栄通記

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2012年 06月 15日

1791)「【企画展】 立体力、【同時開催】 追悼ー八木保次・伸子展」 芸森 6月2日(土)~7月8日(日)

  
【企画展】 

立体力 仏像から人形、フィギアまで  

      
 会場:札幌芸術の森美術館
    札幌市南区芸術の森2丁目75番地
    電話(011)591-0090

 会期:2012年6月2日(土)~7月8日(日)
 休み:基本的に平日の月曜日
 時間:9:45~17:00 
 料金: 一般 900円 高大生 450円

【同時開催】 

札幌の森美術館コレクション選
 
追悼ー八木保次伸子

 会期:2012年6月2日(土)~7月8日(日)
 会場:美術館B展示場
      (企画展入場券販売近く)
 料金:無料  

ーーーーーーーーーーーー(6.13)

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 昨日見に行く。

 今の時期を北海道では何て言ったらいいのだろう。春ではない。ならば初夏?本州以南では「梅雨」という言葉がある。「リラ冷え」という綺麗な言葉を我々は持つ。しかし、それも5月の下旬頃の言葉だろう。
 自分の体はまだ夏ではない。が、「春過ぎて夏来たるらし オオルリの声芸森に響き渡る」の昨日であった。良い天気だった。


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 「立体力」、今展はこのネーミングとパンフの素晴らしさに尽きる。あとはいろんな分野の立体作品があるから、それぞれがお気に入りを堪能すればいい。


 展示はジグザグに回廊を這わせていて、個別個別の立体作品を流れるように見ていく。


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 最初は円空の菩薩像。そして同じように菩薩が続くのだが、円空の芸術性をあざ笑うかのような木食・菩薩だ。「円空・木食(もくじき)」はセットに語られることもある。その二人は意外にも北海道(蝦夷)つながりだった。素晴らしいことに道内のお寺に本物がある。その全作品と関連作品だけの「江戸・蝦夷、円空・木食展」も可能だろう。あまりに作風が違うので、現代的見地から両者を比較両断したらどうなるのか。ちなみに木食菩薩は木彫りには違いないが、彫刻(刻む)と言うよりも塑像(膨らむ)的造型性だ。精神的宗教性に訴えると言うよりも、民衆と伴に浮かれ楽しむという存在だ。木食自体が60歳頃から制作に励んだ。その年になる頃から日本行脚の日々であった。旅と制作は不可分なのだろう。遊行であり、遊作だ。昔の一遍上人、同時代の伊能忠敬のような男だ。全く江戸という時代は乱世でもないのにとんでもない男を生んだものだ。

 展示は日本近代彫刻黎明期に移行する。高村光雲光太郎、そしてお馴染みの荻原守衛戸張孤雁、などなど、我が中原悌二朗本郷新佐藤忠良とロダン風オーソドックスな立体作品が並んで「彫刻時代」を確認していく。適時、船越桂船越保武なども登場してレーパートリーの広さを垣間見ることになる。

 船越保武は岩手美術館からの借り物で、胸像としての宗教作品だ。幸い岩手でも見たのだが、そこでは相当に広い空間にわずかばかりの船越胸像作品があるばかりだった。まさしく宗教空間、いや聖書空間だ。僕はあまり宗教性に疎いものだが、この時ばかりは敬虔な気持ちにさせられた。今回、狭い場所で繋ぎのように並べられてはいたが、やはりその美しさは素晴らしい。


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 博多人形のような与勇輝もあった。どうしてこんなに可愛く清楚に作れるものかと驚くばかりだ。今風の装いの「ケイタイ」を特に魅入った。携帯電話を持つ少女が3体並んでいる。何ともいじらしい仕草だ。ショート・パンツだったか、足の折具合、素肌の露出もいじらしい。

 海洋堂作品のオモチャあり、「初音ミク」と呼ばれるキャラクターあり、これすべて「芸術作品」ということで「立体力」を芸森は誇示していた。

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 個別作品重視の流れるような展示はたいしたものだった。

 その「立体力」という魔法のようなネーミング、それは言葉の持つ力であり、企画者の創意の証でもある。だが、普通に「立体作品展」といったところで問題のない展覧会だった。せいぜいオモチャと仏像を同じ屋根の下に置いているのがかつての美術館との違いだ。だが、今ではことさら目新しいことでもない。
 展示者はあえてオモチャや仏像を一緒に並べることを拒否している。オモチャを芸術というイスに載せようとしている。だが、仏像をオモチャに格下げてはいない。食事に喩えるならば、様式のフルコースソースを終えた後にチョッピリ醤油もので和風腹を満たし、最後はケーキの別腹で終了だ。ご飯を食べながらケーキも食べる、焼酎を飲むという展示ではなかった。食事での作法なしという無礼講は確かにひどいものだが、美術芸術に侵犯行為はタブーではないだろう。
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 入り口にある作品を載せます。


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          ↑:海洋堂、「女神様三重奏」。

 八頭身美人と、児童顔による五頭身による可愛さを巧みに組み合わせている。そして青が「清純さ」を表現している。「美しく、可愛く、清らかに」そういう意味での女神三重奏だ。


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 渡り廊下の左右には、どうしたことか何もなかった。中庭に、「ビシッと一発立体作品」、なぜ無いのだろう?


