栄通記

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2012年 10月 31日

1852) ①「白鳥信之 展」 たぴお 10月29日(月)~11月3日(土)

    
    
白鳥信之             
    

 会場:ギャラリーたぴお
      中央区北2条西2丁目・道特会館1F
      (中通りの西側の郵便局のあるビル。)
      電話・林(090)7050-3753

 会期:2012年10月29日(月)~11月3日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:11:00~19:00
      (最終日は、~17:00まで)
  
ーーーーーーーーーーーー(10.30)

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 美しく鋭く・・・、完璧なまでの美しさに迫ろうとする画家の姿勢がある。存在の凄みにどれだけ肉薄したかを問う画家の主張がある。それらの自己確認と、白鳥美学を共有する場のセッティングが今展だ。
 惜しみなく美を発散し、惜しみなく美の虜をつくり、惜しみなく存在の真実を赤裸々にする・・・そのことを画家の天職として全うする・・・そういう200%の自信を泰然自若として発言し行動する画家だ、白鳥信之という人は。優しさと平等主義の今の時代に、画家の絶対的使命と優位を自己の存在感を通して主張する珍しき存在でもある。
 あー、この自信、信念、素晴らしいとしか言いようがない。


 作品群は、「石」、「りんご」、「桜」、「道内の風景」という展示構成。
 何はともあれ、個別作品を載せます。事項②で、若干の感想を記します。


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 (ただ今編集中 ②に続く。)

by sakaidoori | 2012-10-31 23:21 |    (たぴお) | Trackback | Comments(0)
2012年 10月 30日

1851) ①「平岸高校アートコース卒業制作展 はなの6期生」 コンチネンタル 10月30日(火)~11月4日(日)

   
   
札幌平岸高校デザインアートコース
      卒業制作展 

    はなの6期生
     

    
 会場:コンチネンタル・ギャラリー  
      南1条西11丁目 コンチネンタルビル・B1F
      (西11丁目通の西側)
      電話(011)221-0488

 会期:2012年10月30日(火)~11月4日(日)
 休み:月曜日
 時間:10:00~18:00
     (最終日は、~17:00まで) 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.30)

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 開催初日ということで、当校の1年生が沢山来ていた。3年生の作品ムードに後輩の目線が重なり、会場は若さでごった返しだ。その1年生の何人かに、好みを聞いたりして、若い息吹にも直接触れることができた。しっかりと語る姿は実に頼もしいものだ。まだ1年生だから、本格的制作はこれからだ。

 今年で6回目。全部は見ていないが、今までの比較で言えば、絵画作品に緻密な意欲を感じた。立体系もあるのだが、例年よりは勢い不足みたいだ。単なる今年の傾向なのか、先生方の指導と関係あるのか?


 会場風景を多めに載せます。個別作品紹介は少なめにします。


 A室から。


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          ↑:(須藤彩?)、「the beginning of microcosmos」

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 秘密のアッコちゃんみたいな小部屋だ。そこに、小品が一杯詰め込んである。ちょっと「女の子の部屋」みたいなゾクゾク感、ぶらぶらと玉子をつり下げて不思議空間、沢山の作品で増殖ワクワク感、仄かな妖しげムードありと、「私の想、迷走、創作宇宙」なのだろう。
 小部屋(ミクロ)ではあるが、大きな心意気を感じる。



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 上掲の絵画列は粘着的で惹きつけれられる。以下、個別作品です。



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          ↑:木明彩香、「Moonlit Night」


 「・・・。暗い空の中にうかぶ黒い城が月明かりをうけて金色に輝くのをイメージ・・・」(学生の言葉から)

 暗紫と線描が、高貴で妖しげだ。きっと線を引き始めたら止まらないのだろう。紫という色が、学生自身の気持ちを高揚させるのだろう。「城」には作家の強い思いがあるのだろう。「城」の何たるかは分からないが、情念がびっしり詰まっているのだろう。


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          ↑:厚南汐音、「とりとめがないことばたち」


 「・・・。背景はいろいろ飾るより、いさぎよくやってやろうと思いました」
 本当にいさぎよい。水色の世界にさらりと花弁を二つ流す、ストーンと青く澄み渡る。花燦々の冠が主役か、青が主役か?相互に目が動く。そして、女性の横顔が幸せ爛漫でないのが良い。憂いとは言わないが、花や青の明るい青春に、それだけではない青春の存在を訴えている。
 明るいときめきと、ちょっと不安なときめき。


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     ↑:三井よもぎ、「millions fish」


