栄通記

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2011年 11月 19日

16※※) 「武田浩志 『Utopia MoMo-Iro 4』」 ト・オン・カフェ 11月15日(火)~11月27日(日)

 (ただ今編集中。文章は少し後れます。)


○ 武田浩志 

     Utopia MoMo-Iro 4
    


 会場:TO OV cafe(ト・オン・カフエ)
      中央区南9西3-1-1
       マジソンハイツ1F
      (地下鉄中島公園駅下車。
      北東に徒歩2分。北東角地。)
     電話(011)299ー6380

 会期:2011年11月15日(火)~11月27日(日)
 休み:会期中無休
 時間:10:30~22:00
    (日曜日は、10:30~20:00)
 電話:(011)299-6380

ーーーーーーーーーーーーーーー(11.18)

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 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 タイトルは「モモイロ・ユートピア」だが、緑系の色が強く目に飛び込んだ。そして、律儀に丁寧な陳列と重なり、いささか渋めでもある。空間演出よりも、「キチッと個々の作品を見よ」という武田浩志ワールドだ。栄通風にサブタイトルを付ければ、「目口鼻なしヒトムレと、その住まい」展だろう。
 その輝く発色は一見に値する。だが、「モモイロ・ユートピア」と称えるほど全面開花はしていないだろう。「悩ましき発展途上」展でもある。


 (以下、編集中。明日までには記し終えたいと思います。予想通りというか、写真の写りが悪くて、悩ましい編集です。暗がりが悪いのか、マイカメラが悪いのか、腕が悪いのか、弁明弁明の前口上です。)

by sakaidoori | 2011-11-19 11:37 | (カフェ)ト・オン | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 19日

1622) 「内山恵利・個展」 さいとう 終了・11月8日(火)~11月13日(日)

○ 内山恵利・個展          


 会場:さいとうギャラリー  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2011年11月8日(火)~11月13日(日)
 時間: 10:30~18:30
      (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーー(11.8)

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 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 道都大生のグループ展で、内山恵利は一人沢山のテキスタイルを出品していた。「大きく自分を見せたい根性」に好感をもった。図柄は型染めではなく、肉筆線による人の顔だった。それは今展にも出品している。絵画といってもいいだろう。肉筆をシルクスクリーンに生かすという事で、興味を持った。しかし、大きく自分を見せたい精神に反して、絵の細さは似合っていなかった。自信あふれる肉筆線で、気分が拡がる図柄になればと思った。


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 (上の作品群は概ね旧作で、下が新作。)

 下の新作群はまさにお気に入りだ。ボンボンボンとこちらに攻め込む姿勢が良い。若さあふれる実直さがいい。広い会場に並べても、その目立ちたがり根性は負けないだろう。
 僕には末法臭い作品にも見えた。葬式の飾り幕に使いたい。冠婚葬祭をテーマにした舞台背景などはどうだろう。

 会場には絵画作品もある。どす黒い赤系といえばいいのか、渋い色合いを内田恵利は好むようだ。茫洋とした丸みとともに、シルク作品と通じる。
 一方で、内に籠もりたいという気分も絵画には感じる。柔な「内に籠もりたい精神」は彼女には似合わない気がする。外に発散する力、内向きの柔な姿、表現したい気分はいろいろあるのだろう。垂れ幕のシルクスクリーンとしてではなく、シルクスクリーンを応用したテキスタイルとして開花して欲しい。


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by sakaidoori | 2011-11-19 10:54 | さいとう | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 18日

1621) 「佐々木汐里・個展」 さいとう 終了・11月8日(火)~11月13日(日)

○ 佐々木汐里・個展          


 会場:さいとうギャラリー  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2011年11月8日(火)~11月13日(日) 散りばめる
 時間: 10:30~18:30
      (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーー(11.8)

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 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


 
 会場の雰囲気、それは完璧に「女の子の部屋」だった。
 中間色を一杯使ったカラフルな作品、色数を省略させてちょっと寂しそうな雰囲気、小さい作品をモザイク状にちりばめた心模様、丈の短いふっくらスカートの女の子シルエット、大作もあるのだが、日々の出来事をあれこれと綴っているようだ。「汐里の部屋、しおり日記」だ。

 アクリル絵画ということでもあり、少し色が濁っていた。「女の子の部屋」だから、もっと色鮮やかに華やかに、とも思った。一方、画家は煙った心模様も表現したいようだ。発散する情熱よりも、ちょっと退いた心気分が好きなようだ。その意味では、少し曇った色合いが丁度良いのかもしれない。

 スルーっと素直に気分を出している。その素直さが今展の特徴であり良さだ。


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     ↑:「Somnium ovium].


