栄通記

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カテゴリ:(くらふと)品品法邑( 13 )


2008年 12月 26日

865) 品品法邑 「五人展 (陶&織&ガラス)・・仮称」 終了・12月13日(土)~12月21日(日)

○ 五人展 (陶&織&ガラス)・・仮称
    「師走の仕事部屋から」 ~クリスマスの贈り物
     
 会場:品品法邑(2階)
    (北郷13条通の北側。道路を挟んだ同じ北側に法国寺有り。)
    東区本町1条2丁目1-10
    電話(011)788-1147
 期間:2008年12月13日(土)~12月21日(日)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:10:00~18:00 
    (最終日は ~17:00まで)

 企画:当ギャラリー

 【参加作家】
 朝野顕子(「土ー夢」・陶) 宇都宮麻希(「楡工房」・染め織) 坂田真理子(「吉兆窯」・陶) 高臣大介(「グラグラ」・ガラス) 内海真治(「浮浪工房・陶、陶板画)

ーーーーーーーーーーーーーーーー(12・13)

 品品法邑は2回目の訪問。
 2階のギャラリー空間が一変していました。原因は通路との間仕切りを取っ払って、広々しているのです。壁の代わりに長い机がギャラリーに向き合っていて、いかにも小物を置くにはムード満点です。机の上の窓、奥の喫茶ルームの椅子とテーブル、ファション感覚を満喫できます。

 今回は個々の作品よりも全体のムードを中心に載せます。

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 時計の逆周りで載せました。
 最後の写真、窓の下の机と向こうに見えるテーブルがお洒落です。テーブルには特に作品は置いてはいません。くつろいでお話しをしたり美術資料で時間をつぶすのです。
 テーブルは見た目はざらっとして棘がささるのかなと思いますがそんなことはありません。彫りをあらわにして繊細に木肌処理をしています。長さは一枚物です。薄いがリッチ!

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     ↑:ガラスの高臣大介君。出しゃばらずに優しくキラキラと飾っていました。

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     ↑:陶作品は坂田真理子さん。(織物は全て宇都宮麻希さん。)今回いろいろな事情で出品数は少し。でも、このヒョウキンなお面は僕の目を惹きます。


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     ↑:会場の織と染めの作品は全て宇都宮麻希さんです。アクセントのように壁や天井への展示です。


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     ↑:朝野顕子さんの陶の箸置きです。会場の真ん中テーブルに飾ってあるのが彼女の作品です。その撮影に失敗していました。代わりに購入したマイ・箸置きを載せます。
 彼女は陶板も作るそうです。今回はグループ展で他のからみも有り日用品を中心にしての展示です。


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     ↑↓:内海真治さんの陶板と内海・人形。
 今回はすけっぴと的発表です。お助けマンだからといって遠慮する内海さんではありません。しっかりと壁一面に渋く淡く内海カラーを表現していました。

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     ↑:2階の喫茶ルームからの会場模様。

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     ↑:2階の喫茶ルームからの下の様子。その日はパンを買いました。


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     ↑:二階からの外の交差点。

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     ↑:右側が品品法邑の裏?玄関。左側は道路の面していて表玄関があります。

by sakaidoori | 2008-12-26 22:10 | (くらふと)品品法邑
2008年 12月 08日

839)  新オープン、品品法邑の簡単な紹介

 会場:品品法邑(2階)
    (北郷13条通の北側。道路を挟んだ同じ北側に法国寺有り。)
    東区本町1条2丁目1-10
    電話(011)788-1147

 休み:火曜日(定休日)
 営業時間:10:00~18:00 

ーーーーーーーーーーーーーーーー(11・29)

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 (↑:クリックして大きくして下さい。)

 「美水まどか・松原成樹 ~余白から」・展で初めてこのギャラリーを訪問。「茶廊法邑」の姉妹店としてこの10月にオープンした。パンフにもあるとおり1階はショップと喫茶店。2階がギャラリーと喫茶店兼会話ルームです。

 入り口は二つあって、一つは普通の正面玄関から。直ぐに喫茶コーナーがあり、その向こうにショップがあります。ショップは「茶廊法邑」での発表経験のある作家達を中心にしての販売です。ですから、雑貨(クラフト)店とも言えるのですが、美術作品を通して知った作品作家が大半ですから、普通のクラフト店とは少し趣が違います。画廊主がそういう作家達の支援の為にお店を作った、と言った方がいいかもしれません。

 入り口はもう一つあって、正面の真裏です。ドアを開けると先ほどのショップがあり、目の前に2階に上がる階段があります。喫茶や雑貨店を無視してギャラリーに行くことができます。

