:柳田聖山)

 1481年、入滅にさいして書かれたもの。某寺に一休の真蹟があるとのことです。

 いわゆる、一休の辞世の句です。
 一休には他にも別れの詩がある。そちらは好色・一休らしく、「さらばさらば」と、美人の膝で語り、時は過ぎいき来世の雨を詠っている。

 一休の辞世の句に、己の今後の意気込みを仮託しているのだろう。「シャバよさらば、これからは好きなことのみをするぞ!」



 会場に飾られた一休の詩、それは書の力の可能性を開きたい願望であり、自己宣言でもあろう。
 同時に、氏の遊び心は何やら中国旧正月の雰囲気がある。どこからか爆竹が聞こえそうだ。新しき歳を言祝ぐ言葉、それが文字・漢字・書の原点であったことは間違いないだろう。
 現在に「書」の力があるか?いささか疑問ではあるが、だからといって絵画や美術に現代を突き進み切り開く力があるか?と問われれば、やはり疑問符がつくだろう。疑問符が付こうとも人は何かをせねばならない。その行為が人の記憶に残れば幸いであるが、残る保証はない。

 STVエントランス・ホール。職場の回廊に置かれた禅師の言葉、書家の遊び。現代とは面白い時代だ。余暇人の風流と笑う人もいるだろう。大いに笑われれば雅山房も本望だろう。笑う人に雅山房は、舞って遊んで応えるだろう。


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1458)「樋口雅山房・吉祥文字展」・STVエントランス・ホール 2月7日(月)~2月27日(日)  _f0126829_0232680.jpg1458)「樋口雅山房・吉祥文字展」・STVエントランス・ホール 2月7日(月)~2月27日(日)  _f0126829_0235811.jpg
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by sakaidoori | 2011-02-11 23:10 | STVエントランスホール
2010年 07月 30日

1319) 市民ギャラリー 「第24回 北海道墨人展 公開制作会」 終了・4月21日(水)~4月25日(日)


○ 第24回 北海道墨人展

 会場:札幌市民ギャラリー・1階第3室
     中央区南2条東6丁目
     (北西角地)
     電話(011)271-5471

 会期:2010年4月21日(水)~4月25日(日)
 時間:10:00~18:00
   (最終日は、~16:00まで。)

※ 研究会    ⇒ 4月25日(日) 14:00~ 会場にて一般公開
※ 公開制作会 ⇒ 4月24日(土) 13:00~ 会場にて
                25日(日) 11:00~ 会場にて

 【出品者】
  21名。 

ーーーーーーーーーーーーーー(4・24)

 樋口雅山房が在籍されているので、書展のなかでは毎回見るようにしている。
 本展作品を紹介する前に、公開制作風景を紹介します。


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 会場一杯に広げられた新聞紙だ。書が始まれば単なる保護紙として、この新聞紙に目を運ぶ人はいない。「字」と「数字」でびっしりと埋まり、リズムの為に写真と色がある。この上に大きな白紙が並び、「一文字」に書家が精神をぶっつける。書と新聞紙、実に相性の良い組み合わせだ。

 そんな戯言はともかくとして、真っ先に最後に登場した飛び入り書人・本田滋さんを紹介しよう。

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 まさに気合い一発、「エイッ、ヤー、トォー」と、一気呵成に書き上げられた。「望」である。
 本田滋さんは、昨年もこの制作発表会に飛び入り参加し、書いた字を記念に持ち帰られたと聞く。その時の字は「希」。つまり、今年と合わせて「希・望」である。

 氏とは絵画を通した知り合いである。何かにつけお世話になっている。だから紹介したい、ということもある。が、それだけではない。当然なことだが、墨人会の書家たちとは書きっぷりが全然違う。氏の参加によって、墨人の特徴がはっきりした。

 本田さんの神髄は「スピード」だ。スピードの為の「力」だ。野球で言えばバッターだ。何も考えず、きた球を打つ。歯を食いしばり、パワーを最大限に生かすべきバット振り抜く。本田さんは気合い声を張り上げて、後は力の流れで押し進み、最後に残った力を全部さらけ出して終わりだ。

 書家は「リズムと流れ」だ。それを生かすべく力に強弱を加え、紙に残る墨の「黒」を確認しつつ、筆を終える。目は筆先に集中し、紙面全部を眼中に描き、筆の腹が紙を走る。精神の集中は足さばきに現れている。
 それを明快に見せてくれたのは太田俊勝氏だ。
 氏は予定外の参加であった。
 筆全部を使い素早く太く円く、転じて筆先がいつ紙面を走るのかという溜め込み、息が詰まり会場には緊張感が走った。丸く小柄な体躯が、ゴムまりが踏みつけられて、破裂するかのような力感があった。
 できばえの「字」は、書かれたスピード感とは逆にみえる。素早く書かれた前半の太い部分はゆったり書いたように見える。点描ラインは神経質に素早く見える。