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          ↑:「宇宙のところどころで いつも輝かしいもの」。


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          ↑:「青い日々のゆめ」。


 脇を固めてコンパクトに色が重なり踊っている。「字のない絵本」にしたくなる。
 一番下のシルエットの大作、画面に多くの「窓」があるのが良い、抜けた感じが良い。その分、濃密な部分というか、スカッとした部分が欲しい。期待したい未完成作品と言いたい。


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     ↑:左から 「予感」、「あいつは人気者」。


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 意味深というか、意味不明なタイトルが付いている。作家にとっての隠語でしょう。この細切れ貼り合わせ感覚は若者の独壇場でしょう。


 最後に某青年のゲスト出演です。


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 同じ道都大学の清武昌 君です。彼の絵画は暗い。だが本人はいたって明るい。だからか、佐々木汐里の素直な明るさに惹かれるのかもしれない。その明るさがだんだんと作品に反映されるかもしれない。
  友情出演、ありがとう。





この時期、隣室では道都大学同学年の内山恵利さんの個展も開かれていて、女子大学生の雰囲気を楽しめました。ともに中島ゼミでシルクスクリーンを学んでいるのですが、なぜかしら佐々木汐里は絵画だ。

by sakaidoori | 2011-11-18 00:10 | さいとう | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 17日

1619) 雪が降る

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 とうとう札幌も雪が積もりました。この雪はそのうちに消えるでしょう。そして雪が降るでしょう。また消えて、振って、雪の世界が来るのでしょう。

 今日は砂川に行こうとタイヤも交換したのですが、止める事にしました。まさかこんなに降るとは。
 皆さんも、雪の降り始めは何かと気をつけて下さい。


 写真は我が家の裏側と、猫の額の畑模様です。
 

by sakaidoori | 2011-11-17 09:19 | ◎ 個人記 | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 17日

1618) 「伊藤隆介・個展 『the Hole』」 cai02 11月5日(土)~11月26日(土)

○ 伊藤隆介・個展 

        「the Hole
   
        
 
 会場:CAI02 raum1
      中央区大通西5丁目 昭和ビル・B2 
      (地下鉄大通駅1番出口。
    ※注意⇒駅の階段を下りてはいけません。
          昭和ビルの地下2階です。)
     電話(011)802-6438

 会期:2011年11月5日(土)~11月26日(土)
 休み:日曜・祝日  
 時間:13:00~23:00

 主催:当館(CAI現代芸術研究所)
           
ーーーーーーーーーーーーーーー(11.8)

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

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 伊藤隆介得意の永劫回帰的仕掛けと、その仕掛けを見せながらの映像作品だ。カラクリ仕掛けの「伊藤隆介・芝居小屋」、今回は絶好調だ。

 非常に凝った仕掛けだ。凝ってはいるがシンプルだ。そして困ったことに、カメラの位置がわからない。

 仕掛けの中での「カメラの位置」が気になるところだ。映像から判断して、カメラ目線を仕掛けの中で探しまわる。鑑賞者参加型の伊藤インスタレーションでもある。だから、伊藤作品の成否は、カメラの位置・目線に感心させられる時であり、逆に、カメラに関係なく作品そのものを楽しむ時である。今回は「カメラ目線」を見つけるのに苦労した。隆介の「技あり一本」であり、そして、分かりにくい映像に不思議に納得させられた。「映像なんてどうでもいいのだ」、と思いたくなった。


