栄通記

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2018年 11月 15日

2611)「それぞれの海、旅する海~写真展?札幌・g 大洋 9月29日(土)~10月28日(日)




【札幌展】


それぞれの海、旅する海
   ~写真展?
  (丸島均企画3ヶ所の巡回グループ展)


平間理彩 野呂田晋 橋本つぐみ
阿部雄 篠原奈那子 岩佐俊宏

    +(丸島コレクション)




※石狩展の会期が
 
 間違っていました!!

【石狩展】

会場:石狩市民図書館ホール

     石狩市花川北7条1丁目26番地

     ※石狩市役所近く

会期:2018111日(木)~1114日(水)

 ⇒2018年1116日(金)~1129日(金)

(月曜休み。初日は1300~、最終日は1600まで。)



【深川展】(終了)
 会場:アートホール東洲館 
      深川市1条919 経済センター2
       (JR深川駅を降りて直ぐの左側のビル)
     電話(0164)26-0026

 会期:2018816日(木)~831日(金)
 休み:月曜日 
 時間:10:00~18:00
      (最終日は、~16:00まで)

問い合わせ:丸島均 marushima.h@softbank.ne.jp 09028732250

       札幌市北区屯田32丁目233

   ~~~~~~~~~~~~~(9.28


すでに札幌展は始まっています。

作品的には深川展とほとんど同じです。主な違いはドローイングマン作品が大量に増えたことです。


作品は同じでも場所が違えば印象もかわるものです。

まだまだ今展のことは語りたいので、本日は会場風景だけにします。


今月の28日・日曜日まで、しかも夜の10時まで無休で開催しています。見に行ってあげて下さい。

※照明の半分は夜8時に消えます。午後10時まで見られますが、明るく見るには8時までに行かれたほうが良いと思います。



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では、後日、あらためて掲載します。















# by sakaidoori | 2018-11-15 16:20 | 大洋(大洋ビル) | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 13日

2610)「野呂田晋 の場合~チカホで100枚のスナップを見る会」チカホ 終了/10月11日(日) 18:30~21:00







◎「チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会

2018年期 第4回

野呂田 晋 の場合


場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)

日時:2019年10月11日(日) 18:30~21:00

-----------(10.11)


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野呂田スナップは興味津々だ!


被写体そのものにメッセージはない。無いのだが、何でも良いというわけではない。
ドロとか岩とか砂とか・・・この辺りは職業とも関係しているみたい。

細かな緻密な設計図を連想させるようなものども・・・几帳面な線とか点とか波長とか、設計図ではないが、どこかに近代建築物を良しとする心がある。幾何学模様とか、連続重ね模様とか・・・を撮る。

部屋も好きだ。部屋の中の明るい所、暗いところを楽しんでいる。部屋内部の明暗を利用して、「見えないの見えないの・・・出ておいで」みたいなお化けごっこをしている。
光と影が好きだから、当然「空間」に対する反応も良い。だが、空間そのものの秘密性の探究ではない。何かと何かとが出会う場、場としての空間、他空間との比較としての空間に興味があるようだ。出会いの場としての空間、空間は輪郭のある表面を持っている。表面は目口目鼻になり、多様jなレシーバーとなる。皮膚になるんだ。皮膚、全ては人間の生理へと還元される。その究極は自分自身だ。野呂田晋の作品にセルフが多いのはそのせいだろう。

作品は生理に還元されるが、「男女の性」には一気に行かない。行きたいのかもしれないが何かがブレーキをかけている。僕は知っている。「知性」が「痴性」を制御している。

一見すると怪しげなスナップ写真群、しかし、どこかアッサリしている。
野呂田晋は遊びたいのだ、作品という虚構の中で。しかし、知性という常識が遊びをコントロールしているみたい。

以下、参加者のセレクトを見て下さい。野呂田晋自身がコントロールしている世界を少しばかり破る勢いです。



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   ↑:丸島均渾身?のセレクトです。タイトルは「はらむ女」。
清楚な中に嫌らしさ、男の願望を感じませんか?たまたま写った輪ゴムが悩ましい。



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   ↑:野呂田晋自身がたまたま選んだ作品群。かったるい生活感、こういう場には女性は必須です。彼女は若いのか?若くはないかもしれない。
偶然に撮り集めたこの倦怠感。撮影者が女性に何を求めているかを垣間見る思いだ。




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   ↑:女性のセレクト。
ちょっとアクセントを入れながら、すっきりした空間構成だ。チョッピリ生理的で、それなりに清潔感があり、生活臭もあることはあるがそこに重きはない。
不思議なスナップを配しつつ、見事な安定感!




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   ↑:バランス感覚の良いセレクトだ。
遠景接写、全体に部分、色の配分もぬかりない、そして女性っぽさもでている。
おそらく、キチッキチッとした性格だろう。