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          ↑:「危」。


 以下、写真だけを載せます。パフォーマンス書としては、女性陣は軽く見えた。一気にあっさりだ。


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 何と読むのだろう?どなたか教えて下さい。


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by sakaidoori | 2010-07-30 01:00 | 市民ギャラリー
2010年 07月 23日

1309) 資料館 「第6回 青青社書展 ~書をたのしむ」 終了・4月27日(火)~5月5日(水)


○ 第6回 青青社書展
   青青社主宰・竹下青蘭


 会場:札幌市資料館 2階1・2室
    中央区大通西13丁目 
     (旧札幌控訴院。
      大通公園の西の果て)
     電話(011)251-0731

 会期:2010年4月27日(火)~5月5日(水)
 休み:
 時間:10:00~18:00
     (最終日は、~16:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(5・4)

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     ↑:第1室。


 書は字を書く芸術です。今展は、字にこだわらない「書」展です。いわゆる前衛書です。もっとも、前衛書にチャレンジする有志展ではありません。前衛書家・竹下青蘭女史が主宰する教室の仲間展です。だから、青蘭女史の筆跡なり呼吸感が色濃くなるのも仕方がないところで、それはそれとして楽しむべきでしょう。

 結構楽しんで見てきたのですが、2ヶ月も前のことですから、改めて文章にするとなると難しいものがあります。思いだし思いだし書いていきましょう。 

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     ↑:上、中村紫泉「北のロマン」。
     ↑:下、桜庭青泉・「灼熱のインドより」。

 違う人による作品ですが、2枚の比較の妙を楽しめます。
 上の作品は北国雪景色が直ぐに連想されるような絵画的作品です。
 下の作品は梵語が連想されて、梵語=インドという主張です。共にタイトルが作品を膨らます効果をねらっています。ストレートすぎる点が面白味に欠けますが、二つが並ぶと効果満点。


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     ↑:上、石崎裕子・「海より」。
     ↑:下、佐藤小蘭・「温より」。

 「海」、強く入って流れて強く押さえて、そして再び強く入って流れて強く押さえて、そんなリズムの繰り返し。極太の筆先に適当に飛沫を交えて、「海と波」を表現しているのでしょう。

 「温」、極力飛沫を押さえて、強く丸めて、強く移動して、求心的な字に見えます。なるべく「温」を逃がさないで、力強く内に留めてギラギラさせたい感じです。


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          ↑:左側、小野里裕子・「晃より」。
          ↑:右側、熊谷裕子・「光」。

 ともに人体に見えます。「座る人」と、「走ろうとする人」です。墨と筆によるデッサンです。
 筆運びが字を書く約束事から解放されていて、それでいて自分の線を出そうとする工夫を感じます。


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     ↑:江崎青光・「ありがとう」。

 何て書いてるのかなと思って「タイトル」を読んでみると、「ありがとう」。確かにそう見えるのだが、あまりこういうストレートなタイトルは好みではないですね。ここは「無題」でいきたい。もっとも、書家が感謝を込めて命名しているのでしょう。


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     ↑:長家直子・「晩より」。

 笑う小象の顔に見えてしまった。


 大きな紙の書でした。前回の展覧会とは大分趣が違います。余白を生かそうとして、コンパクトになった感じです。そのコンパクトさが床の間に会いそうです。


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 上の一文字?コーナーは小さい字ですが、それぞれが個性を出そうともがいているみたいで、楽しく見れます。

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          ↑:佐々木絹子・「佛による」。

 佐々木さんとは会場で楽しく語り合うことができました。
 「佛」なのに「笑」と読んでしまって、そのイメージが強く頭に残って、何を語り合ったのかは忘れてしまいました。少し墨が薄い感じでですが、沢山の字画を上手く納めていて、次はもっと大きな作品を見たいものです。


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          ↑:熊谷絵里・「春のイメージ」。

 若い方です。「寿」と読んでしまいました。力強さに欠けますが、素直に綺麗に書いた感じです。


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          ↑:永森常代・「無感」。

 大胆でザックバランな黒の面積比率です。対して右側は細かく切り刻んだ筆跡で好対照です。全体が「ザ・スミ」という大らかな主張です。小なりとも、果敢に何かにチャレンジしているようで、良い作品と思います。



 以下、第2室の模様です。

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     ↑:飛騨義昭・「飛」。

 今展一の楽しい絵です。

by sakaidoori | 2010-07-23 19:25 | 資料館
2010年 07月 10日

1292) 市民ギャラリー 「第18回 国際高校生選抜書展  <北海道展>」 7月7日(水)~7月11日(日)


