栄通記

sakaidoori.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2008年 10月 ( 30 )   > この月の画像一覧


2008年 10月 31日

797) 粋ふよう 「ギャラリー粋ふよう賞受賞記念 加我雅恵・個展」 10月27日(月)~11月1日(土)

○ ギャラリー粋ふよう賞受賞記念
     加我雅恵・個展

 会場:ギャラリー・粋ふよう
    東区北25条東1丁目4-19
    (北東角地。玄関は北向きで、北26条通りに面す。)
    電話(011)743-9070
 会期:2008年10月27日(月)~11月1日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:10:30~18:00 
     (最終日のみ、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10・)

 狭い会場だから大作は少ないのかなと思ったがそうでもなかった。それに、しっかりと今の気持ちを出していて好感が持てた。会場には加我さんもおられて話も弾んだ。

f0126829_16213632.jpg
          ↑:大作は「ヨダカ残照」・F120。

f0126829_16225620.jpg



f0126829_1624284.jpgf0126829_16261167.jpg














 ↑:左から、①「いっそカシオペアの隣で」・F50。②「宝石と星」・F50。

 まだまだ加我絵画は荒削りだ。何を求めてどの辺に着陸するのか僕には分からない。だが、絵が好きで絵しかないと思った人間が絵を描く。ところが子供の頃の落書きとは違って、大人になれば「何を」「如何に」描くかが問題になるだろう。もっと言えば「何故」描くのかがいつも頭の中に巣くっているだろう。
 加我さんの場合は過去の絵画の巨匠達との追体験を正直に画布に記録していくタイプであった思う。それはそれで良いのだが、絵画愛好家としては作品を見ても面白味に欠ける。最近、ようやく自分を出し始めたような気がする。

 一つにタイトルがそれを物語っている。中大作は夜空がテーマだ。暗がりの中でも一つ一つの存在は輝いている。たとえそれが社会にあっては目立たなくとも。社会(暗がり)の中で自己主張し始めた加我さん自身の声だろう。

f0126829_16455494.jpg
           ↑:③「夏の景色」・F15。         

 一つは自分の感性や感覚が正直に絵のリズムや構成となって反映し始めている。
 例えば上の「夏の景色」の構図。どこかカメラのレンズのようだ。それは
①の絵が窓から夜空を見上げている構図に対応している。自分の視線、視覚原風景をキャンバスという枠に再構成しているように思える。子供の頃、夜になると窓辺によりそっていろんな空想を楽しんでいたのだろう。絵としては黒い部分などぞんざい過ぎてまだまだという感じだが、シンプルに自分の感性を絵画言語に置き換えていると思う。それは無意識かも知れないが。
 幾つかの作品に細いロープを何重にもクロス状に縛ってある。窓の外の鉄格子のようだ。絵として成功しているかは疑問だが、今はこういうのをしたい時期なのだろう。鑑賞者は与えられたのを見るだけだ。

f0126829_1657163.jpg
          ↑:④「神々の楽園」・F40。

 上の絵、確かにマチスの影響のもとに描いたのだろう。だが、自分のリズムをつかもうとしているのが良い。習作の域を超えないが、こういうのを見るのは楽しい。
 会場ではピンクがやけに多いと思ったが、こうして写真を見直すと黄色に対する意識も強いようだ。

f0126829_17304726.jpg

    
f0126829_17193072.jpgf0126829_1721146.jpg









 ↑:「想色」・F10。
 厚塗りで絵の具一杯の元気な絵だ。明るくて素直な絵だ。


f0126829_1725672.jpg


 また個展で会えるのを楽しみにしています。


f0126829_17282444.jpg

by sakaidoori | 2008-10-31 17:46 | 粋ふよう | Trackback | Comments(0)
2008年 10月 31日

796) ①市民ギャラリー 「第83回/2008 道展」 10月23日(木)~11月9日(日)

○ 第83回/2008 道展

 会場:札幌市民ギャラリー ・全館
     中央区南2条東6丁目
     (北西角地)
     電話(011)271-5471
 会期:2008年10月23日(木)~11月9日(日)
 休み:月曜日(10月27日)
 時間:10:00~17:30(最終日入場は、~16:30まで)
 料金:一般・800円 大学生・500円 高校生・300円
     (市内に配布されている割引券で100円引き)