ほんのチョッピリ背伸びしたら・・・何かが見たいな、何かが見えそうだ、何があるのかな・・・そんな気分の持ち主みたい。




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   ↑:おー、これは何と貴品にあふれていることか!
伏し目がちに障子に手を当てる、しかし、目線は力強く辺りを見つめ、しっかりと空気の意味を読み取っている。しかし、楚々として障子を開ける。




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   ↑:野呂田晋自身のセレクト。意味は・・・見ればわかるというものです。
とはいっても、意図して撮ったものではない。スナップ集合体には「野呂田晋」自身が一杯詰まっている。本人が気付かない世界が。しかし、本人しか判らない世界が。




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   ↑:「色々」に着目して下さい!





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   ↑:ロマンティックで良いですね。小人のような人間が巨人のような「色々」に恐がりもせずに無意味に近づいていく。近づいたその先になにがあるのかな?




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   ↑:この二つのお手々は同じ人?男?女?お年は幾つ?





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「みんな、ありがとよ!」(野呂田)
「いえいえ、どういたしまして」(参加者一同)








# by sakaidoori | 2018-10-13 10:08 | 100枚のスナップを見る会 | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 12日

2608)「(会議室で旧作中心、半日の写真・ミニ個展&学習会) 宍戸浩起(北海学園Ⅱ部3年」市民活動S. 終了/11月26日(日)

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群青企画
ミニ個展 写真学習会 NO2・2017年度

1回目 宍戸浩起(北海学園大学Ⅱ部写真部3年) の場合 


 会場:かでる2・7(8階) 北海道市民活動促進センター
     札幌市北2条西7丁目

 会期:2017年11月26日(日)
 時間:13:00~17:40
    
◯第2回 野口琴里(北海学園大学Ⅱ部写真部所属2年) の場合 (12月10日)
◯第3回 村田主馬(北星学園大学4年) の場合 (12月17日)

協力:群青展(代表 丸島均)
    
ーーーーーーーーーーーーーー(11.26)

今年も以下の参加者・日程で開催します。

◯11月25日(日) 米林和輝(札幌国際大学3年)
◯12月9日(日) 東優太郎(北海道大学4年)
◯12月16日(日) 櫻井麻奈(藤女子大4年)

※全て、13時~17時40分

以下の記事は昨年開催されたものです。1年遅れですが、群青企画ということで掲載します。残りの2名も暫時報告します。



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   ↑:(設営作業中)




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   ↑:(設営完了後の会場風景)



以下、作品を見て下さい。
モデルを使ったり、いろいろな試みをしていますが、基本は「しっかり、ちゃんと、正直に被写体と向き合う」です。





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丸島にとっての宍戸浩起の魅力は・・・明快です、「やさしさ」です。
「やさしさ」にもいろいろあって、「先回りしたやさしさ」、「見守るやさしさ」、「一緒に楽しんで、場を盛り上げるやさしさ」とか、人間にはちょっと距離を置くが、「生きものたちへの可愛がるやさしさ」とか。

掲載した写真を見れば判ると思うが、積極的に被写体に迫るやさしさではない。宍戸浩二は相手と距離を保って、相手の魅力を感じ取り、何とかして被写体が楽しんでいるのを自然に包み込めれば、そんな「やさしさ」です。

それと、撮り手の宍戸浩二という「青年らしさ」が素直にでているのも魅力でしょう。

「な~んだ、丸島は宍戸が仲間だから『やさしさ』という褒め殺しで作品に迫る意思がないのだな!」という人がいるだろう。

「やさしさ」、人間にたいしては褒め殺しかもしれない。作品にたいしては人畜無害の言葉と聞こえるかもしれない。でもね-、何というのかなー、宍戸自身が「冷や汗をかいて、でも頑張ろう!」とか、「サー何をしようか」と、仲間同士の屈託のない笑い声が聞こえてきそうで、何てことのない人畜無害と思える「やさしさ」が宍戸ワールドなんです。





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写真作品さけで人間を見ていても面白くありません。参加者との語らい紹介です。







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# by sakaidoori | 2018-10-12 15:23 | 北海道市民活動センター | Trackback | Comments(0)
2018年 09月 27日

2609)「※淕Rikuzuki月※色鉛筆の世界 ~Colored Pencil Fantacy2018~」粋ふよう 9月18日(火)~9月29日(土)

~Colored Pencil Fantacy2018~

淕Rikuzuki月色鉛筆の世界 



 会場:ギャラリー・粋ふよう
      東区北25条東1丁目4-19
       (北東角地。
       玄関は北向き、北26条通りに面す。)
      電話(011)743-9070