 分かりにくい説明になるとは思いますが、以下装置の説明をします。


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 中央の板から左側が左右に行ったり来たりする。「貨車」が左右に動いているといえばいいだろう。ランダムに適時ストップする。
 右側に、細い鉄パイプが横付けにして見える。カメラは鉄パイプの先端に取り付けられている。鉄パイプが板塀を突き刺す感じだが、「貨車」が鉄パイプに入り込んだり、出たりしているだけだ。先端のカメラはグルグル廻っている。その回転運動もランダムにストップする。上の写真はカメラが内部に入っていて、内部を写している映像シーンだ。


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 「貨車」にあたる移動体がもっとも後ろに下がって、カメラを外部にさらけ出している。カメラは外の芝生や倚子などを写している。


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 カメラはほとんど「貨車」の内部を撮っている。撮影の為の照明が外から当てられている。だから、映像は薄暗い。


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 右側の重しは「貨車」を引っ張る装置。装置ではあるが、薄暗がりの中で、音もなく上下する動きは何やら薄気味悪い。


 芝生を写す時は綺麗な静止画像になるのだが、その時以外は炭鉱の中を徘徊している感じだ。もっとも、実際の炭鉱内部などは見た事がない。おそらく煤だらけで、全体がもやっている事だろう。
 

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 映像シーンは、会場の「地下室性」を意識しているみたいだ。「暗く暗く」がサブテーマだ。時折地上にはい上がっては、小市民的な明るく平和な庭を写すことになる。「明と暗」の反転表現は、「虚実」の堺目を楽しんでいるのだろう。
 総じて、「虚」の不可思議さよりも、「映像としての実の訴えを」感じた。それは、映像そのものよりも、装置への強烈な拘りがズシンとこちらに伝わるからだ。無駄な装飾は全て剥ぎ取る。装飾は室内の「地下室性」で充分だという判断だろう。

 室内の中央をシンプルに照らす照明、器材の横線縦線がシンプルに目に飛び込む。一切の無駄を省略し、光と線だけの伊藤舞台。その孤独な作業に、伊藤インスタレーションに「実」を初めて感じた。それは一つの大人の遊びなのだろう。「the Hole」、穴を凝視する遊びだ。

by sakaidoori | 2011-11-17 00:05 | CAI02(昭和ビル) | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 16日

1617) ③「コレクト マニア・展 3rd!!」 たぴお 11月14日(月)~11月19日(土)

○ コレクト マニア・展 3rd!!
   

 会場:ギャラリーたぴお
      中央区北2条西2丁目・道特会館1F
      (仲通・東向き。建物1階に郵便局有り)
     電話(011)251-6584

 会期:2011年11月14日(月)~11月19日(土)
 時間:11:00~19:00

※ オープニング・パーティ⇒初日 18:00~ 

 【参加者】
 川井流叶 加賀谷智子 佐藤栄司 藤川弘毅 丸島均 名畑美由紀のダンナ様 能登健一 タカダ ヨウ・・・以上、8名。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(11.14)

○ タカダ ヨウさんの場合・・・「ポスト・カード」

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 今展の華です。11列×10段のポスト・カードです。好みに徹して集めたものでしょう。明るくって、ちょっとエッチで夢があります。そんな少女趣味的な統一感が素晴らしい。
 僕の展示(丸島均)は自分の部屋をそのまま持ってきた感じですが、こちらは出品者の頭の中を濾過してコジャレに展示している。
 美術館や個展会場での収集品でしょう。一枚一枚の価格はしれています。が、一度には決して集めれません。気がつけば、そこはゴッソリお宝の山でした。

 これは一見の価値があります。栄通推奨のコレクションでした。


○ 能登健一さんの場合・・・「ポスター」


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 当館開催の展覧会ポスターであり、同時に能登さんの出品作品でもあります。
 一つの展覧会で数枚出展していますが、こうして展覧会を横断して見ると、その特徴がくっきり浮かび上がってくるようです。「大きなすっきりした優しさ」、と言いたいです。

 一番好きな作品がこれです。

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 そして、感心しまくったのが名前を記した次の部分です。

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 このネーミングにはしびれる。「たぴおへの愛」を感じる。