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 本当は「八木保次・伸子展」を中心に報告するつもりだった。こちらはいつものように写真掲載可能だから。
 長くなったので、後日に報告します。

 

by sakaidoori | 2012-06-15 18:11 | ☆芸術の森美術館
2012年 06月 14日

1790)「第46回 白日会北海道支部展」 時計台 終了・6月4日(月)~6月9日(土)

○ 第46回 白日会北海道支部展   


 会場:時計台ギャラリー 2階A室
      中央区北1西3 
       札幌時計台文化会館
      (中通り南向き)
     電話(011)241-1831

 会期:2012年6月4日(月)~6月9日(土)
 時間: 10:00~18:00 
      (最終日は~17:00まで。)

 【参加作家】
 多数。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(6.7)

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 北海道白日会といえば、ベテラン作家の堅実な具象画を頭に描く。そのつもりで会場を見渡して、今一度受付を見る。あでやかな和服スタイルの後ろには若き裸婦が隠れている。二人の女性の対が目に飛び込んできて思わずパチリと撮ってしまった。

 どうです、女性の気合いの入れよう!そして、彼女の作品は間違いなく後ろの裸婦だ。
 まず、顔がどことなく似ている。若さ堅さといい雰囲気も合っている。ギャラリー巡りは作品を見るのが目的だが、作家の気合いやその人らしさを目の当たりに見るのは楽しいものだ。


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          ↑:大久保育美、「鎮魂歌」

 この絵の魅力は何かを求めようとする顔の表情であり、肌の若さやその若さから来る堅さだと思う。暗く沈んだ背景も徹底的には暗くなれず、その若さを高めている。
 写実画として見た時、首から下の表現が何とも言えずアンバランスで、おそらく堅実な画家が見れば「デッサン不足」と指摘するだろう。胸の大きさ、水中の体の表現、足先、泉というには真四角で角張った水場、など細かく見ていけば不具合は沢山ある。それに対して画家は、「次はガンバリマス」と、実に素直に対応する。
 小品はそれなりに手がけているそうだが、大作はまだまだ経験不足とのこと。だから、大画面全面に神経が行き届かなかったのは事実だろう。だが、そういう技術的なことは描き続ければ上手くなるだろう。
 むしろ僕には、上手くなった時に、こういうアンバランスさを意図的に絵に浸入させて、未知の可能性への入り口にならないかと思う。

 それにしても若い絵だ。無理にそのエネルギーを押さえている感じもする。
 次回は赤くて暗い絵画、赤い和服スタイルをリクエストしよう。


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          ↑:中西堯昭、「緑奏」


 ただただ緑の森、白樺と道の色がアクセント。そして道の進む先に思いを巡らす。その道の果てに絵画は何を表現できたか?
 詩情と希求、過去においてもそうであり、現在でも、そして当分の未来でも絵画の中の重要な要素だろう。



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          ↑:岡本英子、「大正池より焼岳を望む」


 どこをとっても大きな作品だ。
 最後尾の山がドーンと存在している。池も全貌は見えないが、なぜだか大きく見える。木立の一本一本も凛々しく立って、自分をアピールしている。画家の気風なのだろう、全ての存在を大きくたらしめる。開けっぴろげの大きさに感服してしまった。
 僕は女性画家の風景画の良い作品の記憶がない。きっとそれは僕の偏見が目を曇らせていたのだろう。


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          ↑:中村富士夫、「剣山山麓晩秋」


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          ↑:芳賀文明、「早春の朝」

by sakaidoori | 2012-06-14 21:21 |    (時計台)
2012年 06月 12日

1789)④「北の日本画展 第27回」 時計台 終了5月21日(月)~5月26日(土)

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○ 第27回 

    北の日本画展
  


 会場:時計台ギャラリー 2・3階全室
      中央区北1西3 
       札幌時計台文化会館
      (中通り南向き)
     電話(011)241-1831

 会期:2012年5月21日(月)~5月26日(土)
 時間: 10:00~18:00 
      (最終日は~17:00まで。)