 主催:北海道美術協会 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10・31)

 昨日鑑賞した。平日というのになかなかの人の入りであった。

 以下、箇条書き風にメモ。

 ・ブログに掲載した作家が多くいて驚いた。特に意識して作家を選択して見ていないので、なぜかと考えた。僕自身の絵画の指向性が道展向きなのかもしれない。それは僕の行動範囲が道展作家的ということかもしれない。道展作家の活動力が高いということもあるだろう。もしそうならば、他の団体・グループ・個人はみならうべき点だろう。

 ・教育大、道都大などの若い作家が沢山いるようだ。彼等を吸引する能力、組織力に長けているのだろう。そういう意味では若手が多くて新鮮だ。逆に言えば、ベテラン陣の作品は個々は味わいはあるが、全体としては「アッ」と声をあげたくなる作品が少ないということだ。

 ・意外性のある作品は少なかった。写実力という意味で、入選作家のレベルは高い。技術、写実力の研鑽・向上や作家同士の交流としては堅実な場だと思った。それ以上の事は各作家の問題だろう。地域の美術総合団体の一人一品の作品群に多くを求めないほうがいい。あれこれ言う筋合いでは無いだろう。

 ・図録を買った(3千円)。デジタル利用と会場には書いてあった。そのせいか、作品が白っぽく見えた。気のせいか?

 ・見慣れた作家がとにかく多い。団体展だが心は個別作家と会話してきた。飽きないで見た。


 以下、会場風景を載せます。個別作家の掲載は道展としては不許可です。②以降、展覧会等で知り合った作家をこちらの勝手な判断で掲載させていただきます。問題がありましたら削除するということで対応したいと思います。

f0126829_11134269.jpg


f0126829_1130582.jpg
          ↑:ロビー作品。お金が払いたくない人は此処だけでも見に行こう!

f0126829_1135119.jpg


f0126829_11361420.jpg

f0126829_1137366.jpg
 ↑:第1室。今年の道展の顔。
 受賞作品を中心に会員・一般と華やかな展示。華やかだが、鬼気迫る作品には会えなかった。ユニークな作品には会えた。


f0126829_11423091.jpg

f0126829_11451270.jpg

f0126829_1292929.jpg
 ↑:第2室。会員中心に道展の実力者の部屋。
 この部屋は「道展」ということを離れていつも楽しんでいる。今年はインパクトが少なかった。
 以下、部屋順に関係なくランダムに掲載。

f0126829_1211222.jpg
 ↑:水彩の部屋。

f0126829_12133343.jpgf0126829_12152762.jpg











 (↑:クリックして大きくしてみて下さい。)

f0126829_12165843.jpg
 ↑:日本画の部屋。

f0126829_13185614.jpg
 ↑:2階の版画の空間。

f0126829_13211248.jpg
 ↑:2階の奥まった狭い部屋。
 ここは結構楽しめる空間だ。というのは、何とかして入場者を最後まで見させようという関係者の努力が反映されているからだ。道展推奨作家の部屋と理解している。

f0126829_1326258.jpg
 ↑:2階の区切られた部屋の会場風景。
 僕はここを「叫びの部屋」と呼んでいる。大半が一般入選作品だ。彼らが「明日のオレの作品を見てくれ!」と叫んでいるようだ。どれほどの作品が人の記憶に残るのだろう?会友・会員と公募展応募の初期の目的を果たすことのできる作家は何人いるのだろう?多くは公募展から離脱するだろう。彼等はその後絵画とどういう風に関わっていくのだろう?少なくとも美術に関わっていくのならば、縁があって細く長く付き合いたいものだ。





 

by sakaidoori | 2008-10-31 11:48 | 市民ギャラリー | Trackback(1) | Comments(3)
2008年 10月 29日

※)テンポラリー 「中岡りえ・展 『DNA DIARY 1902-2008』」 10月23日(木)~10月29日(火)