 これまた紫系が主役だ。うっとりと夢見心地を通り過ぎ、魅入ってあらぬ世界へ一人旅・・・そこには深海色の小魚たち・・・どこへ私を連れて行くのだろう、どこへ私はいくのだろう。紫にはそんな力がある。
 細かく細かく散りばめられたグッピー(熱帯魚の一種、ミリオン・フィッシュともいう)、骨ばったグッピー・・・よほどこの魚が好きなのだろう。学生は小さい時から育てているという。多くの夢をともに見たのだろう。
 渋さと華やかさが同時進行だ。そこに縦縞が光を与えている。



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          ↑:前田明日美、「jammy tommorrow」


 「『ジャムのように甘い明日、バラ色の人生』をコンセプトに自画像を描きました」

 僕は高校3年生時に、明るく甘い人生など露ほどにも思わなかった。思わないまでも、そういう言葉を軽く発していたら、そうしたら世の中もいろんな見方ができたかもしれない。だが、思えば自分には甘かった。だから甘い人生だったのかもしれない。
 それにしても、自画像自体は硬い。甘い顔には画けないのか?


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          ↑:「?」。(スイマセン)


 次の部屋に行きます。


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 (結局、最初の彼女達のムードに圧倒されて、今回は細かく見れなかった。個人的にはそれで十二分なのだが、詳しく個別感想が書けないのを今は反省している。)


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 なんと言っても圧巻は次の作品だ。

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     ↑:澁谷有香、「show」
     ↑:下山明花、「-show-」
(お詫び。二人のキャプションが貼られています。作品目録も手元にあるのですが、二人と作品の関係がよく分かりません。二つの服飾自体の制作者は澁谷さんのようです。すると、下山さんの役割は・・。)

 カラスの服飾はファッション甲子園で賞を確保したとのことです。ゴージャスで不気味という印象。それにしても、高校生とは思えない感覚と技量だ。
 服飾以外に、それぞれの作品を着用しての二つの本、それらを合成してのビデオが流れている。

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 大胆なポーズだ。仲間の高校生だろう。モデル、作家、関係者ともども、いかんなく変身願望や官能をコミカルに表現・演出している。圧巻としか言いようがない。全てはこのコスチュームのなせる技だ。


 あと何点か載せます。
 40名近くの学生と、その作品群です。十二分に楽しめると思います。4日(日)までです。


 ( ただ今編集中②に続く。)

by sakaidoori | 2012-10-30 23:51 | コンチネンタル | Trackback | Comments(0)
2012年 10月 29日

1850)③「奔別(ポンベツ)アート・プロジェクト」 三笠・幾春別 終了9月22日(土)~10月28日(日)

奔別(ポンベツ)
   アート・プロジェクト 



   
 メイン会場:旧住友奔別炭鉱・選炭施設内 石炭積み出しホッパー 
         三笠市幾春別町

 問い合わせ⇒そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター
             電話(0126)24-9901

 メイン会場の期間:2012年9月22日(土)~10月28日(日)
              ※土日祝のみの13日間
         時間:10:00~17:00

 料金:無料

 主催:NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団 
 協賛:(財)文化芸術による福武地域振興財団 公益法人・太陽北海道地域づくり財団 他 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.27)

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


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 札幌市立大学の参加学生達による作品解説。彼女達の左側にある、上遠野敏・「もっと遠く飛ぶために」を語っている。


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 こんな感じでホッパー内をだらだらと散策しながら歩いていく。全長100mだ。


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     ↑:冨田哲司、「Irreversible」

 ホッパー内片づけで出てきたゴミを白く塗りつぶしている。
 見てもわかるように、炭鉱時代のゴミではない。ここはレールと石炭とトロッコしかなかっただろう。だから、昨日まで使っていた現場ならば、朽ちたところでたいしたゴミは集積しないだろう。だから、人為的巨大造作物が管理されずに放棄されたならば、「人為によってゴミの山になる」、そんなことを言いたいのか。ゴミを隠れて投棄する人の行為を告発したいのか?
 タイトルはリバーシブルの反対語で「取り返せない、取り消せない」の意だろう。どうしてあまり使わない英語をタイトルにするのだろう?明快な意志と主張とメッセージを持つ作品だ。しかも分かりやすい。なのに、知らない英語だ。いや、知らないのは僕だけで、氏の頭の中は英語が渦巻いているのだろう。 
 それはともかくとして、社会派冨田哲司であった。



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 「ご安全に」は「1年3組」による作品。当時の炭鉱現場内での合い言葉とのこと。福島や九州の炭鉱では何て言ってたのだろう?