○ 深川移動展 

 会場:深川アートホール東洲館
      深川市1条9番19号深川市経済センター2階
      (JR深川駅を降りて直ぐ左側のビル)
      電話(0164)26-0026

 会期:2012年6月1日(金)~6月15日(金)
 時間: 10:00~18:00
 休み:月曜日

 【参加作家】
 総勢62名。
 (DMを拡大して個人名を確認して下さい。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(5.26)

 1771)①、1773)②、1775)③の続き。
 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


3階のE F室。


 なぜだか全室をこまめに載せることになりました。こんなことはめったにありません。時にはいいでしょう。


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     ↑:ともに岡惠子(札幌)。
 左から 「古い人形(梅華模様)」・M25(額込み横幅75㎝)、「ミドリ色のボク達」・P30(額込み横幅90㎝
)。


 今展でも印象深い作品だった。
 見た瞬間に人形作品が気に入った。何とも言えないリアリティーだ。渋くまとまった姿は、画家自身の年輪の反映だろう。どっしりとした安定感重量感に人形以上のものを感じた。

 「ミドリ色のボク達」、はじめはちょっと地味過ぎると思った。人形の世界は色合いは地味だが、見れば見るほど派手に感じて、作家の外に向かう力を思った。
 その目の後で緑色の世界に見やると、男が菩薩に見えてしまった。フックラとして余裕のある姿だ。画家が菩薩なり仏を意識して描いたかは知らない。が、男性にある種の理想のお姿を表現しようとしたと思う。おそらく年配作家だから、自然に仏ムードになったのだろう。


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          ↑:伊藤洋子(札幌)、「ベルギーの傘屋」・F30(72.7×90.9㎝)。


 隣近所には迷惑をかけないようにして、それぞれの品々がやさしく席を占めている。
 人はいないが、しっかり人の気配や余韻がたちこめていて、物語作品になっている。
 
 以前の伊藤作品はどこか冷たくよそよそしかった。絵としてはその緊張感が面白いのだが、何かを避けているようでいて、どうなるのかと見続けている。
 「何か」とは「人間」だ。避けていた人間臭が今作だと思う。さて、大作にもこの気分が反映するのか?


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          ↑:安栄容子(稚内)、「花の島にて」・F50



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          ↑:加藤仁彩(札幌)、「まちあかり」・F15(53×65.2㎝)



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          ↑:葛巻真佑(苫小牧)、「憩」・F6

 F6という小品です。これをそのまま大きくしても、絵としては大変でしょう。ですが、足と腰と手だけの絵もいいものです。



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     ↑:ともに、工藤真由香(札幌)。左から 「穀雨」・F20(72.7×60.6㎝)、「eau」・F20(同)

 今は表情の堅さが目立つが、いろんな意味で若さの証拠でしょう。ブルーな心象、それもやっぱり若さでしょう。

 (お名前を間違っていました。すいませんでした。)



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     ↑:中野邦昭(札幌)、「はるか Ⅰ」・F30。「はるか Ⅱ」・F30


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     ↑:紅露はるか(札幌)。
 「snow field」・変形(90×32㎝)、「snow field」・変形(90×32㎝)、「明るい部屋」・変形(75×30㎝)






 残り一部屋です。続く予定ですが・・・。

by sakaidoori | 2012-06-12 01:12 |    (時計台)
2012年 06月 11日

1788)①「森本めぐみ・展」 テンポラリー 6月6日(水)~6月24日(日)

  
○ 森本めぐみ・展        


 会場:テンポラリー・スペース
      北区北16条西5丁目1-8
     (北大斜め通りの東側。
      隣はテーラー岩澤。)
     電話(011)737-5503

 会期:2012年6月6日(水)~6月1724日(日)
 休み:月曜日(定休日)
 時間:11:00~19:00

 ーーーーーーーーーーーーーー(6.9)

 北大の写真部展(6月9日)を見に行った。はみ出す若さを見たかったが、おとなし過ぎると思った。その帰りにテンポラリーに立ち寄った。

 「森本めぐみ展」だ。公開制作展なので作品はできていないだろう。だが、今回は何もない方が良い。というのは、風雲児のいなくなった部屋を見たかったから。
 風雲児とは、先週まで個展を開いていた「大木裕之」氏のことだ。僕はその個展を「森のゴミ展」と名付けてしまった。部屋中を散らかしっぱなしで、美術展という様相は微塵もなかった。「作品」と思われるような「物」は一つもないのだ。確かに某君の作った手の彫刻を置いてあったが。いつの頃からか、美術展に「作品のオリジナル性」という意味が明確でなくなった。物の氾濫が大きな原因だろう。
 大木氏の「ごみ展」は一瞥するだけでそのごみの出所が垣間見える。拾ってきたゴミはないだろう。道内に来るまでに使ったもの、このテンポラリーにあるもの、こちらの生活ででてきた不要品、そういう物が全てだ。
 そういう物を部屋一杯に置いたらどうなるか?だだそれだけの展覧会だ。それ以上でも以下でもない。その後始末を見たかった。