○ 中岡りえ・展
「DNA DIARY 1902-2008」

 会場:テンポラリー・スペース
     北区北16条西5丁目1-8
     (北大斜め通り・西向き、隣はテーラー岩澤)
     電話(011)737-5503
 会期:2008年10月23日(木)~10月29日(火)
 休み:?(月曜日が一応定休日です)
 時間:11:00~19:00
ーーーーーーーーーーーーーーーーー(10・28)

 10月のテンポラリーは中年の男女が登場している。帯広、九州、ニューヨークに在住していて、濃いい個展を見せてくれている。

 今月の最後の「中岡りえ・展」は明日で最終日だ。これは凄い。女の情念というか、凄み怨念を静かに静かに展開している。今僕は酒に酔っているし、時間も遅いから詳細を語れない。美術に血の滴る迫力を求める人は行って欲しい。

 タイトルの「DNA DIARY」、栄通流に直訳すれば「髪の毛日記」だ。自分の髪を切り落とし、麻布に赤い糸で縫い合わせている。赤い腰巻はセクシャルだが、赤でくるまれた髪は「女の怨念」以外の何物でも無いのでは。だがそれらは縫われているだけだ。淡々とただただ縫われているだけだ。


f0126829_0295142.jpg

f0126829_0311347.jpg
 (↑:入り口はミリタリー模様の生地で覆われている。室内はいつもにも増して狭く、のっぺりと中岡りえの生理空間に誘われる。しかし展示品は少なく静かに静かに引き込まれる。)

f0126829_0362249.jpg
 (↑:正面の作品群。一枚一枚が日記だ。迷彩模様の生地に髪の毛と赤糸の世界が「美術」を表現している。だが、これらは窓辺にそれとなく置かれた「日記帳」の始まりでしかない。)


f0126829_049952.jpg
 (↑:「髪の毛日記」だ。テンポラリは明るい。それは救いだ。窓辺から差し込む柔らかい光を通して1枚1枚めくって欲しい。もし許されるならば、床に座りゆっくりとめっくって欲しい。
 その時、時間は止まる。部屋の空気は自然に強引に中岡りえの血の世界に引き込まれる。旧家の屋根裏での家族の秘密を見る思いだ。)



(続く


 とにかく28日(火)までです。熱き自己表現に触れたい人は見てもらいたい。

 

by sakaidoori | 2008-10-29 00:43 | テンポラリー | Trackback | Comments(0)
2008年 10月 26日

795) アバウトの写真 18回目 ~ ギャラリー・エッセ 「花田和治  『自選展』より、『雪の日 Ⅰ』」

○ 花田和治  『自選展』  
       
 会場:ギャラリー・エッセ
     北区北9条西3丁目9-1 ル・ノール北9条ビル1階
     (南北に走るメイン道路の東側)
     電話(011)708-0606
 会期:2008年9月23日(火)~9月28日(日)
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(9・26)

f0126829_18264671.jpg
          ↑:、『雪の日 Ⅰ』・最新作(2008年?)。

 もうすぐ雪が降るというのに、いち早く冬の景色を載せます。


 冬なのにピンクの建物とは目を惹きつけます。ロマンチックでもあります。なかなか男性がこういう色を使いこなすのは大変ではないでしょうか。花田さんは抽象画家として著名な方と聞いています。場は過去の北海道の作家活動を全然知らないので、彼の業績を語ることは出来ません。
 そんなことに関係なくこの絵は関心を呼びます。暖かくもあります。抽象という捨てることを追及していって、捨てることが出来ない色、その色を「抽象画」として描き上げる、多年の画業の今日の姿でしょう。

 ほのかな色気とロマンが雪ある風景に漂っています。それは窓からの向こうの景色。窓という絵画の装置、画家の視点は窓のある室内です。画家の本当の位置はどこにあるのでしょう?