 会期:2018年9月18日(火)~9月29日(土)
 休み:無し(日曜日は定休日)
 時間:10:30~17:00 
      (最終日のみ、~16:00まで)  
 
ーーーーーーーーーーーー(9.25)

表題にもあるとおり、「青によるファンタジーな世界」
会場を左回りに載せます。


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以下、制作年代順に何点か個別作品を載せます。表現力の推移が見て取れるかどうか?






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   ↑:「静穏なる夜へ還る道」・500×727㎜ 色鉛筆 2014年制作。



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   ↑:「静寂集う場所」・158×227㎜ 色鉛筆 2015年制作。







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   ↑:「新装の遠音」・180×140㎜ 色鉛筆 2016年制作。





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   ↑:「孤高の目覚め」・158×227㎜ 色鉛筆 2017年制作。




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   ↑:「春月の風」・210×293㎜ 色鉛筆 2018年制作。



一応、年代順に見てきました。とても僕の写真技量では、作品の微妙な変化はわかりません!
というか、小品ですから原画を見ないと変化はつかみにくいでしょう。

一番上の作品は2014年と一番古いのですが、今展の中では大作です。ですから、かなり細かく描いている。この作品は時系列の比較の対象にはなりにくい。
その次から順を追って見ると、小さい世界にだんだんと濃密・緻密になっている。それと、描かれたものがより重層的に立体的になっている感じ。間違いなく技量が高まっている。

ところで、「fantasy]」とは「取りとめのない想像、空疎、幻想」とある。イメージとしては「女の子が窓辺に寄り添って、夢現に楽しいことをうっとりと思い描いている世界」そんなのを僕はファンタジーから連想する。性の絡んだ悶々とする「妄想」とはちょっと違う。性が絡むとしたら、星の王子様と心清らかにベッド・イン・・・「あ~、し・あ・わ・せ」ですか。

しかし、しかしですよ。「ファンタジー」って、真っ直ぐにプラス指向の幸せ気分一本道なのかな?
今回の「ファンタジー」作品、根っ子がずいぶんある。風にたなびくカーテンもある。決しておどろおどろしくはないのですが、網の目に張り巡らす樹の根っ子に僕たちは何を感覚的に連想するのだろう?

確かに可愛い。何処かいとおしくなる気分。「女の子のいじらしさ」を感じるからか?でも不安ではないが・・・作家は不安感覚を楽しんでいるのだろうか?
樹の根っ子、ゆらぐカーテン、紙芝居のように重なっていく物語・・・きっと大地に根ざした「生命」に関わる姿を「ファンタジー」という言葉の武器を使って、できるならばその「実体」を確認したいのでしょう。






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   ↑:全て2018年制作。青だけではないです。






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   ↑:フライヤーと原作。








# by sakaidoori | 2018-09-27 22:43 | 粋ふよう | Trackback | Comments(0)
2018年 09月 27日

挨拶

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(   ↑:我が家。)


ブログを毎日更新するのって、思いのほか大変です。今回はログインできなくなったことがきっかけで、さぼってしまいました。でも、いろいろあるのよ・・・。僕は無職だから気が楽ですが、働きながら制作するってのは大変です。そこは生き様と思って頑張って下さい。

最近はどうにか街中のギャラリー巡りはしています。ですが、ちょっと離れた場所にはなかなか行けなくて、結果的には熱心な美術愛好家ではなくなったみたい。
展覧会に行かないから、ずいぶんとDM案内が来なくなりました。引っ越しをしたので下記まで連絡下さい。よろしかった以下の住所にフライヤーなどを送って下さい。

〒002ー0358 札幌市北区屯田3条2丁目2ー33 丸島 均

開催数日前のメールでも構いません。この方が忘れないかもしれません。

携帯⇒ marushima.h@softbank.ne.jp 090―2873―2250


以下、丸島が関わるイベントです。

丸島均企画・3ヶ所の巡回展「それぞれの海、旅する海〜写真展?」
【札幌展】ギャラリー大洋札幌市中央区南3条西8丁目7大洋ビル地下1階・廊下2018年9月29日(土)〜10月28日(日)10:.00〜22:00


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   ↑:この狸小路7丁目の下から左前方を見ると大洋ビルがあります。



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   ↑:ラーメン屋隣の高層ビル。


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   ↑:入口です。大洋ビルの出入り口は2ヶ所あります。この写真の出入り口は東向き。南向きの出入り口もあります。



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   ↑:地下の通路。この通路の左壁に展示します。通路の幅は約1.5m。狭いです。それを承知での展覧会です。こんな場所での展覧会か~、そう思われるのも仕方がないかも・・・でも無料で一ヶ月間の展示です。
