栄通記

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2016年 05月 06日

2512) 「アトリエ・Bee hive 展 2016」 茶廊法邑 4月27日(水)~5月8日(日)

アトリエ・Bee hive 2016 
   
    
 会場:茶廊法邑
     東区本町1条1丁目8-27
     電話(011)785-3607

 期間:2016年4月27日(水)~5月8日(日)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~18:00
     (最終日は、~17:00まで) 

 【参加作家】
 齋藤由貴 佐々木けいし 佐々木仁美 佐藤あゆみ 辻有希 富樫麻美 松田郁美 森まゆみ 安田暖々子 吉成翔子 ・・・以上、10名。

ーーーーーーーーーーーーーーーー(5.1)



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 「ビーハイム」という名のアトリヱがあって、そこを制作の場としている社会人のグループ展。まとめているのが佐々木けいし氏、氏は北海道教育大学で金属造形を指導している。だから、その大学の卒業生であったり金属造形作家が多いが、他の大学卒生や、絵画や木工というジャンルの人もいて、いろんな人のいろんな展覧会。たまたま「ビーハイム」に集まった人達が、主義主張を共有せずに、「日々の精進を見せる」・・・と、僕は今展を理解している。
 バラバラな集合体ではあるが、「若さ」と、「インスタレーション風展示(空間表現)」が強力な特徴だ。そして「女性」らしさも。

 10人の参加だが、それなりにスッキリしていた。
 各自、それなりに大きく、それなりに自己主張をし、それなりに不思議さ、ヘンテコさがあった。

 なるべく多くの作品を載せます。掲載漏れもあるでしょう。ご勘弁を。



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   ↑:以上、吉成翔子、「ほこほこ」。


 「私の巣はいつも私を笑顔にしてくれます」(作家の言葉)
 「夢見る少女」のような世界。
 最近は線描作品をよく見かける。金属を線描にして壁に絵を描く、日記風に、軽くステップを踏むように・・・「かわいい」吉成世界だ。
 だが、僕はこの卵のような吉成・立体を愛している。こういう巣のような、卵のような、寸胴のようなヘンチクリンな形が野原にコロンコロンとしていたら、僕はただただその周りを歩いたり、触ったり、中を覗いたり、一人でもぞもぞと口ずさんだり・・・何よりこの形をいつまでも愛でていたい。



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   ↑:以上、齋藤由貴、「天色(あまいろ)の地」


 青い空間と植物と空気と風を描いている。寝そべって見てもらいたいから、秘密の寝室仕立てだ。ことさら色気のある部屋ではないが、「少女と女」の中間にいるみたい。
 絵画は、なかなかの大作であり力作だ。「充実の齋藤由貴」だ。
 齋藤由貴は、どうしても何かを具体的に描きたがる。それらしく描いていなくても、「何か」を前提にしている。一方、それとは逆に空気とか臭いとか、「目に見えないもの」も描こうとする。それは良い。良いのだが、具象表現に引きずられて、ムード過多の作品になりがちだ。今作、確かに植物も描いてはいるが、画面のほどよい脇役だ。この青色と、そこで織りなす多様な色と重なりで、どれだけ上昇気分を満喫できるか!なかなか良い案配だ。




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   ↑:以上、佐々木仁美、「人間の棲家」。


 「大地」を感じた。
 ロマンチックに、ヒューマンに、それが佐々木仁美の基本だと思う。「愛の賛歌」と言ってもいいのだが、若さと女性らしさからくる甘さも感じている。
 今作、家々はこれ見よがしの「愛」に包まれてはいない。きっと几帳面に規則的に並んでいるからだろう。今までの作品はどうしてもこの「家」なり「家々」を中心にして作品が成り立っていた。今回は立体の「形」が命だ。家を成り立たせている「大地」を感じてしまった。「どんな人であれ、この大地こそ!」と作家は言っている。




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   ↑:松田郁美、「帰る場所」。



 今回の松田郁美は旧作の再登場。ということで、感想は省略です。充電完了後の新作を期待しよう。





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   ↑:安田暖々子



 白が浮遊している。白いヒツジがそこに在る。
 安定した宙ぶらりん感、しっかりした羊たち・・・羊は紙粘土で、おそらく鋳型があるのだろう、その鋳型の羊は小さいながらしっかりしている。几帳面な作り手だろう。羊の形に遊び心は少ない、羊を一個一個作り、それらを沢山並べるのが「遊び」なのだろう。

 一個、買った。そしてテーブルの上で飼っている。軽くて手にも目にも優しい。




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   ↑:以上、森まゆみ




 金魚です。いや、鯉でしょう。いえいえ、鯉のぼり。メダカの変身でしょう・・・などなど、なぜかしら色スッキリな魚たちが泳いでいる。金属の力と根気勝負の作品とは違って、気楽そうにスイスイス~イ、この気楽さ気ままさがセールスポイントだ。



 (編集中。続けてもう少し載せます。小休止。)

by sakaidoori | 2016-05-06 23:34 | (茶廊)法邑 | Trackback | Comments(0)