 (下のタグの「花田和治」をクリックして下さい。関連項目が出ます。)

by sakaidoori | 2008-10-26 19:54 | ★アバウトの写真について | Trackback | Comments(0)
2008年 10月 26日

794) 巨樹 ① 「ヤチダモ(ピンニ) 八剣山・西口コース」

 巨樹:目立ち(目の高さ)の幹周りが4m以上。

 樹木:ヤチダモ(タモノキ アイヌ語・ピンニ) モクセイ科

 場所:八剣山西口コース。登山入り口から15分位の窪地上の落葉樹林帯。登山道に面して、樹の種類の説明プレートもついているので見つけやすい。

 確認日時:2008年10月24日(金)12時20分

f0126829_12462367.jpg

f0126829_12502023.jpg


f0126829_12513075.jpgf0126829_12524255.jpg












 スックリと真直ぐ伸びた見事な樹だ。葉は完全に落ちきっていている。それでは樹名が分からないものだが、幸いにプレートが付いていた。この辺りではあまりに立派な樹なので付けたのだろう。
 幹周りは推定で4m前後。山に登る時は4mの紐をこれからは持参しよう。八剣山は何度も行く山だ。次回に正確な長さを調べよう。


 読者の皆様、巨樹を見かけたら教えて下さい。目安は直径1.3m以上です。手を拡げて2倍半から3倍以上です。街路・公園樹でも構いません。
 小金湯温泉のカツラの樹は有名です。間違いなく巨樹です。

 巨樹を撮影したら載せていきます。目安は幹周り4m弱以上です。



     ~~~~~~~~~~~~~~~

 巨樹の事を初めて知ったのは山小屋での出会いからである。
 赤羽千民さん、釣りや登山のフリーライターで道東のラッコ岳麓の山小屋でのことだった。古老の域に達していたであろうか。既に一月近くその近辺で生活しているとのことだ。広くて設備の整った山小屋だから充分泊れるのだが、彼も私達夫婦も車での宿泊だ。
 北海道の夏山に足繁く登っていると内地の人との不思議な出会いが多い。関係はその時だけなのだが、一つ一つが懐かしい。いろんな人たちがいるのだが、北海道に長滞在する人達も意外に多い。ほとんどは無料や格安ののキャンプ場を使っている。一箇所にそれなりに滞在して移動するというものだ。定年を迎えた人たちはリピーターだ。一人旅から夫婦・カップル・グループと相手の状況を知るだけでも楽しい。彼らは時間が充分にあるので、自分の自慢や趣味や人生のことを屈託なく話して聞かせる。

 赤羽さんも、「自分の姓名は今だかつて正しく発音された方に一度も会ったことは無い」と前置きして、漢字で教えてくれる。「さー、どう読むか分かるかい?」・・・。
 山小屋での出会いだから当然山の話なのだが、そのうちに「巨樹、山に登って巨樹を見つけたら教えてくれ」と言い出した。普通、巨樹とは1.2mの高さで幹周りが3m以上を呼ぶ。それでは沢山ありすぎてありがたみが少ないから、目立ち(目の高さ)で幹周り4m以上を我々巨樹の会では定めている。「日本で一番巨樹の多い所はどこだかしっていますか?東京です。多摩地区です。そこは江戸時代に天領として保護されたから、伐採されなかったのですよ。・・・」流暢にゆったりと暗闇の中で語っていた。ランプが3台も用意されていて、明かりを灯しては話は続いた。
 我々も暗くならないうちに夕食の準備を始めた。
 翌日下山後に彼の様子をうかがったが、釣りに行ったきりか車が見えなかった。再会することがあるのだろうか、「アカバネ チタミ」さんと。

by sakaidoori | 2008-10-26 13:49 | ◎ 樹 | Trackback | Comments(0)
2008年 10月 26日

793) STVエントランス・ホール 「小野寺紀子(展)」 10月13日(月)~11月2日(日)