照明は大丈夫です。ばっちり電気代だけは負担して明るく見せることにしました!




・この展覧会に関するツイッターをしています。「それぞれの海、旅する海〜写真展?」で検索して下さい。
・ツイッターといえば「丸島均」といのもあります。これは群青のメンバーが管理人です。ありがたいことです。
・更に、術展 群青-gunsei-」。こちらは今年の群青展参加者紹介をしています。

②「林教司を偲ぶ会(仮称)」田中季里主宰(丸島均協力)
ギャラリー粋ふよう
11月4日(月)~11月9日(土)
10:30~17:00

出品予定者は「林教司を偲びながら田中季里を励ます飲み会」などの参加者に呼びかけます。
旧タピオ時代のような、「とにかくみんながお持ちより」みたいな展覧会ではありません。
※「ギャラリー粋ふよう」さんの全面ご協力での展覧会です。感謝。

③「カデル2・7 の8階会議室での (アングラ的な)一日だけのミニ個展 ~写真学習会」
今年もします。日程は11月下旬から12月。参加者は以下の3名。
櫻井麻奈(藤女子大学写真部3年)
東優太郎(北海道大学写真部4年)
米林和輝(札幌国際大学写真部3年)

④「野呂田晋の100枚のスナップを見る会」
10月10日午後6時~
いつものチカホ(札幌駅近くの銀だことかモスバーバー近辺の白い円テーブル)

⑤当然、展覧会「第6回 群青」もあります。
ただし、当展代表は「阿部雄」です。美術の「元気展」は丸島が担当。群青自体は強力な協力者です。実質は「阿部雄+丸島均」の共同運営です。

2019年1月31日(木)~2月5日(火)
場所もアートスペース201で今冬と同じです。


コメントなど待ってます!

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   ↑:コスモスにアブが止まっている。





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   ↑:ヒマワリ。今年、我が家のヒマワリは本当は大成功だった。台風で咲季の良いのが倒れて折れて残念なことをしました。写真のヒマワリも完全に倒れた!ヒマワリは強いから倒れて直ぐに起き上がらすと、かなり回復する。このヒマワリ、回復したのは良いが、グイグイ背が伸びてしまった。


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   ↑:朝顔。我が家はアサガオだらけです。全く種を植えなかった。去年の種が自然にはえて適当にアッチコッチに移植した。8月になってからも、暑さがすきなのかあちらこちらから咲きまくっている。
ピンクのイヌサフラン、立派に咲いている。が、アサガオに生活圏を占領されている。






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   ↑:白壁のあたりには切り株が2個あった。なんだかんだと一月近くかけて畑にした。
切り株も大変だったが、家を造成するのに玉石の入った土を50㎝くらい敷き詰めていた。その下は粘土地。おそらく、田畑の土地は家を建てるには不向きなので、粘土地盤まで掘り起こして、かわりに玉石まじりの土を埋め立てたのだろう。




# by sakaidoori | 2018-09-27 17:05 | Trackback | Comments(0)
2018年 09月 22日

2607)「北海道大学写真部 『夏の暮れ展』」 エッセ 9月18日(火)~23日(日)

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(   ↑:外から会場を撮ったもの。)



北海道大学写真部

  「夏の暮れ展



 会場:ギャラリー・エッセ
     北区北9条西3丁目9-1 
       ル・ノール北9条ビル1階
     (南北に走る片側2車線道路の東側。)
     電話(011)708-0606

 会期:2018年9月18日(火)~23日(日)
 休み:
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで) 

ーーーーーーーーーーーーーーーー(9.20)



以下、会場風景を左回りに--

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北海道大学写真部は道内を代表する写真部です。
代表するといっても、大学自体が日本を代表する規模だから、当然です。
代表するといっても、道内の大学写真部そのものがかなり低調です。低いレベルでの褒め言葉です。
しかし、代表は代表です。しっかり活動し、しっかり作品を見せて下さい。

そういう期待する思いで見に行くのです。今回の印象はというと・・・
①とりあえず、会場をしっかり埋めていたことは良いことだ。
②参加者が多いから仕方がないのだが、一人一人の作品数が少なかった。
③目立つ作品が少なかった。
④平日なのに、関係者が多数会場に待機、それは良いことだ。

作品数は多い。とても詳細には掲載できません。数少ない言葉になります。





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   ↑:木村仁(工学部3年)、「前進」。


一目で分かるように、かなり意図的に加工した作品群だ。
与えられた発表面積で力強く押し出していて、若者らしくて好ましい。

「前進」というタイトルがどうも気になる。なんか、ちぐはぐなのよ~。
一言で木村作品をかたるならば、「ちぐはぐ」だ。
「ちぐはぐ」であっても、あるいは「ちぐはぐ」だかろこそ言いたいことがわかる、のであればかまわない。しかしど~もしっくりこない。
木村君の特徴は満遍なく気配りしていることだ。基本は「人」で、街角の「人」の様子をいろいろな角度・切り取りで迫る。普通はそれはいいことなんだが、彼の場合は平衡感覚が良すぎて、このバランス感覚の良さが森山大道張りの強さ荒っぽさと両立しないようだ。もし、弱めの心象風景的な加工でこの作品を見せて、タイトルが「それぞれ」だったらぴったしかもしれない。