○ 第18回 国際高校生選抜
    <北海道展>


 会場:札幌市民ギャラリー
     中央区南2条東6丁目
     (北西角地)
     電話(011)271-5471

 会期:2010年7月7日(水)~7月11日(日)
 時間:10:00~17:00
   (最終日は、~16:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーーー(7・9)

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     ↑:上の2枚の写真は優秀作品コーナー。


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     ↑:上掲2枚は道内入選作品群。


 
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          ↑:入選・帯広柏葉高校2年・新田雪乃。

 大きくてもっとも目立った字、という事での推奨作品。何と読むのかが分からないのが辛い所です。何方か教えて下さい。気分は「山男」とか「雪男」といったイメージです。左右対称文字構えで、廟廊の看板にピッタリでしょう。この気分で「栄通」と書いてもらいたいものです。


 さて、以下優秀作品を載せますが、中国籍、台湾籍、マレーシア籍の中国人を初めに載せます。国籍による、本場「中国人書」の違いがあるかどうか?気になる所です。


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 ↑:左、「大賞」・中国 上海市敬業中学2年・顔晏。
   右、「大賞」・台湾 高雄高級工業職業学校・宋 佳華。

 左側の顔君、強くて几帳面な楷書です。一字一字に根(コン)を詰めて、これだけの字数を書き上げるとはたいしたものだと思う。しかも中学2年生。もっとも、この学年が何歳なのか?知りたいものです。いずれにせよ、ゆるぎない字面の構築に感心した。
 文章は李白に関したものでしょう。「君見ずや、黄河の・・・」。顔君にゆったりと中国語で読んでもらいたいものだ。李白の天地を漫遊する姿が中国語の音色で再現されるであろう。 

 一方、右側の宋君、ややくせのある流れるような行書です。顔君とは違って、個性発揮の心構えで、中国画の背景の添え字を彷彿させる。筆を立てて書いているから、流れるような姿だが、硬直なりりしさがある。この書は誰なのだろう?いずれにせよ、古書なり伝統書の臨書を沢山経験しているのは間違いない。だから、個性的な字とはいっても伝統の範囲内ということは言える。が、これほどまとめきるとはたいしたものです。
 顔君にせよ宋君にせよ、臨書の経験豊富さに日本人との力量の差を感じた。


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     ↑:「大賞」・マレーシア 芙蓉振華中学5年・張 暁盈。

 もうこれは格調高い立派な書でしょう。敢えて言えば、始まりの字なり横文字が重なった時に極太の字になっているのが気になる所だが、原書がこういう字なのだろう。これだけの字の集まりだ、これはこれで個性的と見るべきなのだろう。自由闊達に「書」に親しんでいる姿を思う。


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          ↑:「文部科学大臣賞」・大分県大分舞鶴高校3年・小田原廣太。

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     ↑:(二行目の始まりの一字目と二字めの語尾の流れ。)

 ちょっと癖が強くて僕好みの字ではない、だから評価もわかりかねる。
 癖は字の最後に強く表現されていて、おそらく原書の書家は独特の個性の持ち主なのでしょう。曰く、「オレの字が一番」そんな書家の雄叫びが聞こえるようだ。癖はあるが、筆の使い方成りは巧みで、これほど癖のある書をマスターしたという点が、評価の対象なのだろう。個性的な書のマスター度にウエイトがあるとしたなら、ありていの見慣れた臨書ばかりにチャレンジするな!という主宰者側のメッセージなのかもしれない。


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     ↑:左側、「準大賞」・旭川龍谷高校3年・土田あずさ。
     ↑:右側、「優秀賞」・富良野高校3年・松藤真理子

 石碑です。ともに力感溢れるたくましい字です。


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          ↑:(部分図)「大賞・鹿児島県商業高校2年・梅下優人。

 横拡がりの古風な字を丹念に書き進めている。中国人の書を褒めたが、梅下君の丹念さ、臨書経験豊かさもたいしたものです。
 文中に「敦煌」という字が見える。「秦漢」も「蜀」という字も。官職名も見える。いつ頃の字だろう?きっと有名な書体であり文書であろう。こういう書の出所も知らずして印象を書き進めてきました。僕の書の理解度を前提にして読み終えて頂ければうれしいものです。
 

by sakaidoori | 2010-07-10 23:26 | 市民ギャラリー
2010年 03月 04日

1217) ICC 「アートな事情ワークショップ Vol.0 (八戸香太郎)」 終了・2月19日(金) 開演19:30~

○ アートな事情ワークショップ Vol.0
   ゲスト・スピーカー 八戸香太郎(from NYC)