 写真で見てもわかるように、上部の四角く区切られた穴から製品石炭が落ちてくるのだろう。下にはレールに並んだトロッコが待ち受けている。石炭の落ちる音や、あれこれのレールのきしむ音で騒然としていただろう。当然、粉塵も凄いはずだ。構内は無人に近いはずだ。まさしく重厚長大な近代産業の喧噪さ力強さだ。無人とは言ったが、オペレータなどの作業員も適当にいただろう。その時の話が聞きたいものだ。


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 その石炭の落ちる姿と音を作品化したのが、高橋喜代史・「ホッパー・サウンド」だ。彼らしい、児童的な笑いとふざけ心と、どこか生真面目な作品だ。生真面目なところに冷や汗というか、センチな気分のにじみ出ている時の作品は好ましい。大きくしたい意欲とは裏腹に、小さくたたずむ作家を感じるから。

 そんな氏の大きさ、小ささを感じていたら、本当に小さな作品があった。


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     ↑:高橋喜代史、「no titole」

 高橋喜代史の小さきセンチメンタリズムだ。ロマンティシズムと言ってもいい。
 欧米のモダン・アート作家のパロディーを氏は多く手がけている。それはそれで良いとはおもうが、こういう人間・高橋の涙と笑いのほのぼのとした小市民的「幸せ」感情が作品ににじみ出たら、と思うことしばしであった。そういうのが見れて、僕自身大いに幸せ気分に浸ることができた。



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     ↑:kennsyo、「skin/texture」

 おー、ケンショーだ。ヌードだ。女の裸だ。
 「何で、ここにヌードがあるの?」と聞かれたら、
 何の意味もない。ケンショーはここにヌードを置きたかったのだ。しかも大きく大きく目立つように。「ケンショーがここに来た」という証拠だ。「誰もがここに来た証を刻めばいい。オレは暗きヌードを並べるのだ。美しいとか美しくないとか、この場に合うとか合わないとか、そんなことはどうでもいいのだ。オレはヌードのケンショーだから」

 おー、強きケンショーを見てしまった。



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     ↑:前川沙織、「夢の窓」

 アイパッドをかざして、連続写真という映像を見る作品。ではツー・ショット紹介します。


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 当日は決行映像によるリアル感を楽しんだのだが、こういう載せ方をしたら、女学生の変化を楽しんでいるみたい。


 ④に続きたいのですが・・・

by sakaidoori | 2012-10-29 11:26 | [三笠] | Trackback | Comments(0)
2012年 10月 28日

1849)②「奔別(ポンベツ)アート・プロジェクト」 三笠・幾春別 9月22日(土)~10月28日(日)

    

奔別(ポンベツ)アート・プロジェクト 


   
 メイン会場:旧住友奔別炭鉱・選炭施設内 石炭積み出しホッパー 
         三笠市幾春別町

 問い合わせ⇒そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター
             電話(0126)24-9901

 メイン会場の期間:2012年9月22日(土)~10月28日(日)
              ※土日祝のみの13日間
         時間:10:00~17:00

 料金:無料

 主催:NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団 
 協賛:(財)文化芸術による福武地域振興財団 公益法人・太陽北海道地域づくり財団 他 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.27)

 作品に入る前に、簡単に施設のことを書きます。

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 1965(昭和40)年、立坑完成時の当時の姿。

 右側の鉄塔が立坑で、現在ボロボロの姿で屹立している。垂直急降下巨大エレベーター施設と思えばいい。これに乗って人が働きに行き、必要な資材を運び、掘った石炭を地上に持ち出す。
 写真の右下に丸太が積んであるが、それは坑道として使われるのだろう。このエレベーターに乗って地下に行く。
 掘った石炭は建物から斜め上に伸びた通路を通って、山際の貯炭場にいったんは運ばれる。写真ではよくわからないが、左側だ。そこから今回の作品展示場のホッパー(石炭積み出し場)に運ばれて、カロリー別(製品別)に精選保管され、写真で見えるレールを通り、近くの奔別駅に運ばれる。
 レールが出入りしている三つのドームがあるが、その建物がホッパーだ。当時は40mで、その後、全長100mに増設されて、現在の姿になった。

 炭鉱自体は1971年に廃坑になり、この施設は炭鉱離職者対策事業体が使用した。仮設住宅を作る会社とのことだ。その後、コンクリート会社に売却されて、今は操業を停止している。そのコンクリート製造施設もしっかり残っている。


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     ↑:(白いイスなどは作品。手前のコンクリート跡地は仮設住宅造作時代の名残か?)