○ 小野寺紀子・展

 会場:STVエントランス・アート
    中央区北2条西2丁目・STV北2条ビル・ホール
    (東南角地、玄関は東向き) 
    電話(011)207-5062
 会期:2008年10月13日(月)~11月2日(日)
 時間:月~金 9:00~18:00
     土・日  9:00~16:00
ーーーーーーーーーーーー(10・25)

f0126829_9574389.jpg

f0126829_1004211.jpg


 二つの自動ドアをすり抜けて中に入った瞬間たじろいでしまった。二個の晒し首が転がっている、迎えてくれるのだ。そんなはずは無いと思って、目を左に転じる。

f0126829_1042892.jpg

f0126829_1052565.jpg


 今度は古代エジプト壁画仕様がそこにはあった。画題はヒットラー時代の「青年よ、その肉体を誇示して明日を拓け!」。もっとも、ドイツ人というよりもイタリア人的な華奢な風貌である。
 時代錯誤的な感覚に陥って頭がくらくらしてしまった。目を右に転じた。

f0126829_1011655.jpg


 そこにはオーソドックスな人物裸体が二つ、視線を交えないように腰掛けられている。気分は一気に洋式庭園の小池のほとりに誘われた感じだ。

 作品には統一感がある。だが、展示方法は自然に小野寺・ワールドを楽しませるというよりも、人体という特殊な具象性を利用してトリッキーな世界に強引に引き込ませている。彫刻の表現力の一つである。モニュメンタル(公共空間)に洋式技法は良くあっているとつくづく納得してしまった。
 我々は無意識のうちに美の範疇を使い分けしているのかもしれない。公には洋、私には和というふうに。その境界ラインをその日の気分や環境によって妖しく移動させているのであろう。
 美術鑑賞は洋式(分別、問いの世界。)、美術愛好は和式(情緒、納得の世界。)と分けて考えてみた。僕の名刺は恥ずかしくもなく「美術鑑賞家」と肩書きしている。次に作る時は「美術鑑賞&愛好家」にするつもりなのだが。

 この二つの夫人像、ポーズがしなやかだ。目線が自然にボディーラインを追っかけてしまった。必要以上の写真を載せます。

f0126829_10263719.jpg

f0126829_10274118.jpg


f0126829_10293912.jpgf0126829_1031722.jpg
f0126829_10315836.jpg


f0126829_1033421.jpgf0126829_1034176.jpg 













f0126829_1037892.jpg
f0126829_10353077.jpg












f0126829_10401779.jpgf0126829_10415215.jpg















f0126829_10431391.jpg



f0126829_10441568.jpg


 外からの写真だ。晒し首ではないが、顔を見る目の高さを変えながら遠くから近くから見ていると、鑑賞作品という意識が薄れてくる。美しくもありどこまでもトリッキーな展覧会であった。

f0126829_10481069.jpg
f0126829_1049554.jpg


by sakaidoori | 2008-10-26 10:20 | STVエントランスホール | Trackback | Comments(0)
2008年 10月 25日

★ 目次

 目次が後ろで待機していました。ようやく頭にやってきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーー(697)
【企画展】
○JRタワーARTBOX「伊藤隆介・展」 ○北武「萩原英雄・展」 〇サイクリング・ロード「トンネル壁画(原田ミドーのデザイン・監修)」 ○セントラル「2008 日本画の現在・展」   ○アートスペース201「FIVE ENERGY 中島弘美 シェルター・セラ 横須賀令子 朝日章 ・展」 ○コンチネンタル「交差する視点とかたち(4名)」
○円山・CAI「くだらない展覧会」 ○CAI02「FIX・MIX・MAX!アワード入賞者展