 会場:インタークロス・クリエイティブ・センター(ICC) 1階・カフェ
      豊平区豊平1条12丁目1-12
      (地下鉄東西線「東札幌」2番出口より徒歩10分。
       東北通りに面して、向かいが「むつみ公園」。)
    
    http://www.icc-jp.com/ja/access.html

 会期:2010年2月19日(金)
 時間: 開場 19:00 開演 19:30~ 
 料金:無料 

 主催 企画:(株)HandMade ICC
 制作 協力:MAGICALCAMP NPO S-AIR theMAGIKAL AAプロジェクト

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○ 八戸香太郎プロフィール
   1977年 札幌生まれ
   1996年(19歳時) 書の修学の為に京都に移住
                 京都造形大学大学院
                 多くの国で個展・パフォーマンス・ワークショップを開催
    ・・・
     近年までロンドンと京都にアトリエを構えていたが、2009年よりニューヨークと札幌にベースを移す。


 2部構成のワーショップ。
 Ⅰ部は、70分程の海外アート事情の講演。
 Ⅱ部は、15分程の書のパフォ-マンス。

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 33歳と、若くて精悍な体つきのアーティスト(書家)だ。
 話の内容はイギリス、アメリカのアーティストから見たアート事情だ。知識としてはそれなりに面白いのだが、話の内容よりも、話しぶりの明快さには感心した。欧米で武者終業しているだけあって、「何を語るか」という姿勢がしっかりしている。話にブレが無く理知的にグイグイ進んだ。あっというまの70分だった。
 自分はどういう表現者か、何を目的に何をする人か、セールスポイントは何かを自己分析し、明快に語ることができる人だ。海外に出たい人、外人と何かを共同でしたい人は、八戸氏に学ぶところだいである。他者との関係を深め、構築する能力を身につけないといけないだろう。それは言語力以前の問題で、身振り手振りで積極的に相手に関わる姿勢だ。
 海外事情という知識よりも、自己PR能力という姿勢を八戸香太郎氏から学ぶべきだろう。彼は札幌生まれで高校まではここで育った人だ。生い立ちは道内だ。僕の廻りに、道内人で彼ほど明快な人を知らない。

 ということで、話の内容は省略します。


 そして、何よりも彼は表現者だから、本領発揮が一番興味があるわけです。どういう視覚表現とパフォーマンスをするのか、どういう「書」を書くのかです。

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 大きな筆で大胆な字を書くものと思いこんでいたので、小筆と映像&BGMによる舞台装置に一瞬戸惑ってしまった。精悍な体つき、明快な言葉の運びとは裏腹に、神経質な筆の運びはペインティング的で神経質でもあった。「書」というよりも、描きぶりのスタイルを見せる舞台になっていた。

 道具立てはこうだ。筆に映写機を取り付けて、その映像がバックに流れるという手法だ。手や紙は激しく動くが、カメラ目線は動かない。常に筆先に焦点があわせられて、その周囲が目くるめくようにして、鑑賞者の目に飛び込んでくる。実際の筆の運びはそれ程の早さではないのだが、書かれる紙を激しく動かすので、線の世界が我々の目を襲う。
 圧巻は白い小鉢の中の墨を筆で揺する時だ。激しい筆の動きは、そのままカメラの運動に転化される。カメラの写す小鉢は、流動体としての黒墨をモノトーンの荒れ狂う闇夜として画面一杯に映し出される。必要以上の墨の撹拌(かくはん)は、ガチャガチャと歯ぎしりのような音を会場にとどろかせ、うねる映像と重ねられて、まさしく八戸香太郎ショーとしての独壇場であった。

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 パフォーマンス、あるいは劇としては見事としか言いようがない。後に残るのは作品としての「絵」あるいは「書」の問題だ。
 八戸氏は自分の書を筆の運びとして語っていた。上手くいく時は筆が自然に流れるという。王義之的な神聖の境地だろうか?王義之に憧れて生まれたかもしれれない「かな」の世界だろうか?
 この日、遅れて書家・樋口雅山房がやって来た。氏は己の書を「腕の運び」と言い、八戸氏との違いを語っていた。書の持つ武器としての側面が雅山房の一面でもあるのだ。八戸氏は優雅・典雅さを併せ持ちたいのだろうか?

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 無事ワーショップも終わり、パーティーへと移行した。沢山の参加者であった。当館の性格上、若手の人だかりといってもいいだろう。
 樋口雅山房と八戸香太郎氏も、共に書に情熱を傾ける者同士での一時である。大先輩と新進気鋭の若手の組み合わせだ。

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 誰もいないパフォーマンス会場を覗くと、片づけられた舞台に作品が綺麗に並べられてある。
 静かに見れた。基本的には「線」の人なのだろう。線が自動増幅するのを見守りたいのかもしれない。書の持つ胆力は、氏の場合には舞台の勢いに置き換えられているようだ。

by sakaidoori | 2010-03-04 19:43 | S-AIR