 その様子を当館オーナー氏からうかがった。さもありなむ。見事に片づけて風雲児は去った。


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 会場には、画布がぶら下がっている。公開制作のための準備だ。壁にはツナギもある。着替えるのだろう。それだけでは寂しいとみえて、ランダムに落書き画も貼られている。
 この日はすこぶる日差しが眩しかった。画布は白く浮かび上がって亡霊のようだった。が、描き手は日が沈んでから作業にいそしむ。日の力も落ちた頃から、日光を相手にせずに何かが描かれていく。

 こまめに行くことはないだろう。その出来上がり頃にまと来よう。


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by sakaidoori | 2012-06-11 12:33 | テンポラリー
2012年 06月 07日

1787) 「[北海道ツラの皮] 熊谷大介<ルチャマスク作家>」 JRタワーARTBOX 6月1日(金)~8月31日(金)

  
○ [北海道ツラの皮] 

      熊谷大介
  <ルチャマスク作家>   
  

 会場:JR札幌駅東コンコース・JRタワーARTBOX
     中央区JR札幌駅構内
     (地上東コンコースの西壁面。東改札口の南側)
     問合せ・JRタワー展望室アートチーム
          電話(011)209-5075

 日程:2012年6月1日(金)~8月31日(金)
     (会期中無休)
 時間:8:00~22:00

ーーーーーーーーーーーーーーー(6.7)

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 道行く人がチラリと流し目だ。がっちりと写真を撮る人もいる。実に良いことだ。廻りには時間と金を使った映像が、広告ボックスに流れている。それらに負けないぐらいの、「チョット驚く、アッと驚く」作品でなければならない。このアート・ボックスは初めからショー・ウインドを目的にしたような装置なのだ。その装置を逆手に使うぐらいの美術作品が登場した。

 
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1787) 「[北海道ツラの皮] 熊谷大介<ルチャマスク作家>」 JRタワーARTBOX 6月1日(金)~8月31日(金)  _f0126829_0215175.jpg1787) 「[北海道ツラの皮] 熊谷大介<ルチャマスク作家>」 JRタワーARTBOX 6月1日(金)~8月31日(金)  _f0126829_0222291.jpg
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     ↑:左から 「ザ★グレート・ホッカイドウ」、「半鮭人」、「メロン・マシーン」。

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          ↑:「モロコシボーイ」。


 確かに楽しい。が、「モロコシ・ボーイ」を見ていると笑い泣きをもらってしまった。根っからの間抜けズラというものは、全くの無防備だから安心して見れる。でも、そういう顔を長く見ていると、人は哀しくなっちゃう時がある。なぜだろう?
 上目遣いで上空の一点を見つめる眼差し、可愛いくて頬が緩んでしまう。だが、可愛さが過ぎるともの悲しくなる時がある。
 人形は可愛い、楽しい、夢がある。曇りなき表情をじっと見つめていると、なぜか人は嬉し泣きをするのかもしれない。


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          ↑:「kitakitsune」。

 それにしても、作品の一つ一つは綺麗だし、何より丁寧だ。普段の職人的な手仕事の延長だろう。

 ところで、「モダン・アート」として見たい人にとってはどう思うだろう?「漫画的ユーモア + 職人的巧みさ」に現代を撃つ力があるのか?もっともな刃だ。が、裾野の狭いホッカイドウなのだ。面白くないと思えばそれで良いだけだ。当企画の選定者だって、いつもいつも全員の意志が一致しての選定ではないだろう。それはここを見続けていたらよく分かる。おそらく、選ぶ側も「試み」をしているのだ。彼らの粋に感じて、いろんな分野のいろんな作品をもっともっと僕らは楽しもうではないか。

 「もっともっと楽しもう」という意味では、今展の作家・熊谷大介氏は「楽しみの見せ方第1幕」といった感じだ。「ショー・ウインド」という近代装置と「職人気質」がユーモラスを接着剤にして、何とも言えない笑いと哀しみを生んだ。同じバージョンであってもいいのだが、違う見せ方や、新たなマスク物語を夢見させて欲しい。


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by sakaidoori | 2012-06-07 23:54 | JRタワーARTBOX
2012年 06月 05日