【常設展】
○CAI02「常設展

【個展】  
○門馬「橋本忍・陶展」 ○地下鉄白石駅「YUKO」 ○大通・CAI02「岡部昌生・展」 ○門馬「大井恵子・個展」 ○たぴお「毛内康二・展」 ○時計台「鵜沼人士・個展」 ○プラハ2+d「天野萌&武内貴子」 ○テンポラリー「梅田マサノリ・展」 ○さいとう「富樫はるか・個展」 ○テンポラリー「新明史子・展」 ○美容院「EX]内「森本めぐみ・作品展」 ○エッセ「花田和治・自選展」  ○たぴお「高橋俊司・個展」 ○時計台「川畑盛邦・展」 ○アイボリー「山田光造・展」案内 ○札信「川上直樹・展」 〇門馬「前田育子・陶展」 〇時計台「渡辺励子・展」 〇(カフェ)開化「栗田健・展」 〇円山・CAI「黄宇哲・展」 〇門馬「下沢敏也・陶展」 〇門馬「合田尚美・展」 〇時計台「荒巻かおる・回顧展」 ○時計台「渡辺和弘・塗装工芸展」 ○時計台「浜口秀樹・個展」(塗り) ○岩佐ビル「露口啓二・写真展」   ○石の蔵・はやし「日野間尋子・展」 ○時計台「北浦晃・個展」 ○テンポラリー「アキタヒデキ・個展」 ○CAI02「祭太郎・個展」 ○さいとう「佐藤圭子・展」 ○時計台「伊藤光悦・展」 ○時計台「竹村祐貴・怪獣展」 ○画家のアトリエ「富樫正雄・アトリエ展」 ○テンポラリー「久野志乃・個展」 ○セントラル「今泉心・個展」

【2人展】
○光映堂「小林孝人×廣島経明・きのこ展」 ○きたいちギャラリー「絵師三戒堂個展・高幹雄・展」 ○山の手「ダム・ダン・ライ&鈴木比奈子・2人展」 ○門馬「中原宣孝・展&ミナオ展」   ○コンチネンタル「千代明&坂東宏哉・展」 ○S-AIR「レジデンス2名・チャン・ヨンチア ウエイド・マリノウスキー

【グループ展】
○門馬「おチョメ心・展」 ○たぴお「TEN展 Ⅱ」 ○カフェ・アンジェ「四人展」 〇たぴお「BOOK’S ART展」 ○時計台「櫂展」 〇ユリイカ「句会・凍風亭」 

【学生・グループ展】
○市民ギャラリー「七月展」   ○NiCoビル「道都大中島ゼミ」 

【団体展】
○時計台「北海道抽象派作家協会秋季展」 

【公募展】
○市民ギャラリー「学生美術全道展」 〇市民ギャラリー「第53回 新道展」  ○市民ギャラリー「高分連石狩支部・美術展

【美術館】
○夕張市美術館「山田光造・展」  

【ライブ】
〇丸島宅 酒井ライブ本番 予告 〇たぴお「キャバレーたぴお展 ギター・吉田信生

【情報】
〇S-AIR「レジデンス2名

【その他】
○散策(野幌森林公園) ○札幌大学祭 ○登山・八剣山 無意根山 ○能取湖のさんご草 ○リンク ○地震 ○槌本紘子のストックホルム記   ①+α  ○マイ・コレクション ○アバウトの写真:⑰・鈴木隆・彫刻 ⑯・石田光造 ⑮・酒井博史ライブ ⑭・川上町子 ○暑中お見舞い 〇地震

by sakaidoori | 2008-10-25 00:37 | ★ 目次 | Trackback | Comments(0)
2008年 10月 24日

792) 登山 「八剣山 498m 中央口コースから西口コースへ下山」 2008年10月23日・木曜日 曇り

 わずかに40分程の登山です。それでも切り立った崖があったり、付近の展望と充分に楽しめる山です。ウォーミング・アップには最適です。
 この時期は紅葉です。今年の紅葉はイマイチでどんなもんかと心配しましたが、やはり八剣山、それなりに楽しめます。

f0126829_21555373.jpg
     ↑:中央口コースの駐車場からの八剣山の風貌。麓は乗馬や釣堀、ジンギスカンなどのレジャー施設になっている。

f0126829_21581534.jpg

f0126829_21591117.jpg
     ↑:だいぶ葉が落ちたがモミジの朱やイタヤの黄が道端の枯葉の色や木々のシルエットと重なり、「来て良かった」とうなずいてしまう。

f0126829_2233717.jpg
     ↑:20分も歩くと枯れ枝が目立つ地域に上ってしまう。13人のツアー登山に遭遇する。3人のガイド付きであった。

f0126829_221094.jpg
     ↑:頂上から山側の風景。ダケカンバの落葉状況が一目で分かる。白い枝が見える高さは紅葉が終わったと言ってもいいのだろう。今年のシラカバ科の紅葉は全然ダメだった。