 何も使われなくなってから荒れ放題になり、ゴミの無断投棄もなされたようだ。施設は見てもわかるように、天井もいたんで雨ざらしだ。雨は入る、風は吹き抜ける、大型ゴミも一杯だ。今展の開催は、それ相応の片づけが大仕事だ。実にエライ!片づけて、今後の見学場のメッカにしよう、そのためのイベントという要素もあったろう。

 片づけから始まった美的行動だ。本番のための良きウォーミング・アップだ。どれだけ古き建物と同化したかが、そしてそのことを相対化させたかが問われるであろう。
 吹きだまりという印象も併せ持つ、時代の遺物。めげずに負けずに制作に励んだだろう。作品を見ていこう。


 順番に関係なく、印象度の高い作品から載せます。ピンボケ撮影になりました。見せたい空間を再現できなくて申し訳なく、かつ残念です。


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     ↑:手前の赤くこんもりした部分は、施設内に積もっていた残土。名付けて、「ズリ山と緑」・上遠野敏


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     ↑:今村育子、「さしこむ光」。


 タイトルにあるように、一筋の光を愛する作家ではある。が、そのことよりも作家の強情な意志に感服してしまった。「私はここにいる。しかも浮いて在る。私という存在を見よ!」と言っているではないか。
 浮いた姿が頼りげない存在を意味してはいない。他者をはじき返す独特な主張になっている。

 「私を見よ!私を見よ!私を見よ!」
 
 強情ではあるが、男の持つ闘争心ではない。どこかに他者関知せずという自己本位さがある。そこが良い。全てはそこから始まると思っているから。



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     ↑:マエダセイヤ、「でんしゃ。でんしゃで、んしゃ」



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 哀しくも楽しい最新式電車場だ。
 青いゴミ集積場を、それもいつ壊れるかもしれない軌道を、幸せそうに走る電車。


   電車、でんしゃ、デンシャ、
   何を思いて汝は走るか?その道の危うきを知らぬか。
   知らぬは幸せというもの、
   走れ、はしれ、ハシレ、電車よ駆け抜けよ、いついつまでも

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 ③に続く

by sakaidoori | 2012-10-28 11:44 | [三笠] | Trackback | Comments(0)
2012年 10月 28日

1848)①「奔別(ポンベツ)アート・プロジェクト」 三笠・幾春別 9月22日(土)~10月28日(日)

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奔別(ポンベツ)アート・プロジェクト
 
   
 メイン会場:旧住友奔別炭鉱・選炭施設内 石炭積み出しホッパー 
         三笠市幾春別町

 問い合わせ⇒そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター
             電話(0126)24-9901

 メイン会場の期間:2012年9月22日(土)~10月28日(日)
              ※土日祝のみの13日間
         時間:10:00~17:00

 料金:無料

 主催:NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団 
 協賛:

※ (詳細はパンフを拡大して確認して下さい。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.10 日)



 (じょうけいの地図を「写真」にしてみて下さい。かなり古い資料です。現在よりも賑やかに見えます。施設内に見える建物も、現在はありません。その、建物群は石炭遺産に関係ないものもかなりあります。)


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     ↑:(会場入り口付近。)


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     ↑:(奔別立坑。)


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     ↑:(展覧会場の石炭積み出しホッパー。)


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 マスクは神秘的か否か?顔が目そのものになり、会話することを拒み、鋭き前頭葉のみがこちらに迫ってくる。無機質な案内人に徹するならば、実に良い小道具だ。
 神秘的か否かは別として、どんな実顔かを想像したくなる。ナチュラルな黒髪、額、隠れた耳たぶ、鼻型は、唇は・・・。


 彼女、会場入り口の案内嬢に見えるが、このスロープは2階に行くためのものだ。本当の入り口は建物の右側だ。

 が、その前にこのスロープが素晴らしい。作品目録には紹介されていない。単なる舞台装置としての位置づけだ。おそらく、デザイナーが「美術品だ!」と、強く叫ばなかったのだろう。

 ざっくばらんな建て方で、いかにも安普請風だ。が、何とも変だ。・・・。解体の仕方を考えていたら、このスロープの変さがわかった。スロープを安全に作るための足場がないのだ。だから、このままでは安全には撤去できない。つまり、最低限の支えと骨組み、そして歩くスロープのみでできている。歩くため以外の不必要なものは撤去したのだろう。

 イメージは天空回廊だろう。まさに、天国か地獄に至る道だ。
 出所は古代出雲大社かもしれない。神社は高層建築という言い伝えを持つ。果てしない昇り回廊で出入りしていただろうと想像する人がいる。
 あるいは地下をくまなく走り回る斜坑かもしれない。地下迷宮の象徴だ。
 この武骨さは建物の古さや、何にもない広場にあっている。誇示なき姿にアッパレをあげよう。