1786)②「日常の冒険 -日本の若手作家たち-(今村育子の場合) vol.3」 500m美術館 5月12日(土)~7月27日(金)

1786)②「日常の冒険 -日本の若手作家たち-(今村育子の場合) vol.3」 500m美術館 5月12日(土)~7月27日(金)_f0126829_9421539.jpg







○ vol.3 日常の冒険 

  ー日本の若手作家たちー
 


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 会場:500m美術館
      地下鉄東西線コンコース、
      (「地下鉄バスセンター前駅」から、
       「大通駅」に向かっての約500m。)
     
 会期:2012年5月12日(土)~7月27日(金)  
 休み:無し(年中無休)
 時間:7:00~22:30(照明点灯時間?)



 参加作家:
 今村遼佑(京都府生) 今村育子(札幌市生) 山本聖子(京都府生) 進藤冬華(札幌市) 西田卓司(札幌市) 藤倉翼(北広島市) 田中巧起(栃木県) 石倉美萌菜(札幌市) 狩野哲朗(仙台市) 鈴木悠哉(福島県福島市) 清治拓真(新潟)


ーーーーーーーーーーーーーーーー(5.31)

 11名の作品展。
 1783)①の続き。(以下、敬称は省略させて頂きます。)


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     ↑:  今村育子「窓の外、あるいは中」・2012年 サイズ可変 カーテン ライト 他


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 札幌在住?の今村育子。「チラリズムの人・今村育子」と呼んでいる。
 「見せる、見せない、見たい、見たくない」、そんな風に見る人に誘いかける人だ。見る人の心にスイッチを入れたい、それで見る人と空間を共有しながら、何かで結ばれたい。そういうインスタレーションを得意としていた。
 最近は「自分」に拘っている。自分と自分とで会話をしている。遊び心が消えたから、他者へのサービス精神としてのチラリズムも消えた。他人の目が入る隙間がなくなった。

 今作も自己確認のような作品だ。「可愛く灯る今村育子の部屋」として楽しめればいいのだが、そんな感じはしない。ここには十重二十重に防御壁がある。ガラス張りの密閉空間は絶対に他者は入り込めない。チラリズムとは縁切れだ。その中のカーテンは、皮膚のようにして自己と他者を分別している。その向こうに、目に見えない作家の心のドアを感じる。明かりは他者との交流ではないだろう。「私はここにいる。私はここにいる」と言っているのだろう。ナルシズムにも墜ちれない。チラリズムという交流の窓も閉ざす。明かりとしてそこにいる。明かりになりきれる強情さはある。今はそういう時期なのだろう。

 「強情」といえば、昨年の芸森でのグループ展を思い出す。
 暗くて広い空間だった。その中で時計の針のようにして大きな振り子が左右に振れていた。そこは仕切られた空間で、彼女のためだけに与えられた空間だ。そこに振り子があるだけだ。振り子とは言っても電動ということもあり、一定のスピードで左右に振れているだけだ。この「一定のスピード」が恐ろしく僕の記憶に刺さりこんだ。それは振り子という自画像だ。無テンポ、無リズムの機械仕掛けに「強情な今村育子」を見た。「私を見ろ。私はどこにも行かない、逃げたりはしない、私はしっかり脈打っている、生きている。私を見ろ、見て下さい」

 今回は「振り子」ではなく「明かり」だ。自己存在をアピールしている。不安でもあるのか?わからない。自信の反映とも思えないが、地金の強い人なのは間違いない。
 明かりやカーテンの持つやさしさも良い。できれば、かつての遊び心も加わって欲しい。



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 ③に続く。

by sakaidoori | 2012-06-05 22:33 |  500m美術館
2012年 06月 04日

1785) 「梅田マサノリ 『記憶を探す通路』」 門馬 6月1日(金)~6月13日(水)


○ 梅田マサノリ 

  「記憶を探す通路」 

       記憶をコーテティングする今。
 


 
 会場:ギャラリー・門馬 ANNEX 
     中央区旭ヶ丘2丁目3-38
     (バス停旭ヶ丘高校前近く) 
     電話(011)562ー1055

 会期:2012年6月1日(金)~6月13日(水)
     (会期中無休)
 時間:11:00~19:00

ーーーーーーーーーーーーーー(6.1)

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 光を浴びる日にここを訪れると、もうそれだけで「美術」にタイムスリップする。
 強い光は磨りガラスで和らぎ乳白色に染まる。しかも空間は細長く、作家の意図のままに進んでは立ち止まり振り返り、最後は突きあたりのドアを過ぎ、緑の森で一呼吸する。
 門馬邸の庭は春真っ盛りだ。飛び回るシマリスの尻尾を見た。走ることの好きな生き物だ。ちょっとこちらを楽しませては、素早く木に登り、枝を伝い、これみよがしに素早い動きを披露する。あいにくと今日は尻尾だけだった。それでいい、君を見にきたのではないから。

