栄通記

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2010年 03月 24日 ( 1 )


2010年 03月 24日

1238) エッセ 「Can E art exhibitions(4人展)」 終了・3月9日(火)~3月14日(日)

○ Can E art exhibitions  
    (学生4人展)
   

 会場:ギャラリー・エッセ
     北区北9条西3丁目9-1 
       ル・ノール北9条ビル1階
     (南北に走る片側2車線道路の東側。)
     電話(011)708-0606

 会期:2010年3月9日(火)~3月14日(日)
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで)

 【参加作家】
 かんのえま 笹森彰 千田愛由美 ニシカワアユミ

ーーーーーーーーーーーー(3・14)

 札幌美術デザイナー学院を今年卒業される4人のグループ展。
 燦々と陽の光が会場に入り、くっきりと陰影を床に写していた。眩しかった。真ん中の賑やかな「石」が楽しく転がっていた。会場でお話をした学生を中心に載せます。

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     ↑:イラストレーション専攻・西川亜由美、「around me」。

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 ワイルドで元気一杯の作品だ。
 今作は学校を会場にした卒展の為の作品とのこと。高層建築ビルの吹き抜け部分を上から垂らしての展示だ。一列に舞い降りる姿はなかなか壮観だっただろう。作品は軽いから微妙に揺れていたかもしれない。見る側も下から上に、上から下に、横から裏からと、体を動かしながら見て楽しんだことでしょう。
 学校展と今展の根本的違いは瞬時に全貌が見えるかどうかにあったと思う。しかもこの会場は等間隔に垂らすには楽な仕掛けになっていて、まさに今作にはうってつけの場だった。可愛い「顔」の作品もあるが、「目」だけの作品は特に印象的だ。暗い絵も全体の中では良いリズムになっていた。
 いろんな表情も興味を惹くが、できれば、沢山の「目」が見たかった。ワイルドな沢山の「目」がこちらをにらむ。そして、もっと鑑賞者を裏側に誘導させて裏も見せる。裏は、まさに絵の反対行程をにじませてさらしているので妖しげな現場だ。「目」作品の追加と「裏側」から見せる工夫があったら、もっと迫力と深みが増したと思う。
 薄く淡い支持体に描かれた顔、顔、顔・・・目、目、目、まだまだ追求しがいのある方法だと思った。また見れる機会を楽しみにしよう。


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     ↑:イラストレーション専攻・管野絵麻、「art stonw」。

 会場に華を添えている「ちょっとえばった石ころ」だ。会場風景写真にはいつもおじゃま様スタイルで収まっている。いや、この石のない会場風景は面白くない。だから、どうしても入れてしまう。

f0126829_12323264.jpg 左の本は今作を使った写真集。見事な製本だ。
 JR札幌駅に仲間と一緒に作品を持ち込んで、いろんな場所でパチリ。楽しい写真集だが、その行為を支持したい。特に許可などを取らない「おじゃま虫部隊」だ。。
 新たな作品で新たなアバンチュールを試みて欲しい。美術は理屈よりも行動だと思う。連絡を頂ければ、僕も現場撮影にチャレンジして、「現代美術行為」に参加しよう。





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 「顔」の西川亜由美さんと、「石ころ」の管野絵麻さんが交流型作品(展示)だとしたら、次の二人は見る作品といえるかもしれない。

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     ↑:イラストレーション専攻・千田愛由美、「これはうちです」。

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 内面発露型作品。粗っぽくて雑ですが、これが若者の絵なのだろう。いろんな内面&感覚を沢山描いて見せる。少々のお行儀良さは後回しにして、グイグイと進んでいく、そんな感じで見ました。エネルギッシュな女性でもある。


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     ↑:キャラクターデザイン専攻・笹森彰、「HIP HOP」・「R&B」・「音楽への思い」。

 音楽的ノリで、ポップとイラストと絵画をまぜこぜにしたような作風。
 僕としてはもっと作品を見たかった。上の写真の作品を更に二段組みです。ヒップにホップにステップにジャンプに、ワイワイガヤガヤ・・ズイズイズイズイ、ドンドンドンドン・・・踊る阿呆に見る阿呆は○○音頭だが、ビシビシ電波がにぎわう世界を想像してしまった。


 

by sakaidoori | 2010-03-24 16:36 | エッセ | Trackback | Comments(6)