きっと木村君は「それぞれの人達」が「それぞれ」に前進、明日を信じて生きているんだ!と言うことを強くいいたかったのだろう。彼の強い願望と、もともと持っている良き目配り感覚とのマッチングが悪かったみたいだ。
しかし、強く発表した姿勢は良い。3年生だ。来年は間違いなく学校は忙しくなる。来年春の資料館での展示、個展をする勢いで取り組んで欲しい。






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   ↑杜過(生命科学院修士1年)、「猿田彦日渡り」。


杜過・「du guo」、「どぅー ぐお」、と読むのだろう。中国人だ。
燃えるような作品、被写体ありきの典型だ。この迫力、見た時の感動をたった一枚でこの大きさとは寂しかった。この大きさだったら縦に四枚以上を連続して並べないと!自己主張の少ないおとなしい人なのかな?




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   ↑:登坂直紀(工学部4年)、「No Man's Land」。


山岳雑誌に紹介されそうな山だ。
山の風貌もさることながら、背景の眼下風景が良い。
登坂君は鉄道風景が気になったみたいだ。妻は「川」はどこ?と尋ねていた。僕は手前に段々と迫る山の頂、向こう側の段々畑のような景色の重なりに見とれてしまった。写真の持つ情報量にはつくづく感心する。





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   ↑:井上知彦(?)、「欠けたピースを埋めて」。


おっ、色っぽい作品だ。ピースが欠けているのか?女が欠けているのか?井上君はピースを埋めたいのか?女の中に井上君が埋まりたいのか?
もし、シリーズでの出品にするのだったら、「欠けたピース」をそろえるのか、「欠けた女」で埋めるのか、井上君の願望で埋めるのか・・・どうするのかな?







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   ↑:熊坂友紀子(法学部)、「父と娘」。


タイトルが良い!写ってもいない「娘」がタイトルにある!これですよ。
この写真を熊坂友紀子君は撮っているのだから、当然「父と娘」はそこにいる。しかし、作品では「娘」は登場しない。登場しないが、「父」は誰かと気持ちよく呑んでいる!当然誰かとは「娘」だ。被写体にわざわざ「娘」がいないのが良い!タイトルに「娘」を添えたのが良い!







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   ↑:青山恭子(総合教育部理系1年)。左側、「なぐさめ」。右側、「パレット」。


初々しいです。やっぱり1年生、しかも女性の撮影。
次回は大きな「パレット」におおきな「なぐさめ」、お願いします。






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   ↑:茶房ゆかり(修士課程1年)、「彩 -color-」。


上の作品、まるで外に人が歩きながら作品を見ている感じ。違います。屋内風景です。





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作品の量は「アッパレ!」ですが、中身をアッパレとは言いにくい。作品がダメという意味ではないです。単純に見づらくて見られない。
作品は薄いビニール版に転写したもので、外光にあたっているので薄くしか見られない。しかも、背景が重なってしまい、いよいよ何が何だかわかりづらい。
そういう意味で今展での茶房ゆかりの試みは成果としては不十分だっただろう。しかし、こういう試みは経験がものを言う。良い勉強になったことでしょう。

見づらい被写体だが、いま記事執筆のためにパソコンで見返している。
・・・・
ごくごくありふれた街角の風景ばかりだ。そういう日常群に対して「彩 さい・いろどり・色」と命名した。爽やかな日々、流れる日々、気分良くチョット色づいて進んでいく。
・・・
エモーショナルな事柄、ロマンとポエムで色づけして世の中を軽く進んでいきたい、渡る世間は軽い色ごとばかり、チョッピリ楽しんじゃおうかな・・・。








   ↑:川上円香(文学部2年)、「久しぶりだね」。

爽やかです。爽やかな同姓を撮りたかったのでしょう。撮りたい撮影者の気分はよく伝わる。
被写体の世界にもっと身を投げて、被写体をどう捕らえたら、もっとその女性の生き様が表現できるか!いったん、被写体から離れることによって、被写体を見直す。空を撮るなり、彼女の見つめる先を撮るなり(嘘の見つめる先でも構わない)、全く関係のないスナップをこの組み合わせに挿入するなり・・・もっともっと、そんな感じです。
でも、2年生か・・・川上さん自身が爽やかに見える。






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   ↑:東優太郎(工学部4年)、「漁場の母っちゃ」。


びっしっと正面から見つめている。古くさい味だ。
左から・・・鉄道、露天のおばちゃん、何かのお店・・・できるだけ撮り手の気分を反映させないよう・・・できるだけ現場の気分がすーっと反映されるように・・・近からず遠からず、一定間隔で相手の傍にいる・・・ひそひそ話は聞こえないが、生きている物音は間違いなく聞こえる距離・・・(だいたい、学生写真で鉄路があれば撮り鉄、あるいは旅行好きと思って間違いない)・・・旅の足跡を一枚、一枚、また一枚・・・
・・・惜しい!この大きさでこの枚数は少なすぎる!旅に出て、一ヶ所だけ心に残るということはない。撮り鉄で旅好きならば、東感覚の旅の足跡を、報告記をもっともっとしなければならない。東流は「綺麗に・端正に」みたいだ。たとえお行儀が良くても、もっともっと若者が見る旅の魅力を伝えて欲しい。




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   ↑:(中央の作品) 新里勇生(文学部歴史文化論講座4年)、「ご来光を拝みに」。


妻が見つめている風景写真。

遠くに尖った山は羊蹄山。手前はご来光を見るために登った山なんだが、多分、尻別岳だろう。花が咲いている、エゾカンゾウだろう。
