栄通記

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2013年 10月 10日

2252)①「PASS[写真展](福島修一の場合 堀内つつみ 大澤信雄)」 コンチネンタル 10月8日(火)~10月13日(日)

  


PASS [写真展] 


堀内つつみ 
大澤信雄 
福島修一
     
     

    
 会場:コンチネンタル・ギャラリー  
      南1条西11丁目 コンチネンタルビル・B1F
      (西11丁目通の西側)
      電話(011)221-0488

 会期:2013年10月8日(火)~10月13日(日)
 休み:
 時間:10:00~19:00

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.8)



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   ↑:福島修一


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   ↑:大澤信雄


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   ↑:堀内つつみ




 男と女、カラーとモノトーンという若い3人、個展に準じる合同写真展。道内の風景全般(福島修一)&札幌の都心風景(大澤信雄)&こだわりに特化した心象的風景(堀内つつみ)、と言っておきましょう。




 (以下、敬称は省略させていただきます。)

 通路は開かれていますが、それぞれ独立しています。入り口の福島修一から始めましょう。



福島修一の場合 



    1976年 北海道生まれ。
          白黒フィルムを使用した日常的風景を撮影。




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 さすがは入り口の一番バッタ-だ。真四角で統一し、つけいる隙を見せない強いバリアーを感じる。力の入った展示だ。黒を強めにして風景をビシッと撮っている。


 記憶違いでなければ彼の昨年の富士フォトでの個展を見た。随分と楽しんだ。会話も交えた。そんな経緯もあるので、多めの福島修一編になるでしょう。


 というわけです。まずは何点か毎の作品掲載です。



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 次の個別作品を見ながら記していこう。


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 (前回の個展を見ての印象に基づいて、記していきます。)


 前回は中景的距離感で、ありふれた道内の風景を撮っていた。「そこが何処かわからない」というのが最大の特徴でもあった。ある定点に鑑賞者を導かない、という主旨だ。何でもない視点とあまりにも普通なのが引っかかった。たぶん、やさしくしっかり被写体を見つめている姿勢に好感を持ったのだろう。不特定生は、金太郎飴的な同じ風景という北海道を意味しない。場所を特定させる事による先入観を排すること、目の前の普通の風景を常にしっかり見つめれること、にあったと思う。しっかり見るが強くは見せないがポリシーだ。

 今回も似たような風景の羅列である。そこが何処かは特定しにくい。
 が、最大の違いは、痛ましく思える風景が多い。あたかも災害後の場を想起する。作品は小振りだが、真四角で視点を中心に向けさせている。黒も強くなった。「日常的風景の撮影」と撮影者は説明しているが、とても日常的な気分では見れない。前回のポリシーから脱皮しようとする福島修一を見る思いだ。

 だから、今展の撮影者は「PASS 通過点」というより、飛躍点、脱皮点の気構えを感じる。

 次回はどんな「日常的風景」に迫るのだろう?楽しみだ。



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 都会を撮ることは撮影者には一服の清涼剤かもしれない。写真の情報量が多くて、不特定性を無理強いすれば不自然になる。普通に撮れば良いだけだから。

 それと、展示の工夫で作品の角が丸く見える。その分、全体を和らげていた。黒と強さを丸みで抑えている感じだった。撮影者の気配りだろう。というか、この空間をかなり研究したようだ。



 ②に続く
 

by sakaidoori | 2013-10-10 07:00 | コンチネンタル | Trackback | Comments(2)