栄通記

sakaidoori.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

タグ:エロス ( 2 ) タグの人気記事


2013年 10月 13日

2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)

  



小峰尚・個展
 
夜にひらく花たち
  
           



 会場:ギャラリー ミヤシタ
      中央区南5条西20丁目1-38 
      (南北の中小路の、東側にある民家)  
      電話(011)562-6977

 会期:2013年9月30日(月)~10月6日(日)
 休み:
 時間:12:00~19:00 
     (最終日は ~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.6)


2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_17421945.jpg




2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_17423572.jpg




2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_17424794.jpg




 裸婦像のタイトルは「夜にひらく花」と思っていいでしょう。



 変則的ですが部分ですが顔を載せます。


2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20235219.jpg



2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_202497.jpg
2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20242180.jpg



2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20243733.jpg
2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20245375.jpg





2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20375342.jpg



2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20395873.jpg




2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20401690.jpg
2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20402460.jpg




2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_2045145.jpg
2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20444428.jpg






2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_2050441.jpg



2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20503524.jpg
2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20504684.jpg




 驚いたね-。
 何を驚いたかって?
 「こういう作品」がギャラリーミヤシタに並んだことだ。
 小峰尚が造形美を越えてエロス美へと大転換したことだ。

 小峰尚は陶による造形作家だ。エロスを秘めながらも、妖艶な見えざる力などを造形にしていた。こともあろうに、「そのまんま東君」よろしく女そのものを作り始めた。まるで女性美に目覚めた画学生のようにして。


 「こういう作品」と言った。要するにエロスなのだが、その裸婦姿、制作姿勢はあまりにオーソドックスだ。教科書的彫塑像の範囲内だ。学生っぽいのだ。確かに大きな乳房などは若干の誇張はある。ヨガ風の姿勢でエログロ的要素も感じられる。中年好みの怪しげなポーズもないではない。
 が、作品の顔や肌に対する作家の姿勢はいたって真面目な写実的態度だ。「清楚で柔肌の若き女性」というプラトニック・ラブを追求している。髪型を見ればいい。どこか幼げで初(うぶ)な女学生だ。これが小峰尚の今の理想の女性なのだ。乳房は大きいが均整の取れた姿。なぜだかは知らないが、小峰尚は素直に自分の理想を造形化することに全身全霊を傾けた。だが、作品そのものはあまりにも普通の姿だ。
 普通でないところのある当館、あまりに普通さにびっくりしたであろう。しかも、普通でない作品はエログロ剥き出し的だから、困り加減は数倍に増しただろう。

 よくは分からないが、小峰尚は自分の檻とか殻をはがすために理想美を追究したと思う。「オレは女が好きだった。いつもあこがれの女性が心にいた。今、天の心が形にせよと命じている。隠すのを止めて、吐き出して、そして高き願望を目指して羽ばたけ、と命じている。素直に理想の女性をつくることにしよう」


 「理想の女」を追求すると言うことは、「理想のエロス」を追求することになるだろう。ロダン風の「接吻」はプラトニックの極地だろう。現代の先端をなりふり構わず突っ走りたい男が、「接吻」ではものたりないだろう。「男女の和合」、「性器そのものの神秘」等々、雅品からは遠く無縁な世界に行くかもしれない。命題は「永久なるエネルギー」、その源泉を求めてであろう。




2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_20593748.jpg
   ↑:「月」。



2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_211169.jpg
   ↑:「男と女」。




2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_2114183.jpg




2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_2125511.jpg
   ↑:左側、「曲線彫文壺」。
   ↑:右側、「花」。




2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_2171551.jpg
   ↑:(2階に展示されていた作品)「雪」。


 2階は主に実用的な焼き物です。もっとも、ペルシャ風の遺物を思わせる変形壺などもあり、なんとか利器でも遊びたい精神が見え隠れしていた。

 「画学生に戻ったみたい」などと記した。が、この肌感覚は青年のものではない。土質や人肌を知り尽くした、経験豊かな陶作家ならではのものだろう。



 とうとう最後です。ご本人にも登場して頂きましょう。



2258) 「小峰尚・個展 ~夜にひらく花たち~」 ミヤシタ 終了/9月30日(月)~10月6日(日)_f0126829_211218100.jpg




 道外在住の作家です。北海道には縁が深く、やはり記念すべき個展だったと思います。また何年か後に再会できることを楽しみにしています。

by sakaidoori | 2013-10-13 07:00 | ミヤシタ
2010年 04月 22日

1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)

○ 櫻井マチ子・個展

 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:20010年4月20日(火)~4月25日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーー(4・23)

 明るく軽くチョットだけエロス、いえいえ大胆にしてかなりエロティッシュな櫻井マチ子さんの個展です。

 小品は本当に商品で販売を目的にしています。頻繁に開かれる当館での櫻井マチ子個展は、それがいつものパターンです。そして明るい花の絵が一杯です。ところが、今回は渋くモノトーンでの展示構成です。大作や中作を沢山展示。それらは旧作ばかりですが僕にとっては初見です。好奇心一杯で見れた。櫻井ファンで、昔の「櫻井マチ子」を詳しくしらない人には間違いなく楽しめます。
 彼女は今年の芸森での札幌美術展に意欲作を発表したばかりです。過去の作品を見つめて充電しているのでしょう。

 見つめ合ってぽっと頬が赤く染まり、チョットはにかむ姿勢、そんな漫画のようなラブロマンが好きな方にも楽しめる展覧会です。


1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_1834321.jpg



1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_184321.jpg


 色に頼らないでグラデーションや面構成を追求していたのでしょう。非常に丹念で細やかな集中力があり、エロスよりも小魔女に近い。


1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_1812914.jpg
          ↑:「ひとりじゃないの」・F8。

 あっさり&大らかなさえずりです。サイズは小さいが気持ちの膨らむ絵です。

1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_18172395.jpg
1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_1818541.jpg

     ↑:左から、「モノトーンへの想い」・F30。「コルトレーンへの想い」・F10。

 モダン?な線と面、それとセクシャルさをかみ合わせている。こういう研究時代があったのだ。面と形の組み合わせで遊ぼうとしている。正直に描こうとしていて愛着を覚える。


1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_1822405.jpg


1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_18282675.jpg1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_1829146.jpg
1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_1829221.jpg
 ↑:左から、「ポワンポワン」、「バードウォーキング」、「キング・オブ・ヘブン」。

 いずれも旧作。画家というものは何でも描ける。細密画というかデッサン風というか、いろいろと変化した描き方で面白い。小さいがグッドです。
 真ん中の絵は肉の塊に見える。エロスを超えて女体そのものだ。
 右の絵はとても細かい、ランジェリーです。


1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_18345295.jpg



 今展は2人展ではないのですが、隣室とはオープンな関係になっています。ですから、隣のシャープで華やかな水彩風景を見た人が、良い意味で勘違いして櫻井個展会場に入るわけです。初めは「お花の絵」ばかりですから違和感はないでしょう。はてさて、最後まで見届けれるでしょうか?


1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_1840523.jpg
1275) さいとう 「櫻井マチ子・個展」 4月20日(火)~4月25日(日)   _f0126829_18411972.jpg
     ↑:「アイ・ラブ・ジムダイン」・SM。

 ジムダインは現代美術作家とのこと。なぜ洋服なのかは認識不足で語れません。櫻井さんにとって大事な作家なのでしょう。

by sakaidoori | 2010-04-22 19:47 | さいとう