 実際、ここを歩く人たちを遠くから見ると、天空にお参りに行っている感じだ。登り切ると、その人の姿は消える。どこかに行ってしまった。
 きっと、イサム・ノグチは感心するだろう。

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 階段は後に登るとして、美術品に会いに行こう。

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 札幌市立大の女学生の説明を聞きながら、ホッパー内を歩いた。

 前回の清水沢アート・プロジェクトは、作品が空回りしている感じだった。今回は刺激的な作品にも出会えた。学生作品は確かにたゆたゆしいのもあったが、バラエティーに富んでいた。
 
 「光と闇と音、そしてゴミ」、そんなことを感じながら作品に交わった。



 その様子は②に続く

by sakaidoori | 2012-10-28 01:12 | [三笠] | Trackback | Comments(0)
2012年 10月 27日

1847) 「守屋美保 『コンステレーション』」 六花亭・福住店 10月1日(月)~10月31日(水)

  
六花ファイル 第3期収蔵作家作品展 

守屋美保 
      コンステレーション
  


 会場:六花亭・福住店(2F喫茶室)
      豊平区福住2条5丁目1
      (地下鉄東豊線・福住駅から徒歩10分) 
     電話(0120)012-666

 会期:2012年10月1日(月)~10月31日(水) 
 休み:
 時間:11:00~17:30
     (最終日は、~17:00まで)

 企画:六花ファイル

ーーーーーーーーーーーーーーー(4.29)

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 会場は2階の喫茶室。無機質的でざっくばらんな空間だ。六花亭の勧める「ニュー・リーズナブル・コーヒー・タイム、ニュー・シンプル・アート・ルーム、」だ。


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          ↑:「にのつぎ / three」・紙 耐水性ペン 2012年。


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   1985年 長野県生まれ (以前、1983年と誤記していました。11月20日訂正。)
   2008年 愛知県立芸術大学卒業
   2010年  同校大学院修了


 
 何かに触発されて心の中の襞に埋め込んでいたイメージが湧いてくる。膨らんでくる。その命名しがたいものを確認するようにして形にしていく。その為には綺麗に丁寧に濃密に、誰にでも分かるようにはっきりさせていきたい。そうすれば、一個一個の作品は別々の時と場所で生まれもしたが、一つのまとまった星の群れになるかもしれない。それは私という存在が一つという証かもしれない。私は私が一つであることを願う。
 その私を通して作品を見る人と一つの世界でくくられるかもしれない。くくられなくても、私の一つの世界は皆さんの世界と、何処かでほんの少しは近づいているかもしれない。
 私の線の網の目が、見る人の目と重なり、昨日までは「あなたと私」に重なるものがわからなかったのに、誘い合う言葉が生まれればいい。


 それにしても、女性の増殖する精神は何と男と違うことか。爆発することなく内側に内側にへばりつき、いつしか内側を変質させては未知なものを生ませようとする。それは増殖の結果の破壊に通じるものではあるが、破壊という瓦礫の山をふわっと抜けては次の目標物に焦点を合わせる。何という軽さだ。
 ぎこちなさをわざと残したようなイメージ作品もある。尖った画家自身の精神を露わにしたいのだろう。
 
画家の小指のツメは7㎝位は伸びているのだろう。そのツメに触れない方が無難かもしれない。でも気になる細く伸びきった爪だ。


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          ↑:「眠れる星」・2011年 紙 耐水性ペン。

 他の多くの線描画と違い、何と「肉」そのものに見えることか。画家は「眠り」を含意している。目を見開いたまま眠っているようだ。体内の筋肉は眠りに「無知」なようだ。


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     ↑:「浮島 2」・2011年 紙 耐水性ペン。

 このアワのような白い塊は何なのだろう。雪のような実体のあるボリューム感を伴わない。何処かに堕ちていく平面的な穴だ。


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     ↑:「ed-rawn / The conclusion has been portrayed」・2008年 キャンバス 油彩。


 喫茶室にも大きめの似たような作品があるが、どちらもキャンバスに油彩だ。てっきりペンだと思った。
 油彩のドローイングは、線描の一様な図柄と無地の白で成り立っている。まるで心理学の精神分析を見る思いだ。描かれない白、そこは膨らむのか?線で埋められのか?あるいは、線描は白で埋められるのか?他を埋め尽くすのか?「あなたは線の味方?白の味方?」