 もう一度出発点に戻ろう。「記憶を探す通路」と作家は言っている。同時に、「記憶をコーティングする、今」とも言っている。記憶という過去、それを今は過去完了にするのだろう。
 その行為を追体験できるか、ゆっくりと会場を歩いてみよう。


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 梅田マサノリ得意の意味不明な浮遊物だ。生理の襞を浮遊させていている。が、生理のトゲをのこしつつ、トゲの役目を終えたようだ。

 目を磨りガラスに転じよう。


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 男と女だ。自画像と夢と呼ぼう。ここにも正直な梅田マサノリがいる。全ては標本なのだが、休ませている感じだ。


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 再び意味不明の浮遊物?四つ足の可愛い動物に見える・・・、ベッドだ。


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 ベッドが浮いている。子豚ちゃんのようでかわいい。


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 枕だ。飛んでいくなと、石で押さえられている。飛んでいくなと・・・。


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 再びエッチな作品だ。オッパイと言おうか、女性器と言おうか。本人もしっかりと登場して、愛すべき梅田マサノリだ。


 振り返れば・・・、明るくて静かな標本室だ。

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 出口は近い、戻るわけにはいかない。先に進もう。


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 梅田マサノリ考。
 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


 以前、テンポラリー・スペースで初めて個展を見た。
 その時も標本スタイルだった。が、もっと肉肉していた、生っぽかった。更に、標本の器は王朝趣味的で、装飾過多のギラギラ感もあった。この肉っぽさと装飾性との組み合わせはミスマッチのようで、意地の張り合いのようにも見えた。意地の張り合いと言えば、部屋を押しつぶすようなビニール球体も置かれていた。
 穏やかならぬムードが通奏低音のように流れ、何かを包むようにして「可笑しさ」が漂っていた。とにかく、至る所に顔を出すアンバランス感が梅田マサノリらしさと理解した。

 おそらく深刻なテーマを持っているのだろう。例えば、「生と死」、あるいは「肉体と精神」など。文明の利器を巧みに使うことにも秀でた人だ。「個人表現と集団意識との関わり」、「現代文明と表現媒体」、などもあるかもしれない。だから硬派と言える。
 1958年生まれの人だ。焼け跡派、団塊の世代、その後の燃えかすの世代などの、人の塊の息吹を知らない。人種的に優しい世代の始まりに位置する。彼の持つやさしさが、硬派一本表現を衒うのだろう。

 今展は静かだ。そして自画像もあり正直だ。女性器もあらわで、素直だ。己の「肉」との対話も一段落したのかもしれない。
 大病を患ったと資料にはある。いつのことだろう?
 帰りしなに、「このシリーズは今回で一区切り・・・」と、そんな言葉を耳にした。肉塊シリーズなのか、標本シリーズなのか、浮遊シリーズなのかは分からない。過去と一線を画すのだろう。その為の個展だろう。限りなく個人的な発表かもしれない。


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     ↑:(浮遊するベッドの支え石。)



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by sakaidoori | 2012-06-04 18:40 | 門馬・ANNEX
2012年 06月 04日

1784)③「しんか展 第7回」 大同 5月31日(木)~6月5日(火)

  

○ 第7回 しんか展 
 

 会場:大同ギャラリー 3階4階
     中央区北3条西3丁目1
      大同生命ビル3階 4階
      (札幌駅前通りの東側のビル。
      南西角地 。)
     電話(011)241-8223

 会期:2012年5月31日(木)~6月5日(火)
   ※ 3日(日)は、14:00~ 
 時間:10:00~18:00
     (最終日は、~17:00まで)

 主催:しんか展プロジェクト
 後援:札幌パイロットクラブ

ーーーーーーーーーーーーーー(5.22)

 1777)①、1781)②の続き。

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 最後になりましたが、受賞作を紹介します。
 最後になったのは理由があって、ほとんどの作品はバランスが良くて、他の作品とムードを事にしている。稚拙な味わいも「へたうま」という言葉があてはまる。要するに上手な作品ばかりだ。


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     ↑:第7回しんか賞日野正和(東京都)、「草の海」