じつは、この山でこのエゾカンゾウが見られる時期は決まっていて、7月の初旬だ。ここは群生していて、他の花も咲くお花畑だ。
エゾカンゾウ、沢山咲くには咲くが、一杯咲いているのを見るのは難しい。その年によって咲き具合がちがうのよ!
そしてこの写真は雲海もある!

尻別岳は1,000m前後の山だ。たいしたことはない。しかし、この「風景」を見られるのはなかなないだろう。おめでとう、新里君!




後記:
「出品するのだから、良い作品を出したい」という言葉を耳にする。
当然な言葉だ。
二十歳前後の、しかも、趣味活動としての「良い作品」とはどういう意味だろう?
僕は大学写真部展に、「質の良い作品」を求めて見に行かない。
初心者程度の表現力の人達だ。初心者程度だからこそできる表現を見に行っている。要するに、今の一所懸命な姿をだ。
上手くなりたい方法がある!長くすることだ。ただそれだけだ。何でもそうだが、長くすれば上手くなる。長くして欲しい。







# by sakaidoori | 2018-09-22 11:14 | エッセ | Trackback | Comments(0)
2018年 09月 21日

2606)「第二回 #札幌PEN部 写真展 ハーフカメラの写真展覧会」g.犬養 9月19日(水)~9月24日(月)



第二回 #札幌PEN部 写真展
 
  ハーフカメラの写真展覧会




参加者:阿部雄 井上知彦 小野寺宏弥 
   ささきぱる 外崎うらん 橋本つぐみ 

会場:ギャラリー犬養 2階  
      豊平区豊平3条1丁目1-12
      (地下鉄東西線菊水駅より徒歩7分。
       駐車場有り。) 
     電話(090)7516ー2208 

会期:2018年9月19日(水)~9月24日(月)
 休み:火曜日(定休日) 
 時間:13:00~22:30

ーーーーーーーーーーーーーー(9.20)


「ハーフカメラ」、フィルムで撮るカメラで、24枚撮りのフィルムが48枚撮影可能というものです。
一枚のネガで2枚撮れる、だから多く撮りたい場合は重宝です。半分のネガですから、大きく引き延ばすとクリアー度が下がって、ボケ・アラ気味になる。もっとも普通にスナップで楽しむ場合は全く問題ないです。
欠点は現像費が高くなることです。大きく引き延ばしてボケアラになるのは欠点というより特徴といった方がいいでしょう。

ですから、今展を見る場合、どれぐらいの大きさの作品仕立てかで、その人の参加目的がわかるでしょう。つまり、ボケアラを見せたくないのか、ボケアラ作品の個性として出すのか?
単に「ハーフカメラ」という機械自慢か?ハーフカメラの特性を生かした自己表現か?








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処狭いとは言わないが、特徴のある壁を一杯一杯展示している。作品量の多さに一目で喜んでしまった。

以下、左回りで一人一人を簡単に載せましょう。





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   ↑:小野寺宏弥「Life is Beautiful」









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   ↑:全て小野寺宏弥、「Life is Beautiful」


典型的な心象スケッチだ。
タイトルは、「生活は美しい(生きているって素晴らしい)」。そういう気分で淡々と撮っている、ではないだろう。

彼ははしゃぐことが好きなタイプだ。女の子大好き男の子だ。
そういう青年が人気を隠すようなスケッチをだした。何ともいえないこのタンタン(淡々)感。
「ちぇっ、仕方ないな-、誰も相手にしてくれない、だったらオレも誰も相手にしないぜ・・・」そんな呟きの一枚一枚だ。



    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~



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   ↑:橋本つぐみ「たとえば/あるいは]。




おー、橋本つぐみは絶好調だ。心象風景には違いないが、「物語」ですね。どんな物語かというと・・・ふふふ、それは「秘密」・・・?

本当は「秘密」でも何でもないのだから、何とか説明しようとする。その時の言葉が、「たとえば・・」と言ったり、「あるいは・・・」と言ったりする。その「たとえば、あるいは」をハーフ見立てにタイトルにした。ようやく橋本つぐみも直接説明を卒業した。

「卒業」といえば、彼女はより「大人っぽい」雰囲気の世界突入したいのよ!本当は。でも、彼女自身の持つ「女の子(乙女)性」が「言い訳根性」が「嫌われたくない心理」がどっかで作品を引っ張っている。しかし、最近は作品自体が「橋本つぐみ」から離れて前に前にと押し進もうとしている。今回は「ハーフ」ということで「モヤモヤ感」が強くなり、一方で橋本つぐみはスパッと切り取りたいところがあって、このモヤモヤ感といさぎ良さが今展ではうまい具合に両立して、ちょっと大人っぽい世界が生まれたみたい。







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今回はこの作品が一番のお気に入り。橋本好みの半分分割法と、床にもの置く「いじらしさ」と、カーテンの白さ膨らみに女の肉感に重なり、橋本版「処女からの脱皮」みたい。







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   ↑:井上知彦





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   ↑:全て井上知彦、「パトローネは夢を見る」。



井上知彦はハーフカメラが普段着のようだ。
そして撮影スタイルも「何かを狙う・派」ではなく、普段着を等身大にパシッ!みたいだ。工夫された展示を無視して、作品だけを見ていると、特に強い拘りを感じない。