○ 藤川弘毅さんの場合・・・「ビートルズのポスター」


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 ビートルズが解散したのはいつ頃だろう?僕はそれほどのファンではないので、というか音楽全般に疎くてほとんど何も彼等の事を語る事ができない。中学の頃だったか、彼等の来日で日本列島が熱く燃えたのを覚えている。僕には宇宙の出来事だった。
 ファンではないが僕だってビートルズの名前ぐらいは知っている。ジョン・レノンの顔はしっている。なぜだか彼のレコードがあるから何度も聴いた。昔ならばこうした大きな顔は無視しただろう。今は違う。
 一枚だけ四隅の一ヵ所が破れている。深い意味のない破れだろう。でも、この破れが良い。


 ④に続く

by sakaidoori | 2011-11-16 16:14 |    (たぴお) | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 16日

1616) ②「コレクト マニア・展3rd!! 『急募!! 葉書サイズの・顔」たぴお 11月14日(月)~11月19日(土)




○ 急募!! 
   葉書サイズの「顔」 
      送って下さい
!!!



   コレクト マニア・展 3rd!!  

  

 会場:ギャラリーたぴお
      中央区北2条西2丁目・道特会館1F
      (仲通・東向き。建物1階に郵便局有り)
     電話(011)251-6584

 会期:2011年11月14日(月)~11月19日(土)
 時間:11:00~19:00

※ オープニング・パーティ⇒初日 18:00~ 

 【参加者】
 川井流叶 加賀谷智子 佐藤栄司 藤川弘毅 丸島均 名畑美由紀のダンナ様 能登健一 タカダ ヨウ・・・以上、8名

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(11.14)

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 現在、ギャラリーたぴおで「コレクト・マニア展」が開かれています。たまたま私も3回続けて出品しています。
 
 今回は「顔」というテーマでコレクション?を陳列しています。本来、「美術品」のみのコレクションを見せる展覧会ではないのです。ちょっと勇み足気分で購入した美術作品なども並べています。版画、写真、書、お面、立体作品、本、DM等の絵葉書、レコードのジャケットなどなどです。要するに人に限らず「顔」を並べているわけです。

 会場に居られる人にも「顔」を描いてもらい、展示コーナーは楽屋の舞台裏のようになってしまいました。美学も何もあったものではありません。ならば、もっとうるさくというわけで、読者の方の「顔」も貼りたくなりました。何の特典もサービスもありません。 「顔」を葉書に描いて送ってくれませんか!!札幌市内の方ならば、金曜日の午前までに投函していただければ展示最終日の土曜日までに着くでしょう。今すぐ送って頂ければ、とっても嬉しい。届いた日に、いそいそと会場に貼りに行きます。最後は協力して頂いた方々のみの作品で記念撮影です。そして本編による展示会です。


 送り先: 003-0021
       札幌市白石区栄通11丁目1-7  丸島均



 追記:18日(金)9:00
     ぞくぞく到着!!と言いたいところですが、予想通りというか一通の「顔」葉書も頂いていません。
 というわけで、宜しくお願いします





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by sakaidoori | 2011-11-16 16:00 |    (たぴお) | Trackback | Comments(2)
2011年 11月 16日

1615) 「公募展 Sapporo Phot Stage 2011 (前期展)」 cai02  11月4日(金)~11月11日(金)

○ 公募展 Sapporo Phot Stage 2011 

    さっぽろフォトステージ 2012  
         
 会場:CAI02 raum2&3
      中央区大通西5丁目 昭和ビル・B2 
      (地下鉄大通駅1番出口。
    ※注意⇒駅の階段を下りてはいけません。
          昭和ビルの地下2階です。)
     電話(011)802-6438

 会期
  前期:2011年11月4日(金)~11月11日(金)
  後期:2011年11月15日(火)~11月22日(金)
 休み:日曜・祝日  
 時間:13:00~23:00
      (前期の最終日は、~20:00まで) 

 【出品作家】
 公募による多数。
           
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 前期展は終了しましたが、現在作品入れ替えによる後期展が開催されています。

 2008年から始まって、今年で4回目です。いままでは選ばれた写真家による個性重視の作品展だった。今回はすこぶる様子が違う。「公募展」だからだ。どういう基準・方法で公募しているのかは知らない。多人数によるそれなりの傾向をともなった写真群だ。どういう傾向かを読者の方にも楽しんでもらいたいところだ。多くの作品の紹介をしたいところだが、ここは私の好みと流れでいきます。以下、適当に個別作品を載せていきます。