 全体のバランスが抜群だ。しかも勢いもある。「オレは生きているぞー、オマエを食べるぞー」と可笑しく襲いかかる描写が、普通のリアリズムでないのが良い。要するに良いこと尽くしで、知的障がい者作品特有のアンバランスがない。個人的には、そこがちょっと物足りない。特に、全体に破綻があまりにもないのが残念なところだ。僕自身は「破綻」も作品の有力な質と思っている。



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     ↑:左側、冨樫雅彦賞・横尾俊樹(東京都)・「ゲルニカ物語」
     ↑:右側、山下洋輔賞・大庭稔輝(東京都)・「青蛙」。


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     ↑:左側、札幌パイロットクラブ賞・松宮剛介(札幌)、「かぼちゃ」。
     ↑:右側、札幌パイロットクラブ賞・北條貴幸(札幌市)、「トランペット」。


 全て、全体のバランスが良い。部分描写は粘着的描写であったり、稚拙な自由さがあったりして興味を惹くが、あまりに全体が良すぎてビックリする。全ての作品かどうかはわからないが、美術指導を受けているかもしれない。


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     ↑:札幌パイロットクラブ賞・岡村宇宙(東京都)、「夕焼け鉄塔」

 (原作は僕の写真のように明るく発散していない。)
 ピンクなのに渋い。まさしく夕焼け的深みのある渋さだ。その中に「線」が一気に描き込まれている。しかも直線で、描き直し無しだ。一気と言ったが、それは気持ちが一つという意味で、ゆっくりと強く直線を世に降ろすという風情だ。「針金」の持つ細さ、強さという相反する正確を持つ線質だ。この線のムードが画面全体を支配し、ピンクもピンクらしからぬ雰囲気で応えている。線とピンクが織りなす異様な雰囲気の作品だ。



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     ↑:(階上階下の同時風景。)


 3階ばかりを紹介してしまった。
 以下、2階の様子を載せます。


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 お気に入りの作品を3点だけ載せます。


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     ↑:安間博(東京都)、「葡萄棚の世界」

 僕はこういう色合いの世界は好きではない。落ち着かなくて息苦しくなる。だから、こういう色の世界で生きている人を見ると観想世界が全く違うのかと驚くし、感心もする。生理的には意に反するが、こういう色でまとめる人に価値を見いだしたい。


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     ↑:左側、村上咲織(恵庭市)、「さっちゃんのワンピース」。
     ↑:右側、幅中佑氏(札幌市)、「はこだてせんそう」。



 完。
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by sakaidoori | 2012-06-04 00:02 |    (大同)
2012年 06月 03日

1783)①「日常の冒険 -日本の若手作家たち-(今村遼佑の場合) vol.3」 500m美術館 5月12日(土)~7月27日(金)

1783)①「日常の冒険 -日本の若手作家たち-(今村遼佑の場合) vol.3」 500m美術館 5月12日(土)~7月27日(金)_f0126829_9421539.jpg



○ vol.3 日常の冒険 

  ー日本の若手作家たちー
 


 会場:500m美術館
      地下鉄東西線コンコース、
      (「地下鉄バスセンター前駅」から、
       「大通駅」に向かっての約500m。)
     
1783)①「日常の冒険 -日本の若手作家たち-(今村遼佑の場合) vol.3」 500m美術館 5月12日(土)~7月27日(金)_f0126829_9425795.jpg

 会期:2012年5月12日(土)~7月27日(金)  
 休み:無し(年中無休)
 時間:7:00~22:30(照明点灯時間?)

 参加作家:
 今村遼佑(京都府生) 今村育子(札幌市生) 山本聖子(京都府生) 進藤冬華(札幌市) 西田卓司(札幌市) 藤倉翼(北広島市)田中巧起(栃木県) 石倉美萌菜(札幌市) 狩野哲朗(仙台市) 鈴木悠哉(福島県福島市) 清治拓真(新潟)
 (追って書きますが。
 とりあえずは、パンフを拡大して確認してください。)


ーーーーーーーーーーーーーーーー(5.31)

 11名の作品展。
 順番に載せていこう。一度に沢山の人を載せないで、ゆっくりと進んでいこう。作品も語るが、できれば作家のことや、美術雑感なども交えながら進もう。

 市民の自由空間だ。好き放題語れれば本望だ。どこまで言葉が出てくるか。批評を語る能力はないが、批判がましい言葉もでてくればと自分に願う。今展に関しては、「個々の作品が好きだから語る」という栄通記基本スタイルからは離れよう。