f0126829_22154783.jpg
     ↑:簾舞方面から札幌市街地。

f0126829_22182465.jpg
     ↑:標識の左後方の山が烏帽子岳、右後方の山が百松沢岳。ともに夏山ルートはない。前者はカムイ岳山頂手前から道はあるが荒れているだろう。行っても景色は良くない。

f0126829_22272377.jpg
     ↑:頂上から続いている岸壁群。通はこの崖を踏破するのだ。高度恐怖症の僕は全然ダメです。妻は全部ではないが踏破した経験があるそうだ。一緒に登山したら歩かせない。だって、進むも危険、後ずさりも危険、右も左もあの世に行くばかりです。

f0126829_2233977.jpg
     ↑:帰りは西口コースへ下山。急峻な崖を一気に下り、いつも湿っているなだらかな窪地を秋の深さをかみ締めながら歩む。

f0126829_2236696.jpgf0126829_2237790.jpg










 ↑:左側、小林・廣島キノコ展以来、キノコが無視できなくなった。
 ↑:右側、ネズミは明るい所で最後を迎えるという。なんていう名前だか忘れた。小さいネズミだ。山ではよく見かける。
 (追記:おそらくトガリネズミだと思います。まだ詳しくは調べてはいないのですが、ネズミではなくモグラに近いとのことです。)

f0126829_22404819.jpg
     ↑:八剣山は観音山と国土地理院の地図には書かれているそうだ。西口コースからこの山を仰ぎ見れば「観音様」と呼ぶ理由もうなづける。
 下山して探索したのだが、この山を霊山として崇める宗教団体の道場群が麓に建設されていた。その建物は頂上からは養鶏場と思ったが、少し薄気味悪い宗教施設であった。



f0126829_22473191.jpg


 この日は時間があったので八剣山のある砥山地区や付近を流れている豊平川を散策した。この地域は札幌市のミステリー・ゾーンと言ってもいいかもしれない。八大不思議であった。
 簾舞も歩いた。郷土史を肌で感じた。後日、いろいろと勉強して少しづつ書き進めたい。


 

by sakaidoori | 2008-10-24 22:22 | ◎ 山 | Trackback | Comments(0)
2008年 10月 24日

791) 門馬 「橋本忍・陶展」 終了・10月1日(水)~10月7日(日

○ 橋本忍・陶展
     「CRACKED OUTER LAYER  ひび割れた表層」

 会場:ギャラリー・門馬 ANNEX 
     中央区旭ヶ丘2丁目3-38
     (バス停旭ヶ丘高校前近く) 
     電話(011)562ー1055
 会期:2008年10月1日(水)~10月7日(日)
 時間:?
ーーーーーーーーーーーーーー(10・2)

f0126829_16384438.jpg

f0126829_16395973.jpg
          (↑:上の写真は入り口から。下は奥からの撮影。)


 シロウト的な感覚とクロウト的な感覚がミックスされた感じだ。何ともアンバランス的なミスマッチさなのだ。そこんところが何とも面白い。

 大き目の壺型や皿型が作品のほとんどだ。白土による表面はひびが入り作家の現代感覚を伝えようとしている。この「白にひび割れ」も面白いのだが、僕にはその形が気になった。左右対称で極端なデフォルメなどしていない。そういう意味では陶芸としての伝統(約束事)を守っているのだが、全体の形がそれ程洗練されていなくて微妙に個性が現れていると思う。自分自身の「形」を軽く楽しんでいる風情だ。

 「ぼろんぼろんと自分を出しちゃった。見てくれよ、オレの作品を。結構カッコいいだろう」と言っているようだ。
 僕はかっこ良さよりも、伝統色の強い壺型作品を伝統と対決しないで自由にふんわりと関わっている姿に好感が持てた。

 作家はいたくこの会場が気に入った様子だった。
 普段は「売り」のことばかりを思って制作しているが、今回は「売り」を無視しての取り組みとの事。今回はこの会場の味わいを充分には考慮しなかったとのこと。だから、今一度展示してより充実感を持ちたいと語っていた。
 