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     ↑:「the prey」・2012年 455×380㎜ 紙 耐水性ペン。
     
 サイケな作品だ。いろんな生き物が重なり合っている。それにしても「白」の部分が不気味だ。どの作品も「白」が魅力的だ。



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by sakaidoori | 2012-10-27 08:08 |  六花亭 | Trackback | Comments(1)
2012年 10月 26日

1846)③「道展 第87回/2012」 市民ギャラリー 10月17日(水)~11月4日(日)

  
道展 

第87回/2012   


 会場:札幌市民ギャラリー 
     中央区南2東6(北西角地)
     電話(011)271-5471

 会期:2012年10月17日(水)~11月4日(日)
 時間:10:00~17:30
      (最終日は、~16:30まで。)
 料金:一般・800円 大学専門学生・500円 高校生・300円

 主催:北海道美術協会 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.18)

 1834)①、1840)②の続き。

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 第3室のみを載せます。
 上の写真と、下の写真群を重ねれば全作品になると思います。左回りです。


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 この部屋は抽象性の高い作品ばかりだ。道展といえば「具象」だが、総合公募展の良さを発揮して何でもありだ。

 この部屋の抽象性を、「道展の抽象の部屋」としてくぐるよりも、ある種の抽象作品群として見た。
 明るく色の出し方を競っているようだ。そして、明るさ以上のくくり方ができないのが一大特徴だ。また、無理に共通傾向を明示しない方がいいであろう。そのことが特徴と捉えておこう。

 抽象画ということで、「北海道抽象派作家協会」の作品との比較をすれば、道展抽象画の特徴も少しは分かるかもしれない。(近々、その協会の秋展の模様を伝えます。)

 「北海道抽象派作家協会」、この会の会員の幾人かは、「暗く重い」。発色や明度の低さというものではなく、高い絵画技術を人生経験からの感性とすりあわせている。彼らの人生が「暗い」とか「重い」とかではない。作品と作家自身の生理とが近いと感じる。両者の直接性が高いと言い換えた方がいいかもしれない。
 もっとも、絵はその人の好みや感情や志向性が強く反映される。それなくしては絵は生まれないと強く言い切れる。だが、発表する「作品化」となると、それだけでは語れないだろう。生きるための手段性の高い作品もある。生理を意図的に避けて表現する場合もある。デザイン性や装飾性で覆われる作品もある。美そのものを楽しむ場合もある。
 だから、北海道抽象派作家協会の場合、「絵に人生をすり込ませる度合いが強い作品」と、言えばいいか。全会員がそうではないが、その偏差として個々の作家を見たくなる。そして、その傾向は日本一般の絵画動向とはやや異質だろう。古風でもある。

 ながながと道展とは無関係の団体のことを語った。道展抽象画の理解に資すればと思ったから。



 撮影したピンポイント作品は少ない。4点のみです。以下、それを全部載せます。


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     ↑:会員・末永正子(小樽市)、「景」。

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 なんと言っても末永正子だ。ある時期から、はしゃぐ心が画面を覆っている画家だ。だが、どうも「はしゃぐ自由精神」だけでは物足りないみたいだ。明るく勢い100%みたいな絵を描いたりもしているが、その明るさとハチャメチャさがしっくりこない。模索中の試行絵画として見ていた。「腕の自由振り振り絵画は嫌いではないのだが・・・気持ちは良いのだが、何かが足りない。この物足りなさは何なのだろう?」そう画家自身がつぶやいているようだった。

 今作、明るさと濃密さが良い。この濃密さは女性特有の刺繍精神だ。線描は細やかな細やかな糸と針の足跡だ。色としての線描があれば、ひっかき傷のような線描もある。肉声を埋め込みたいのだ。全道展の高橋靖子女史に通じる。
 抜群に暗い作品と見てもいいだろう。だが、この暗さは「男の美学」とは無縁だ。熟女を走る土根性というべきか。
 
 彼女は個展をしない。何故なのか?かつてギャラリーどらーるで個展をした。しかし、それは企画の流れだった。今作を契機に、新作、近作ばかりの個展準備をお願いしたい。溢れる力をもっともっと社会に出して欲しい。


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     ↑:一般・森田知穂(札幌市)、「12-3」。


 絵の中にこういう線描があると、気持ちがワクワクして仕方がない。それに、線が色と重なって、多くの人物がたむろしている感じだ。そういう人物群像画にもなっているから、一層関心を惹く。
 それにしても紫が効いている。


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     ↑:会員・長岐和彦(美深町)、「SCENE #32」。