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 地下鉄「大通駅」方面から歩く。地下街の街角ムード漂う空間から、地下2階の色気のない場所に行くことになる。そんな場所だから、「美術品」を並べることによって、「市民の憩いの場創造」ということになる。美術に求められることが随分とあるものだ。無い物ねだりのような気もする。お役所仕事で言うところの、「費用対効果」ではどういうことになっているのか。おそらく、本展が取りやめになる時は「役目は終わった。か、効果が見えない」ということになるのだろう。その時こそ関係者の気合いの見せ所だろう。
 個人的には「変な空間、無意味な空間、薄気味悪い空間」が一つ去ったことが寂しい。


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 いよいよ始まる。
 僕の通路からは、作品は全て左側にある。
 地下街では、決めたわけではないが、左側通行になってしまう。どうも、それが人の生理のようだ。だから、美術展会場では左回りを前提にしていると聞く。
 作品展として今展を見ようとするならば、大通り方面からの歩行を勧める。もちろん、通りすがりの空間だから、好きに歩くのが一番だ。


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 今村遼佑、「釘と森」・2012年 釘 壁に水彩
 1982年京都府出身。

 当展の第一号を飾るにふさわしい?作品だ。写真で見える展示スペースに、わずかばかりの釘が刺されてあるだけだ。その釘の影を利用して樹が描かれてある。だから「釘と森」だ。


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 今作に限らず、全作品を通して「白」が基調だ。静かで地味だ、いわゆる「あわいを覗く」だ。
 その中にあって今作は抜群の白さだ。奇抜さが目的ではない。
 作家は語る、「・・・何もない場所にこそ、むしろ満ちているものが気になる・・・」と。そして、注意を促し、流れ去る日常を、少しでも堰きとめたい、と言葉を結んでいる。

 いっそのこと何もなかったならばどうなるのだろう。作品だ、その場合でもタイトルは付けよう、「僕の空間」だ。決して揶揄して言っているのではない。彼は日常性に我慢がならんのだろう。他人と会話していても、その言葉よりも口の動きの美を感じる人だろう。
 だが、その個人的感覚を他者と共有したいと願っている。なぜか?「僕はこんな世界を日常に見ているんだ。何て素晴らしいんだろう。ねー皆な、一緒に見ようよ!僕と同じでなくても構わない、あなたのあらぬ世界も見せてよ」と言いたいのだろうか?

 この行為はつきつめていけば「求めてもかなわない事への祈り」に至るだろう。どこまで作家は「祈り」という厳しい個的世界に耐えれるのか?美術行為は確かに孤独な個的世界だ。が、その行為の結果を「作品」として待ち望む人も想定できるだ。目には見えないが、彼らの支援が後押しをしてくれるかもしれない。
 だが、「祈り」には絶対の断絶があるのでは。

 今作には、そういう生真面目さと同時に、軽い「遊び」を感じる。おそらく、この遊び精神がある間は、健全な精神でいることができそうだ。「日常」と「非日常」が区別可能の間は健全で、こちらも安心して見れる。


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by sakaidoori | 2012-06-03 11:03 |  500m美術館
2012年 06月 03日

1782)「高臣大介・ガラス展 (即売展)」 大丸札幌7階 5月30日(水)~6月5日(火)

 
○ 高臣大介・ガラス展 

  
 会場:大丸札幌店7階・暮らしの彩りコーナー
      中央区北5条西4丁目7
      (JR札幌駅の西側の建物)
     電話(011)828-1111

 会期:2012年5月30日(水)~6月5日(火)
 時間:10:00~20:00       

ーーーーーーーーーーーーーーーー(5.31)

 百貨店での即売展です。肩肘張らずに見ていって下さい。
 (写真をクリックして拡大して下さい。)


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 百貨店での高臣大介君を見たかった。残念ながら11時出勤とのことで、会えなかった。仕方がない。

 高臣コーナーには早くもそれなりのお客さんの数だ。彼の知名度によるものか、さすがはダイマルということか?


 人が去った後で、バリバチ写真だ。

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 お目当てはこれだ。


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 盟友・酒井博史君のための、「ハンコのためのガラス・オブジェ」である。即売品に「オブジェ」など、ちょっと格好いい言葉を並べすぎた。要するに印鑑になるわけだ。
 ボリューム満点で、ちょっと卑猥なところが気に入っている。


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 手斧のようなガッシリとした作品も見たことがある。残念ながら、そんな個性豊かな商品はお隠れであった。


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 「カトラリー置き」だ。「カトラリー」?人生初めての言葉だ。スプーン置きのようだ。日本式に言えば箸置きだ。なるほど、なるほど。感心して見ていたので、手も写真もブレてしまった。
 ならばと言うことで、栄通のアート風高臣大介展の紹介・・・


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 火曜日の6月5日までです。彼の好きな方、街に行かれたら立ち寄って下さい。


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by sakaidoori | 2012-06-03 08:39 | 百貨店