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


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          ↑:kensyo、「p.m.」。

 ご存じ、美しきヌードとその現代表現で格闘しているケンショーだ。「ヌード(美)と格闘」とはミスマッチと聞こえる。実際、「戦闘的挑発的ヌード」という意味ではない。あくまでも「美しいヌード」が基本だ。よくは分からないが彼は「ヌード」とともに何かと闘っているみたいだ。
 今作、誠に美しい作品だ。「絵画のようだ」と言いたい。そして、それが撮影者のねらいのようだ。額装を水彩画張りにしたかったとの事だ。水彩画用の紙を使っている。
 撮影者の行為と意志を画家に対する挑発ともみえる。「現代美術」表現の一つである「視覚トリック」を考えているとも見える。が、それにしても綺麗だ。作品を「綺麗だ」と言い切れば文章はつまらい、お終いだ。今日はケンショー氏に「参った」ということで文を止めよう。


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          ↑:置田貴代美、Phase」。

 置田貴代美は空気感や存在感を醸し出しての心象作家だと思っている。
 最近の撮影者は風景を撮っている。その作風から言えば、心象を風景に重ねて表現している、と言えばいいのだろうが、そう言い切るには「風景」にこだわっている。一心に「風景」を見つめている置田貴代美をみる感じだ。古典的日本画家の風景へのアプローチに近いのでは。彼等は「気韻生動」ということが重要であった。己を滅しての自然美である。どこか禅的でもある。この「己を滅する」というところが少しばかり置田貴代美は違うようだ。間違いなくそこに作家の心象は投影されているからだ。ただ、何というか「自然の相に没する」態度が強くて、「自然(客体)」と「己(主体)」の微妙な関係が、見る僕の感心を呼ぶ。
 やはりこれは「置田貴代美・個展」で明快にみたいものだ。


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          ↑:高井稜、「響奏」。

 「強く対象を見つめて、強く表現する」、そういう撮影者だと思っていた。
 先日、某写真館で個展をされていた。その時は上掲の作風ばかりの展示だった。強さはヤッパリと思ったが、その遊び心に驚いた。細かい方法は分からないが、パソコンでいろいろとこねくり回しているのだろう。基本は「形と光」だ。それは撮影者の言う「響奏」を表現しているのだが、僕には「響奏」を指揮する高井稜の「遊び」が良い。しかも、「強い遊び」が良い。自然(被写体)だけでは満足できない茶目っ気と「作る意欲」に感心したものだ。
 「作る写真家」、しかも「熟女パワー」が良い。「作る熟女写真家・展」、そういう人達を集めたくなった。


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          ↑:Yuka Fujita、「wave 1 ength」。


 横長の作品を山折りにしての展示。作品の流れはドンドンバキバキと折れ、見る方の自然の流れを中断し、強引にある情景に意識を止まらせる。そういう時はやはり「人物」だ。人の目は一端そこに止まる。

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 画家・齋藤周氏の近年のシリーズを思う。見えない顔達がそこで遊んでいる。決して悲しい情景ではないだろう。だが、ノスタルジックさにともなって懐かしさと哀しみが同時に呼び覚まされる。海がある、崖がある、地層がある、男と女達が遊んでいる。声は聞こえるようで、でも聞き取れない。


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          ↑:土岐美紗貴、「同じ風景の見方」。

 僕は2点一組に強い関心を持っている。最低限の作品数で、切り取られた主義主張を表現できるからだ。


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          ↑:山岸せいじ、「はじまりのお話」。

 「ヒトムレ」を最近は演出している山岸せいじ。今回はごっつい額装にかわいい色合いの世界、ちょっとメルヘンチックな出で立ちだ。「はじまりのお話」、それは恐い恐い物語なのでしょうか?かわいく夢一杯なおとぎ話でしょうか?


f0126829_9581766.jpg ←:鳴海介、「odeur」。

 先日、同じこの場所で3人展で出品していた。強い作風は好ましい印象だったが、作品の取捨選択に難があったと思った。今回はその時の作品から、絞り込んでの出品だ。テーマは「女」でしょう。作品数はグループ展の時よりも大幅削減だが、引き締まって良いムードだ。これに、撮影者独自の体質感が加味されるかなのだろう。



















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by sakaidoori | 2011-11-16 10:10 | CAI02(昭和ビル) | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 15日

1614) ①「コレクト マニア・展 3rd!!」 たぴお  11月14日(月)~11月19日(土)

○ コレクト マニア・展 3rd!!
   

