栄通記

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2018年 09月 11日 ( 2 )


2018年 09月 11日

2594)「徳丸晋展 -minamo-」 新さっぽろg. 終了/9月5日(水)~9月10日(月)

  



徳丸晋展 
 -minamo-




 会場:新さっぽろギャラリー
      厚別区厚別中央2条5丁目6-3
      デュオ2の5階
      (デュオは地下鉄新札幌駅周辺にあるショッピング・ビル。
      地下鉄&JR新札幌駅と直結)
    

 会期:2018年9月5日(水)~9月10日(月)
 休み:
 時間:10:00~19:00 

※トークイベント→8日(土)、9日(日)、。14:00~14:30 

※問い合わせ:花田(アートプロデューサー)090ー9439ー7921 

ーーーーーーーーーーーーーー(9.9)

震災の影響で9月9日にやっとオープン!いろいろと大変だったことと思います。ご苦労様でした。


結果的には初日ということや、午後からトークがあるので会場は少し混み合い状況。会場風景が上手く撮れなかったです。



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以下、会場を左回りします。



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 この空間が圧巻だ。左壁、下三分の一は外光防止のために黒紙がびっしり、その黒と作品の緑と黒が一体して、この空間を綠深い森にしていた。



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(以下、敬称は省略させていただきます。)


徳丸晋の制作スタイルは決まっている。羊蹄山麓にある半月湖の水面がシャッタースポットだ。シャッターチャンスは秋の紅葉の時期、陽が落ちる夕方時だ。山の紅葉色が半月湖の水面に映る、その色合い、湖面のたたずまい、仄かな波の移ろいを無造作に、手慣れた感覚でパチり、パチリ、またパチリ。風と光は刻々変化する。その軸の流れに身を任せて一所懸命に水面と向き合い、カメラにその美と不思議を収める。
(もっとも、今展のメインの綠作品は真夏です。「夏の綠」にチャレンジでした。)

見慣れた作品もある。しかし、会場の広さ照明などなどで会場毎に随分と印象が違うものだ。
今回は水面の奥の不思議さよりも、水面の表面の輝きが絵画のようで、分厚く眩しかった。塗り込める筆跡はないのだが、水面の波形が筆跡のようで、紅葉の色の重なりが、何層にも重ねられた絵具のようだった。逆に、絵画って何だろう?そんなことが気になってしまった。

どこまでも水面の表面の、見た目の世界の七色の輝き、輝きの中に身を置く喜び・・・そんな徳丸晋ワールドだった。



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 上掲の2枚の写真、人のいる方が見てて楽しい。登場人物は若くはないが、着ている洋服が固定された作品の色を動かせて、会場全体が華やいで見える。作品が添え物か、人の服が添え物か、混じり合って良い感じ。



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   ↑:「minamo20170713_140034tr」・252.3㎝×475.2㎝ パネル分割展示。








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   ↑:左側、「minamo 20081012_150520」・118.㎝×84.1㎝(A0)パネル。
   ↑:右側、「minamo 20101028_144852」・A0 パネル。




トーク・タイムが予定されていた。
「徳丸晋・写真論」というものではなかった。シャッター・スッポト、パワー・スポットとしての半月湖を語る一時だった。



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by sakaidoori | 2018-09-11 15:38 | 新さっぽろg. | Trackback | Comments(0)
2018年 09月 11日

2593)「植村宏木 (硝子造形作家) 『あえかに秘めるものへ』 」JRタワーARTBOX 9月1日(土)~11月30日(金)

(硝子造形作家)
植村宏木
 「あえかに秘めるものへ


 
     
 会場:JR札幌駅東コンコース・JRタワーARTBOX
      中央区JR札幌駅構内
      (地上東コンコースの西壁面。東改札口の南側)

 日程:2018年9月1日(土)~11月30日(金)
     (会期中無休)
 時間:8:00~22:00
      (最終日は、~20:00まで)

※お問い合わせ:JRタワー文化事業部 011ー209ー5075

ーーーーーーーーーーーーーーー(9.9)

植村宏木
・1990年 生まれ。北海道名寄市出身。
 秋田公立美術藝術短期大学、名古屋芸術大学卒業。
 現在は愛知を拠点に各地で活躍中。


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 冷ややかだな~、標本のようだな~。
 真っ先に氷がイメージされて・・・きっと作家は大事な者どもを「永遠(えいえん)に、「永遠(とわ)」に、という思いで包み込んでいるのだろう。その包み込む存在を「あえか」・・・かよわく・・・と表現している。作家の眼差しが「あえか」なのか、作品が「あえか」なのか?祈りのようなの行為が「あやか」なのか?「あえか」・・・美しい響だ、男が女をいとおしく思う気持ちではあるが、それほど女は弱くない、存在する者たちも弱くはない。作家もそう思っているのだろう、だから「あえか」にみえても芯ある存在として永遠物にしたいのだろう。

作家の思いはそうなんだが・・・硬い!優しいことは優しいのだが、良くいえば「(北海道の冬は)寒かろう、痛かろう。しかし、他者におもねることなく『生きている』んだ」といたわろうとしている。
悪く言えば、オーバーの一言だ。美術館的コレクションで、間違いなくそこでは「カッコ良い」。
悪いと言ったが、あたりまえのことだが、作品が悪いと言っているのではない。「見る人(鑑賞者)と、見られる存在(作品)に見事なまでの断絶がある。作家がその断絶を意識してるとは思えない、理解し合えるる、交流し会えると信じている。あくまでも自己中観念として「あえかな存在」を「良き物」として提示している。その姿に羨ましいというか、眩しく思う。

フライヤーを見れば北海道名寄市出身だ。あそこは寒い!やはり、冬の雪と、寒さが作家の原動力なのだろう。
それに、まだ28歳!若い!良いですね、自分の若さを正直に前面に出している姿は。作品の硬さはあたりまえなのだろう。



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ここの展覧会の良いことは、周りと関係を楽しめることだ。




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やはりこの日は、人が少なかった。




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by sakaidoori | 2018-09-11 09:56 | JRタワーARTBOX | Trackback | Comments(0)