ハーフカメラ撮影スタイルはともかくとして、小さいとはいえこれだけ大きくすると、写真作品としての楽しみも見る方は持つわけだ。しかし、その気軽なシャッターチャンスにはあまり興が湧かなかったことも事実だ。つまり、今回の井上展示は「ハーフカメラ」と「普段着の僕」を楽しむコーナーだった。

ボートの作品、個人的には「ボート大好き派」だから気になるところフだ。しかし、女の子が背景にいるボートでは「弧」が楽しめなくて残念だった。
しかし、フロイト的精神分析でみると、「ボート」が男だから、「ボート(男)」を無視する「女」になるわけだ。「夕べ、きっと振られたのだろう」、と解釈するのだろう。



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   ↑:ささきぱる(佐々木練)、「I want to walk a place I don't know」


「ささきぱる」こと佐々木練の微妙な変化を楽しく見ている。

彼の被写体なり、撮る姿勢はガンコなまでに変化はない。日常、目にする普通の世界を、やや接近気味に中央に収めて強く撮る!時折、チョット変わった被写体を、素直に強く撮る!
強く撮るから「心象風景」っていう感じはあんまりしない。そこが僕にとっては好ましい。愚直なまでに素直に強く撮り続ける姿勢が良い!

だから、一点一点見るより、ある程度の量があったほうがいい。
この「量」ということで果敢なチャレンジをしていると思う。
彼はとことんマイペース派なんだ。ところが、群青で毎年参加していると、良い意味で他人の世界が気になり始めたようだ。気になったからといって自分の世界を変えない。変えないのだが、他人の中で自己の世界を強く見せたい!
今回は作品を引っ付け気味にして、個々の作品よりも全体での「佐々木練・流」を見せつける。強く明快に見せるいつもとは違い、不本意ではないがボケ気味の世界は「佐々木練・流」になっているか?やや違っているか?

日常の、「どうでもいい、つまらない事ども」を撮り続ける佐々木練。
そもそも被写体に価値があるのか?写真で切り取って初めて我々は価値を見出すのではなかろうか?あとは撮影者の行為を含めて、他人の評価・・・評価する人の心に何某かの記憶として残るか否か、ではないだろうか。


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左側のバス停の標識、傾いているのが佐々木流です。傾いていてどこか可愛い。擬人化しているのでしょう。
標識、それは標識として、ある崇高な価値あるものとしてそこにある。でも、単なる置物だよな~、だってバスは一日何本通るの?ここで止まるの?あ~、そんなに利用されてもここにある!いとおしいな~。

右側、佐々木流にしては「藝術っぽい」作品だ!やっぱり擬人化しているのだろう。忘れ物・・・でもここにある・・・でも、忘れ物、もうすぐ無くなってしまう・・・でも、並んでいると可愛いな~。





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   ↑:外崎うらん、「祭囃子は過ぎていく」。


今回、外崎うらんは正直すぎるほど正直だ。
これは悪い意味での指摘だが、祭が被写体なのだが、担ぎ人だけを作品にしている。祭のうねりと、その後の閑散としたのを表現して、「祭囃子は過ぎていく」だと思う。「動と静」、「人と物」、「叫びと無言」などなどが交差して・・・「過ぎていく」。祭の「哀れ」を見るか、「人の営みの激しさ」を見るか、などは撮影者の表現力が問われるところだ。
今作は祭を営む人にしか意が行かなかったようだ。

外崎うらんの作風は、王者の堂々とした威厳みたいなものがあるのだが、そこにアマノジャク的な女心、いたずら心、今風の軽い心、この堂々さと遊び心の重なりが特徴であり面白いと思っている。
今回は「ハーフ」ということと「祭」という環境のほうで遊びすぎて、作品で遊ぶのを忘れたみたいだ。
何故か・きっと今展が楽しかったのだろう。制約がなさ過ぎて、緊張感が弛んだのだろう。今はそういう時期なのかもしれない。


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多分、外崎うらんにとっての今展は上掲の2作で言いたいことは尽きているのだろう。特に、左の語り合いの場が全てかもしれない。

上掲が全てということは、撮影者の指向は「祭」そのものにはないのかもしれない。大仰な道具立ての人混みの中で、「悲哀に通じる喜怒哀楽」が主要な関心なのだろう。

以下の作品群は良い意味で撮影者からのプレゼントだ。


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以下の作品はそれぞれ独立した展示だ。上の群れる作品とはムードが違うから分けたのだろう。
分けることは構わないのだが、撮影者のキチッキチッとした性格が反映されて、今展のように「動的祭」の作品群の前では影が薄くなってしまった。


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昔の風景を見ているようだった。それだけで懐かしい気分になってしまった。最後の写真などは炭住を思い出させる。全く炭住には似ていないのだが、黒白のボケアラ感は細かい記憶を削いで、一気に人の記憶に辿りつかせる。




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   ↑:阿部雄



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   ↑:2点とも、「Light Dance」。


タイトルは「光の踊り(踊る光)」だ。全くそのとおりだ。

阿部雄がこんなにロマンティックで私的な青年とは知らなかった。
今展の主宰者は彼だ。さすがに「ハーフカメラ」の特性を知り抜いているという感じ。
こういう作品はゴチャゴチャ言っても仕方がない。実作を見て、その世界に堪能するしか無い。山岸せいじ氏ならば「天国からの光」とでも言うかもしれない。その山岸せいじ個展が街中で開催中です。今展の「阿部雄パラダイス」との違いを楽しんで下さい。








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   ↑:「Signing Birds」.