 会場:ギャラリーたぴお
      中央区北2条西2丁目・道特会館1F
      (仲通・東向き。建物1階に郵便局有り)
     電話(011)251-6584

 会期:2011年11月14日(月)~11月19日(土)
 時間:11:00~19:00

※ オープニング・パーティ⇒初日 18:00~ 

 【参加者】
 川井流叶 加賀谷智子 佐藤栄司 藤川弘毅 丸島均 名畑美由紀のダンナ様 能登健一 タカダ ヨウ・・・以上、8名。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(11.14)

 栄通(丸島均)も参加しているコレクション展です。ですから、大いに宣伝したいと思います。見に来て下さい。参加者の楽しみが訪問者の楽しみにもなれば嬉しいです。ガッカリされても怒らないで下さい。その時は、「ゴメン」です。

 まずは会場風景から。


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○ 佐藤栄司さんの石けん水と仲間達


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 ホテル備え付けのお化粧品セットです。
 佐藤栄司さんは、この企画展の常連参加者です。第1回目の時にも、このシリーズでした。展示最中の振る舞いといい、「ヨーロッパに行ってこんな立派なホテルに泊まったんだぞ」、といい実にまぶしき「ジマンタレ展」」でした。
 2回目はパネルに行儀良く半券を入れていました。その時、よせばいいのに僕は詰まらない事を言ったのです、「サトウさん、今回はフツウですね」
 「フツウ」と言われて喜ぶ人はいないでしょう。笑顔の佐藤さん、お腹の中の悔しい思いに耐え、こんにちに至ったのです。原点からの再起に期したのです。そして、十二分に僕の目を楽しませてくれたのです。

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 何が素晴らしいかというと、ネームプレートです。かわいく並べられたプレートと、アルファベットを堪能して下さい!僕は老眼にもなっているから、こんな小さな字の行列は読めない。だから読まない。ですが、佐藤さんが、一人パソコンに向かって横文字を並べている姿、プリントされた紙を細やかに切っている姿、そして最後にこの会場でニンマリとして石けんに添える姿、実に実に悦の境地の極みだったでしょう。

 ヨーロッパを彷彿させるご自慢の品々です。ヨーロッパを知らない僕の心境を某詩人の詩で代弁しましょう。

 「フランスに行きたしと思えども フランスはあまりに遠し せめては新しき背広を着て 気ままなる旅に出でてみん。
 汽車が山道を通る時、窓辺によしかかりて・・・」


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 >②に続く。

by sakaidoori | 2011-11-15 12:55 |    (たぴお) | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 15日

※ 栄通の案内板  ①11月(2011)

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10月22日記
 またまた再開しました。頂いた案内状で、載せずじまいの展覧会が沢山あります。お許し下さい。それでも、頂いた案内状から少しずつ載せていきたいと思います。

 



