栄通記

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2012年 05月 08日

1737)②「とどまってはいけない展」 さいとう 終了・5月1日(火)~5月6日(日)

   
○ とどまってはいけない 


f0126829_7151454.jpg 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2012年5月1日(火)~5月6日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

 【参加メンバー】
 多数。
 (DMを拡大して確認してください。)

ーーーーーーーーーーーーーー(5.6)

 1736)1番の続き。


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 沢山の人を載せたいのですが、2~3人だけで終わります。

 まずは「帽子の人」です。


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     ↑:網川和美の手作り帽子の世界


 ううう~ん。あんまり元気良すぎだから、うろたえてしまった。だって、「帽子、ブログに載せてもいいですか?」「いいわよ~。私も載せて」なんだから。しかも、いきなりポーズもしてくれるし、またまたうろたえてしまった。


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 作り手本人の元気印にはびっくりしたが、彼女の手になるワンダーランド・ボウシぼうし帽子ぼ~しは圧巻だ。
 作り続けること苦節10年、飯も食わず、ではないのだが、その根性の座った姿勢が素晴らしい。

 以下、重複を恐れず、ベタベタと網川カラフル・ビューティフルを紹介しよう。


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 そのエネルギーに圧倒されたから、一つ一つの帽子に見とれる暇はなかった。
 浮世絵柄のリバーシブル・ハンチングも良い。値段もお安めなのだが、ただただ口が開くばかりで本日はお終いになった。
 次回はお気に入りを見つけよう。記念に壁に飾って「元気・網川一美」を思い出そう。

 それでは再度網川さんに登場してもらおう。


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 それでは気分を変えて、爽やか銅版画を載せます。


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     ↑:エッチングの吉田文(あや)、「身の回りの小さな幸せ」とプロフィールにはあります。


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 腐食技法のエッチングなんだが、リトグラフのような色で爽やかだ。腐食によるグラデーションは好きなのだが、モノトーンによる激しさや虚構性を好まないのだろう。小さな世界で肉質線を生かし、等身大の七色の世界、そこからこぼれる淡い夢や希望の人なのだろう。

 話に華が咲いて、代表作の2点一組作品を撮り忘れてた。
 緑が好きということ、細くてもしっかりした輪郭線、腐食による色の深さ、そういう作家の特徴が詰まっている作品であった。



 以下、作者不詳です。すいません。


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     ↑:その作風から判断するに、「『うれしい子供の日」・浜尾節子?

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     ↑:大久保友記乃。1889年8月生まれ。1993年3月、自閉症ということで療育手帳Aの判定を受ける。


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     ↑:30号 油彩。

 どうして千羽鶴かと尋ねたら、大久保さんは鶴を折るのが好きだとのことだ。

f0126829_1231193.jpg いつものように強く明るい絵画だ。

by sakaidoori | 2012-05-08 12:13 | さいとう
2012年 05月 08日

1736)①「とどまってはいけない展」 さいとう 終了・5月1日(火)~5月6日(日)

   
○ とどまってはいけない 


f0126829_7151454.jpg 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2012年5月1日(火)~5月6日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

 【参加メンバー】
 多数。
 (DMを拡大して確認してください。)

ーーーーーーーーーーーーーー(5.6)

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 このグループ展は2006年にスタートした。そして9回目にになる。作家としての自己表現、面白可笑しいコレクションの持ち寄り、「環境を考えよう」などの社会的提言、などを柱にしている。
 展示の賑々しさが最大の特徴だが、回を重ねるたびに参加者毎の密度が濃いくなっている。だから、「とにかく溢れて楽しくやろうよ」から、「中身も結構凄いだろう」という迫力が増してきた。

 そんな元気の良い展覧会だ。4人だけに絞って話を進めていきます。



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     ↑:阿部和厚の口琴
の世界。


 口琴です。まずはだらだらと世界の口琴を見て下さい。


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 鉄製口琴は栓抜きに見える。世界の口琴といっても、初めて見る目には同じに見える。だが、何やら微妙に変化した姿の行列を見ていると心浮き浮きしてくる。

 コレクターの阿部さんが居られたので口琴四方山話を聞くことができた。ご本人は熱心なコレクターではないそうだ。もっと研究して、他にも沢山揃えればいいのでしょうが、などと淡々とニコニコ声で語っていた。しかしです。普通に口琴を楽しんで、世界の口琴演奏家と親しんで、その結果がこのコレクションだ。我々のような口琴門外漢には十二分過ぎるというものだ。おそらく、その道の有名コレクターのことが念頭にあるのだろう。

 平安時代の日本一古い口琴の話もあった。おそらくシルクロード経由・遣唐使などでもたらされたのだろう。もちろんそれは複製なのだが、ただただ何となく感心するばかりだ。口琴を複製するにも、鍛冶屋さんとの注文になるわけだ。すると、日本の鍛冶屋と海外の鍛冶屋では鉄に対する働きかけが違うし、拘りも違う。すると音色も微妙に違ってくる。鉄製の口琴を奏でてもらったが、アイヌ口琴とは全然違っていて、静かなボリューム感で響きも深かった。


 壁には何やら民族紹介写真か?


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f0126829_10161335.jpg ロシア・サハ共和国(ヤクーチア)での2011年口琴世界大会の様子だ。4年毎の大会で欧米などからも集まる。今や何でもありの世界大会だが、「口琴もか~、しかも極東アジアでの大会だ~」と、しばし判断停止状態で写真を眺めた。ギリシャ人のような白ずくめ、当地のヤクート人なのか?そうなのだ。ヤクーツクという地名が思い浮かぶ。「そうか、ヤクートという民族がいるところか、ヤクートの土地という意味か?」などと、しばし頭はシベリアに行ってしまった。
 ヤクートと民族名を書いたが、彼らは自称「サハ」といっている。だから、そこはサハ共和国だ。


 いろんなお話が聞けた。メモもしないから細かいことはほとんど忘れた。ただ、口琴恐るべしという印象はしっかり貰った。
 そして、8年後のことだ。
 口琴世界大会を日本で、という声が上がっている。まだ正式には決まっていない。口琴といえばムックリで、アイヌではないか、北海道ではないか。千人以上の訪問者となると、彼らの寝泊まりするところは札幌市が一番利便性が良い。是非開いて欲しい。演奏家で医学博士でもある阿部和厚さんは、日本招聘に「お金もかかるし、色々大変だから・・」と声は軽かった。が、きっと開いてくれるだろう。その肩書き、キャリア、交友関係、人生経験を動員すれば何とかなるでしょう。僕は入場料で応援するしかないが、その日を楽しみにしよう。


f0126829_9325264.jpg ←:祈りの儀式。



 ↓:手作りの入れ物にも注意して下さい。
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f0126829_939643.jpg ←:3000人による口琴パレードだ。乾いた極東の空の下、楽器の可愛さに反し、衣装の煌びやかなこと!!



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f0126829_9414869.jpg ←:今度は屋内での同時演奏だ。音は響き合い雑音のようだともいう。素晴らしきかな雑音口琴!!



 ↓:阿部和厚さんの口琴首飾り。
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 多人数のグループ展なのに、お一人が長くなった。
 >②に続く。

 
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by sakaidoori | 2012-05-08 10:16 | さいとう