栄通記

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2018年 09月 03日

2581)「キオ・グリフィス個展 “Kio Griffith 「」”」終了・cai02 8月4日(土)~8月31日(土)


キオ・グリフィス個展
Kio Griffith 「」 
   

         
 会場:CAI02
      中央区大通西5丁目 昭和ビル・B2 raum1    
      (地下鉄大通駅1番出口。
    ※注意⇒駅の階段を下りてはいけません。
          昭和ビルの地下2階です。)
     電話(011)802-6438

※ オープニング・レセプション他⇒2018年8月4日(土) 19:00~22:00

 会期:2018年8月4日(土)~8月31日(土)
 休み:日曜・月曜・祝日  
 時間:13:00~19:00

 主催:CAI現代芸術研究所 011-802-6438
      

ーーーーーーーーーーーーーーー(8.31)


 久しぶりに地下室のCAI02を覗く。最近はあんまりギャラリーそのものに行っていなかった。

 相変わらず意味不明な展覧会をしていた。

 会場風景を見て下さい。


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 現代美術って、凄くデザイン的なんだ。というか、今回の展覧会はデザインそのものに近い存在だ。もっとも、デザインではない。
 デザインとは最大多数の最大幸福を目指すもので、人畜無害で目に優しく心に軽やか、を基本にしている。だから、赤は血に直結するどす黒さではいけない、フラットで心がたぎらないのが基本だ。踊りたくてハッピー気分を満喫させるのはOK!要するに、絶対にマイナス指向になったらだめなんだ。なぜかというと、商売に直結しているから、「売れる」美的センスがないとダメなんだ。それも、「かなり売れる」美的センスが高い評価になる。もっとも、売れるかどうかは、売ってみないとわからないから話が面倒なのだが、「かなり売れる、凄く売れる」ことは前もってわかり難いが、ある程度の予測はプロのデザイナーなら見当がつく。なぜなら、それがプロだから。

 話を今展に戻そう。
 欧米の現代美術は絶対に個人の自己表現をお題目(目的)にはしない。「他者との関わり」、これなくしては現代美術とは言わない。日本の現代美術とはこの辺が根本的に違う。日本は、「自己表現」ありきを前提にして、それに終始して、他者との「触れ合い」を求めて美術表現をしている。「情緒的触れ合い」であって、「個と個の闘いにもにた触れ合い」とは違う。
 欧米で、自己と他者を結びつけるものは何かというと、「絶対の個人主義」だ。「絶対に譲れ無い個人、自我」!その個人が他者とどう結ばれるかが彼等の現代(永遠)の願いだ。その願いを、一端自我(固有名詞)を不問にして最大多数の最大幸福に置き換えたのがデザインだ。トコトン我(が)の嫌らしさを残しながら、それでも誰かと結ばれたいとする表現が現代美術だ。「結ばれ」という意味でデザインと欧米現代美術は運命共同体だろう。

 今展のイス、真っ二つに割ったイス、座ることのできないイス!実にくさい表現だ。ここに狂言のような泣き笑いを見るか、哲学的な存在の危うさを見るか、精神分析的なアイデンティティーの危険性を見るか、あるいはデザイン的な装飾を見るか、それは見るこちらの問題だ。ただ、どうみるにしても、ググッと心に来たならば表現者は喜ぶだろう。何も伝わらなければ・・・それはそれで良しとしたもんだ。










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by sakaidoori | 2018-09-03 04:02 | CAI02(昭和ビル) | Trackback | Comments(0)