 全体の作品の中では浮いた感じ。他の作品を強調させるための「黒模様」ならば話は簡単だが、そんなはずはない。展示者側も、黒の中の白い部分を滝に見立てて、水色の作品に挟ませている。単なる色の組み合わせとして作品を扱った感じがする。
 では、どう扱うべきか?なかなか難しい。やはり、個展として作家の方向性を見たいものだ。そうすれば、黒模様の白は、闇の中の光なのか?あるいは黒という窓の中に、さらに白という窓を重ね合わせて、異空間、異次元に人を誘いたいのか?あるいは、絵画の中の黒の絶対性を追求したいのか・・・?諸々のことで作家と感情交換できるかもしれない。
 やはりこういう作家は個展として触れ合いたい。それを知って、年々の流れとして公募展を楽しみたい。


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     ↑:一般・山形牧子(札幌市)、「入水のパレード」。

 大学を卒業し。その後も学校で研鑽を続けている。

 確かに全体の中では力量感は乏しいが、「軽み」という魅力がある。形を決めない茫洋感、それは「入水」を意識しているのだろう。
 ところで、「入水(じゅすい)」とは水の中に身を投げる自殺の意だと思う。どうも、この絵に「死」はそぐわない感じだ。普通にに「水のパレード」で良いのでは。水の楽しさ、軽さ、変幻自在さ、そして死にたくなるほどの美しさを表現したいと理解したのだが・・・。


 ④に続く

by sakaidoori | 2012-10-26 19:40 | 市民ギャラリー | Trackback | Comments(0)
2012年 10月 26日

1845)① 「支笏湖紅葉巡り (樽前山 王子製紙水力発電所 千歳川さけ孵化場)」

  

 本格的秋になった。今年の残暑は真夏並みだった。だから紅葉も心配だ。気を揉んでも仕方がない。遅いかもしれないとの思いで、支笏湖に見に行った。

 支笏湖までは遠い。例年とはかなり様子が違うが、やはり山は秋だ。葉っぱを落とした木々、枯れ葉色に染まる木、一方でまだまだしっかりと緑をたたえている木など、100%紅葉とは言い切りがたいが、青空の下での風景はやはり楽しいものだ。
 黄色を代表するシラカバの発色はダメなようだ。赤もあまり目立ってはいない。通りすがりの全体印象を記しておこう。


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 札幌から支笏湖に着いた辺りに、トイレのある休憩所がある。ポロピナイと呼ばれている。近くにキャンプ場もあったはずだ。
 上掲は、そこからドライブ・コースを撮ったもの。


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 恵庭岳方向の景色。


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 道路際の景色。


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 支笏湖温泉区域を過ぎると、道路は湖から一端離れる。支笏湖休暇村入り口を通りすぎて、その近くのモラップ山を迂回して道は進む。途中、ショートカットで砂利道の林道に入る。上の写真はその砂利道からの林の中の様子。
 下草も少ないから、何となく入り込んではぶらぶらと歩き回りたいのもだ。


 さて、本日の目的の樽前山登山だ。
 いつもは一気に樽前山を目指し、ぐるっと廻って風不死岳の麓を通り下山する。この下山しきったあたりの紅葉が素晴らしい。ミヤマナナカマドの赤景色だ。その景色は登山入り口全体を包んではいるが、樽前コースよりも、風不死岳コースの方が抜群に宜しい。というわけで、今日はいつもとは逆に風不死岳コースから樽前山に向かった。


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     ↑:(10:44。)


 登山口付近の景色。赤い山高帽が二つあるが、そこが登山口。


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 入山と同時に紅葉を期待したが、白んだ裸の木々を目にするばかり。ミヤマハンノキか?この白い雰囲気は山頂からでも際だって見えた。



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 直ぐにナナカマドが現れた。最近では一番の不作の年だろう。


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 遠目からの景色は素晴らしい。山の姿、湖、末広がりのすそ野の様子、空に雲、それらと単純な植生が重なり合い見飽きぬ景色を作っている。


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 右側が風不死岳、左側が風不死岳と樽前山の中間にある942峰。942峰は脇道だが、支笏湖側がよく見えるので、いつも立ち寄る。


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 羊蹄山が見える。黒い雲の右下に、薄い三角錐が見える。それだ。その左側の山並み、黒い雲の真下の山並みがニセコの山々だ。


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 女性の左後方の山が、今登った942峰。


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 さぁ、樽前山を目指そう。瓦礫地帯を歩むばかりだ。


 たいした項目ではありませんが、②に続きます。支笏湖の紅葉事情を、何となくお伝えしました。

by sakaidoori | 2012-10-26 10:10 | ◎ 山 | Trackback | Comments(0)
2012年 10月 25日

1844)④「南東北旅行 (フェリー)・・南相馬市・・女川町」 2012/10/4(1日目)・仙台港付近(宮城県)