「合図する小鳥たち」?要するに、「僕に微笑む可愛い子」という意味です。右側の作品、女性の顔が埋め込まれている。この女性が「Bird」鳥なんでしょう。どうして複数形なの?もしかして、みえないところに他にも女性がいるのかな?

二つの英語読みタイトル、今回の阿部雄は限りなく詩人になりきっている。撮影すると言うことは、発表すると言うことは、普段の普通人を越える体験だ。



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# by sakaidoori | 2018-09-21 18:42 | (ギャラリー&コーヒー)犬養 | Trackback | Comments(0)
2018年 09月 21日

2605)⑥「群青 『座談会 』写真を語る集い 前期C室18時~」 アートスペース201 終了/1月27日(土)






第5回 丸島均(栄通記)企画


群青ぐんせい

 ぐんじょうと読まないで下さい。
 ぐんせいと読んで下さい。「群れる青い人達」です。



10部屋の展覧会
〔写真、絵画、書、ドローイング、テキスタイル、立体、他〕

  「群れる青い人達による自己表現展です

    雪固まる1月、2月・・・
    寒い・・・
    少しでも元気になれれば・・・
 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●会場:アートスペース201
    札幌市中央区南2条西1丁目山口ビル5&6階
     電話:011―251―1418
   
●会期:前期⇒2018年1月25日(木)~1月30日(火) 
   後期⇒    2月1日(木)~2月6日(火)
     (前後期全館使用&総入れ替え。)
●時間:10:00~19:00 
    (各会期最終日は、~18:00まで)

※展示会場の詳細は省略

座談会
◎2018年1月27日(土)、18:00~20:00/6階C室

 出品者による写真を語る集い
  ~僕はなぜ写真を撮るか見せたいか?~

司会:篠原奈那子
参加者:橋本つぐみ、髙橋ヤヒロ、平間理彩、岩田千穂

【催し】
◎2018年2月3日(土)/5階D室
 16:00~ 出品者による演奏会
      ~ジャズ・フォーク・クラシック~
  「実験水槽」/佐藤瑞生(ギター弾き語り)/篠原奈那子(ホルン)&宍戸幸希(コントラバス) 
 17:45~   出品者紹介
 19:45頃~20:00  軽食パーティー(参加無料)

●助成金:札幌市文化芸術振興助成金活動
●協力 :アートスペース201

●企画 :丸島均(ブログ「栄通記」主宰)
●連絡先:090―2873―2250 marushima.h@softbank.ne.jp
●住所 :札幌市北区屯田3条2丁目2番33号

ーーーーーーーーーー(1.27 土)


(対展の途中ですが、同じ部屋で行われた座談会の様子を載せます。対展②は次回。)


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座談会の始まる前。
参加者の岩田千穂は、訪問者と自作の世界に耽っている。
・・・


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かなりの参加者!ありがとうございました。
もちろん、当日の参加者の多くは群青出品者です。そういう意味では「内輪のお話会」と思われるかもしれない。それで良いと思っている。内輪でも外輪でも一所懸命に座談会に耳を傾け、それぞれの参加者のしぐさ息吹様子をじかに感じ、それぞれが写真をする動機を高めてくれたと思う。

座談会の内容は「僕はなぜ写真を撮るか?見せたいか?」

難しい!だから、僕はこの時語られたことは一切覚えていない。覚えていないからここにその内容を書くことはできないのです。今回の記事は、座談会の内容を報告することではなく、この時この場所で、若者を中心に一所懸命な時があったということを報告するだけです。

それにしても青くさいテーマです。「僕は何故写真を撮るか?」ですよ!群青・「群れる青い人達」にはピッタリなテーマとはおもいませんか?
いちいち「何故?」と問うことは良いことではないと思っている。解のない質問に近いから。こういう質問は、だいたいにおいて袋小路に陥り、精神衛生上よろしくない事態になりがちだ。
だが、前頭葉が異常に発達した人間にとっては一度は通らないといけない道である。男であれ女であれ、年齢を問わずに通奏低音のように後ろからやってくる、「オマエな何故写真を撮るのか?見せたいのか?」「何故だ何故だ?」

ちなみに丸島は発言を一切控えた。始まる前に挨拶と討論当事者の紹介だけ。座談会中は一回だけ言葉を挟んだだけ。



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   ↑:(司会をする篠原奈那子。)



司会は一切篠原奈那子に任せた。彼女が良い司会をしたから良い会になった!と言いたいが、それはない。良き接着剤ではあったが、それ以上ではない。もちろん、それで良い。4人の語り部達は女性らしい奥ゆかしさで、恐い顔も交えて、ストレートに対話をし続けた。


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2時間の座談会。確かに長すぎかもしれない。途中、間延びシーンもあったが、聴衆者の意見も入り、良いムードでやり遂げた!

終了後、急遽打ち上げに行った。
飲み会の写真は次の一枚だけだった。あー、座談会以上に飲み会のことが記憶にありません。情けない。


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宴会終了後は「別れの友」だ。

その帰り時の様子です。


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若い2人の後ろ姿って・・・ステキですね。お休みなさい。







# by sakaidoori | 2018-09-21 00:32 | 群青(2018) | Trackback | Comments(0)