 2階はギャラリーと喫茶ルーム。お店の人はいません。注文をしたら2階に持ってきてくれるのでしょう。吹き抜けになっていて、ロマンチックです。

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 (↑:店の表と裏。周りは広い駐車場。)

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 (↑:ショップの様子。個々の作品は省略します。階段が見えます。トントントンと2階に上がればギャラリーです。次回はそこからの下の風景なども載せたいですね。)


 ギャラリーの展覧会は今年は全て企画展です。今後もこのスタンスで行くのかはわかりません。
 自薦・他薦でオーナーが作家を選んでいくのかもしれません。我と思う人は相談したらいいかもしれません。

839)  新オープン、品品法邑の簡単な紹介_f0126829_14363844.jpg 場所は「茶廊法邑」の直ぐ近くです。
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by sakaidoori | 2008-12-08 14:37 | (くらふと)品品法邑
2008年 12月 08日

838) 品品法邑 「美水まどか・松原成樹 ~余白から」 終了・11月22日(土)~11月30日(日)

838) 品品法邑 「美水まどか・松原成樹 ~余白から」 終了・11月22日(土)~11月30日(日)
○ 美水まどか・松原成樹
     余白から

 会場:品品法邑(2階)
    (北郷13条通の北側。道路を挟んだ同じ北側に法国寺有り。)
    東区本町1条2丁目1-10
    電話(011)788-1147
 期間:2008年11月22日(土)~11月30日(日)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:10:00~18:00 
    (最終日は ~17:00まで)

 企画:当ギャラリー
ーーーーーーーーーーーーーーーー(11・29)

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 台に置かれて空間を占めているのが松原成樹さんの焼物。
 壁を占めているのが美水まどかさんの重なる色と紙。

 作品数は多いというものではありませんが、互いに時間を手繰るような世界で、余韻を楽しめる展覧会でした。



○ 松原成樹 の場合

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 松原さんとお話しをするのは3回目です。今回は尋ねる前に、松原さんご自身から作品のことを聞くことができました。いつになく積極的で少したじろいだのと、作品を味わい尽くす以前の会話で戸惑ってしまいました。そういう時の僕の頭は作家のエネルギーに満たされて、話された記憶が飛んでいってしまうのです。嬉しい体験です。

 上の写真の作品、石に骨で線を刻みこむ、というイメージです。甲骨文字を連想してしまいます。それは中国での有史の始まりを告げる出来事でした。漢字という文字の発生・発明です。我々日本人には直接の関係は無いのですが、それらがあたかも我等の文化のように遺伝子に組み込まれているところがあります。漢字使用が日本人の文字表現・言語活動に不可分の存在ですから仕方がないことでしょう。

 松原さんは文字発生以前のイメージを楽しんでいるみたいです。「何かに、何かで、線を引く、それを残す」ということはどういうことなのかを自作を通して確認しているようです。
 考古の人類史において、砂や土の上に棒で何かを描いていたのでしょうか?それは持て余した時間の一人の人間の楽しみ?あるいは仲間に言葉以上の説明の手段として?あるいは仲間同士の絆を深める為の行為として?
 それらが限られた儀式としての場所や空間としてでは無く、日常生活で営まれていたのでしょうか?
 特に、空間に一本の線を引いて上下あるいは左右を分かつ、この行為は非常に思想的なものだと思う。

 丸みを帯びて優しい松原作品の石・骨・線描き、人の歴史は血の屍の重なりの結果とも言える。非情な刻の流れを優しく手繰っています。優しさがイメージを膨らませるのでしょう。

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○ 美水まどか の場合

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 版画の為の写されるものとしての紙づくりが、その紙が一人歩きしてしまったのです。紙は色や水を吸い、何層にも重ねられて僕達の前に地層・表皮のように標本のように、静かに並べられています。
 とにかく微妙な色のグラデーションが綺麗です。その重なりにはかなさを感じるかもしれない。ですが、はかなさと同時に力強くもあります。しっかりそこにある自然そのもの塊のエネルギーというものを感じるからでしょう。

 今回は緑中心です。大地としての自然というよりも、緑なす自然景観の中に作家自身が身を置いて、心と植物世界との交流・観照の軌跡のようです。


 松原さんは具体的な物を通して有史以前の刻の旅をしているよです。
 美水さんは紙という物そのものを通して、見える自然から見えない自然の原点を探求しているようです。

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 展示会場は建物の2階です。階段を昇りきったところに芳名帳などが置かれた机があります。正面に美水まどかさんの赤い作品も展示。部屋の緑の世界を壊さない、それでいて緑を強調するといいう作家の意図でしょう。僕には緑だけの単一な世界では満足できない表現者・美水まどかの激しさを感じた。

by sakaidoori | 2008-12-08 13:27 | (くらふと)品品法邑