 無事仙台に付いた。どこに行こうか?出口には目立った標識もなく少し思案。とりあえず進路を左に向けた。
 キリンビールの工場が見えた。ここの資材が津波で押し流されるのをテレビで見た。通りすがる目には異常は何もない。

 海岸の方面に向かって「海洋公園」という標識がある。見晴らしの良い所があるかもしれない。そちらを目指したが、公園にはたどり着かない。仕方なく脇道に入る。荒れ地がかった所を通ると、学校らしい建物が見え、被災地が目の前に拡がった。


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     ↑:(上の地図の①)

 仙台市立中野小学校


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 先ほどまでの旅行気分が吹っ飛んでしまった。一気に見ることに集中する。
 小学校がある。おそらくこの辺は海岸を埋め立てた新興住宅街だったのだろう。建物の基礎の残骸が区画にそって沢山ある。多くは解体されたのだろう。それでもまだらに家屋が無惨な姿をさらして立っている。震災後1年半が過ぎた。建物の持ち主と連絡が取れないのだろうか?仙台の街の裏側と言っても、直ぐ近くだ。大都市の直ぐ傍なのにまだまだ撤去作業も充分ではないようだ。


 ぶらぶらと歩いた。1時間ぐらいか。

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 近くに土手があり、そこからの景色だ。左側の向こうが海だろう。川が流れている。恐らく、この辺は埋め立て地を直線に近い形態で流れているのだろう。


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     ↑:(上の地図の左側の②地点。)



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 遠くに同じような建物が見える。多分、人は住んではいないだろう。学校近くに車を止めて北向に歩いた。北に行けば行くほど家屋が密集している。あのアパートのような建物辺りは民家で一杯なのだろう。恐らく全て津波に飲み込まれたのだろう。


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 真ん中の白い車が我が愛車、その奥に見えるのが小学校。元に戻った。



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by sakaidoori | 2012-10-25 18:36 | 【震災跡地2回目の旅】 | Trackback | Comments(0)
2012年 10月 25日

1843) 「佐藤愛子・作品展」 時計台 終了10月1日(月)~10月6日(土)

  
佐藤愛子・作品展     


 会場:時計台ギャラリー2 階B室
      中央区北1西3 
       札幌時計台文化会館
      (中通り南向き)
     電話(011)241-1831

 会期:2012年10月1日(月)~10月6日(土)
 時間: 10:00~18:00 
      (最終日は~17:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.2)

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     ↑:左側の大作、「いぬ Ⅱ」・F100。
     ↑:右側の大作、「ねずみ」・F100。


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     ↑:左から、「男の顔 3」、「woman」、「男の顔 2」。



 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


 もっともっと暴れればと思う。もっともっと自由にヤンチャになればと思う。お転婆娘とは還暦過ぎの熟女への愛称だ。もっともっとオテンバに!!

 佐藤愛子は人が好きだ。一見、お洒落に真面目に自由に面相を描く。でも、本質はお洒落とは無縁だ。
 彼女は寂しがり屋が好きなんだ。寂しがり屋への愛が今展の顔顔顔顔だ。お洒落っぽくなったのは画家の優しさというもので、優しい所で止まっている。別に男性画家のように人間本質などというものを追究する必要はない。佐藤愛子風の、愛すべき寂しい顔、哀しい顔、可愛い顔、いじけた顔、つまらなさそうな顔を晴れ晴れと描けばいい。もっともっと物語にすればいい。あふれる夢の中で、哀しくてつまらなさそうな顔たちにも、しっかりと座るイスを用意したらいい。
 行儀良く一枚一枚に丹念に顔を描くのも良いだろう。が、彼女の心の中にはもっともっと楽しき妄想があるだろう。それをオテンバ曼荼羅にして欲しい。


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     ↑:「はこ 15」。


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 この「はこ」物語は、将来の佐藤愛子・曼荼羅図の下絵だ。華開く曼荼羅華だ。そうなって欲しい。


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     ↑:左から、「マスク」・F0。「on acold winter morning」。


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     ↑:左から、「ポチ」・SM。「おるすばん」・SM。


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     ↑:左から、「誕生日の犬」・F3。「しろいねこ」・F3。


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          ↑:「タンゴ」・F8。


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          ↑:「スーパースター」・F6。



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by sakaidoori | 2012-10-25 07:43 |    (時計台) | Trackback | Comments(2)