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・「コレクト マニア・展 3rd!!」 たぴお  11月14日(月)~11月19日(土)
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・「MARI FUJITA(藤田真理)・展 2011」 ミヤシタ 11月17日(木)~12月4日(日)
「(歴史講座) 『明治初期に アイヌ民族を襲った飢餓』 講師・山田伸一」 開拓記念館 11月20日(日) 無料
・「Bee hive(アトリエ)展 (10名参加)」 アイボリー 11月22日(火)~11月27日(日)
・「吉田茂・展 『in the Stream of Life』」 STVエントランス・ホール 11月14日(月)~12月4日(日)
・「田村良子・油絵展 ー花と静物を描く-」 マリカ・アートg.  11月11日(金)~11月16日(水)
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・「武田浩志 『Utopia MoMo-Iro 4』」 ト・オン・カフェ 11月15日(火)~11月27日(日)
・「内山恵利・個展」 さいとう 11月8日(火)~11月13日(日)
・「企画展 北海道教育大学岩見沢校芸術課程美術コース・展」 岩見沢・松島記念館 11月13日(日)~12月4日(日)
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・「佐藤一明・彫刻展」 ト・オン・カフェ 11月1日(火)~11月13日(日)
「《風の彩・本田滋 絵画展》 ~風と共に描こう~」 山の手 11月8日(火)~11月30日(水)
11.4
・「菅定(かん さだむ)・展 『手の版画』」 時計台 11月14日(月)~11月19日(土)
・「第102回 北大美術部黒百合会」 市民ギャラリー 11月22日(火)~11月27日(日)
○シンポジウム)「北海道開拓記念館主催 『北海道博物館と魅力ある地域づくり』」かでる2711月16日(水) 18:00~ 無料
11.3
・「藤田尚宏・彫刻展 【意識化のモンタージュ2】」 コンチネンタル 11月15日(火)~11月20日(日)
・「自我の形象展 10th」 たぴお  11月7日(月)~11月12日(土)
11.1
・大通美術館 「予定表 2011年10月11日(火)~2012年1月29日(日)
・「大場良子・写真展 『ラビリンスの扉』」 時計台 11月14日(月)~11月19日(土)
・「第86回/2011 道展」 市民ギャラリー  10月19日(水)~11月6日(日)
・「北海道9条美術の会 結成5周年記念作品展」 時計台 11月7日(月)~11月12日(土)
・「第157回テーマ展 小嶋コレクションにみる アイヌ文化の世界」 開拓記念館 11月26日(土)~2月12日(日)

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10.31
・「佐々木汐里・個展」 さいとう 11月7日(火)~11月13日(日)
・「黒木孝子・展」 時計台 11月7日(月)~11月12日(土)
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・「林教司・個展 『Water Seed (水の種子) 2011』」 たぴお 10月31日(月)~11月5日(土)
・「甲斐野弘幸・個展」 さいとう 11月1日(火)~11月6日(日)
・(企画展)「Apporoach デザインとアートの接近  伊藤千尋 藤沢レオ 村田佳彦 山本雄基 Julia lohmann」Room11 11月1日(火)~11月13日(日)
・(イベント)「『500m美術館』オープン オープニングセレモニー ~樋口雅山房の書ライブ」 11月3日(木・祝) 10:00~10:20 
10.28
・「東影智裕・立体展」 (さいたま市)あるぴいの銀花ギャラリー 11月3日(木)~11月7日(月)
・「尾形香三夫・陶芸展」 さいとう  11月1日(火)~11月6日(日)
・「9月3日(土) 栗山町に『gallery & shopキロル』オープン!!」 土日のみ 11:00~17:00
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・「イワサキ アヤカ・ゴム版画展」 (カフェ)エスキス 10月27日(木)~11月22日(火)
10.25
・「山本雄基・作品展」 (栃木県)板室温泉・大黒屋  10月1日(土)~10月30日(日)
・「洋画コレクション展」 HOKUBU記念絵画館 10月13日(木)~12月18日(日)
・「白鳥信之・展」 (東京・銀座)シロタ画廊 11月7日(月)~11月19日(土)
・「大泉力也・個展」 g.犬養  10月26日(水)~11月7日(月)
10.24
・「藤野千鶴子・展」 時計台 10月24日(月)~10月29日(土)
・「第6回 水彩連盟北海道札幌支部展」 時計台 10月24日(月)~10月29日(土)
10.23
・「佐々木秀明・展」 ト・オン・カフェ 10月18日(火)~10月30日(日)
・「西辻恵三・展」 時計台 11月7日(月)~11月12日(土)
10.22
・「第3回 草心会北海道展 山口南艸とその門流達」 大通美術館 12月15日(木)~12月18日(日)
(東京・銀座)ギャラリーなつか 「鈴木悠高・個展」 11月14日(月)~11月19日(土)

by sakaidoori | 2011-11-15 12:26 | ★ 栄通の案内板 | Trackback | Comments(2)