 自前の茶器で抹茶をご馳走になった。革ジャンが似合いそうなその風貌から、緑濃いお茶をいただけるとは思わなかった。どこまでもミスマッチさが魅力的な橋本忍・ワールドだった。来年も再会したいものだ。


f0126829_18134755.jpgf0126829_18145199.jpg












f0126829_18155917.jpgf0126829_1817413.jpg












f0126829_18182322.jpgf0126829_18195186.jpg












f0126829_1820585.jpg



f0126829_18254037.jpgf0126829_1826422.jpg
f0126829_18273234.jpg



f0126829_18573570.jpg


f0126829_18584137.jpg

by sakaidoori | 2008-10-24 18:59 | 門馬・ANNEX | Trackback | Comments(0)
2008年 10月 24日

790) メトロギャラリー 「コトノハエマキ イン メトロギャラリー」 10月3日(金)~11月10日(月)

○ コトノハエマキ イン メトロギャラリー
    (YUKO・個展)

 会場:メトロギャラリー
    札幌市地下鉄白石駅・定期券購入窓口の向い
 会期:2008年10月3日(金)~11月10日(月)
 時間:?
    (地下鉄運行時間内。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10・8)

 「コトノハエマキ」=「言の葉・絵巻」のYUKOさんの個展です。

 YUKOさんの作品は資料館やギャラリーたぴおでしばしま見かけます。
 絵の特徴はサンタのようなキャラクターを作品の世界で遊ばせること。絵の世界を作家の言葉で肉付けして物語を展開するというものです。絵に対する言葉は過剰な説明になりがちで、絵だけでいろいろと想像する人には不満な点かもしれません。そういう場合は絵だけ、あるいは言葉(詩)だけ楽しめばいいのでしょう。

 会場の地下鉄白石駅は僕の散歩圏内です。だから見てきて載せないわけにはいきません。もっともこの駅を利用したことはほとんどありませんが。

f0126829_1463881.jpg
 (↑:地下鉄白石駅。左側が定期券売り場窓口。その向いが展示壁面で広いコンコースだ。正面が改札。)

f0126829_14115986.jpg


f0126829_14133096.jpg


f0126829_14143987.jpgf0126829_1416172.jpg
f0126829_14174617.jpg

      人が生きている足跡は  
     画用紙みたいなものだから
            もう
     筆を下ろしてしまっているし
            もう
     まっ白な白さには戻れない
           だから
        足跡のない道へ


 今展のための作品だと思います。乗り物が画題だからです。
 あっさりしたキャラクターを描くのに、背景はしっかり塗りこんだ絵です。キャラクターと絵(背景)とのギャップを感じます。薄塗りでシンプルで大胆なバックの方がキャラクターが引き立つと思う。僕にはこのギャップが好ましい。「しっかりした絵を描きたいんだなー。物語を描いてはいるが、物語に流されたくないのだな」
 ここは公共空間ですから、もっとサンタが弾けて目だった方が人目を引くと思う。それが出来ないのかしたくないのかは分からない。かなり地味な絵に仕上がった。詩もどこか寂しげだ。絵自体が作家の足跡と思うのだが、白い画用紙が足跡で、描かれてしまっては足跡が無いと言う。キャラクターの可愛さに反して力強く宣言している。このギャップがこの作家の好きな所だ。


f0126829_14395897.jpg
         ↑:「NA KA MA」・2007年10月 アクリル F30。

 こう描かれています。
 仲間の作り方。①タイミングとスピードが必要です。②粘り強さも少々。③自分にゆとりがありますか?④自分より大切な相手⑤素直に思いやれる心があれば完璧です。

 YUKOさん自身に言い聞かせているようです。ひるがえって丸島均はというと、まさに顔が赤らむ思いです。これからの人生、重たい仲間を欲するか、軽い仲間を欲するか・・・。


f0126829_1519252.jpg
          ↑:「MY NAME IS.」・2007年8月10月 アクリル F30。

 「Q:名前は必要ですか?」
 「A:必要です」
 「Q:なぜ?」
 「A:愛着がわくからです」

by sakaidoori | 2008-10-24 15:05 | 公共空間 | Trackback | Comments(0)