栄通記

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2010年 01月 21日 ( 1 )


2010年 01月 21日

1164) ①旭川一泊二日旅行(1月14日~15日) 「永山大橋の氷落とし工事」



 旭川美術館の「アロイーズ展」と明治から昭和初期の華族大農場・松平農場跡の散策を目的に一泊旅行。

 最終日になってしまったが、無事展覧会を見れた。会場でのハープ演奏が2時から1時間も聴くことができた。奏者はかなりアロイーズ作品にのめり込んでいるようで、休憩を挟まずに無言で弾き続けていた。聴く人は眼中に無い様子で、完全に自分の世界に入っての演奏会であった。
 アロイーズ展のことは余裕ができたら書くことにしよう。
 その日の夕方5時半から、打ち上げ会が開催された。場所はラポラポラという障害者の美術作品などを紹介しているギャラリーで、一般参加者も集っていたので参加。


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f0126829_1145621.jpg さて、某所で車泊の後、東鷹栖周辺の旧松平農場跡地に向かう。現在の永山大橋辺りが当時の農場関係者の石狩川渡場だったと思う。まずはその橋を車で南に渡り、徒歩で大橋の両側を散策。
 クレーンで何かの工事をしているようだ。橋からの川の流れや風景を見る為の散策だから、あまり工事には気にかけずに歩き続けた。
 クレーン車の横を過ぎる時に、その突端を眺めて思わず大声で笑ってしまった。その声に関係者までもこちらを向いてニッコリ相づちを返してくれた。工事関係者はただただ上を向いているだけで、オペレーター一人が難しい顔を上向きにして働いていた。




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 橋を支えている鉄骨材の氷を落としている。
 クレーンの先に堅めのビニール箒を取り付けての除去作業だ。
 役所の方だと思う、現場責任者が僕らに近づいてくれたのでいろんなことがわかった。彼は長くこの工事に関わっているとのこと。近所の方が訪れることもないし、望遠鏡にカメラ持参の中年夫婦に不審を抱いての接近だったのだろう。それに、とりたててすることもない現場監督だから、訪問者の観覧を喜んでもいるようだ。
 鉄材には電気ヒーターも備わっているそうだが、溶けた水が落ちる前に凍ってつららになるという。それだけ旭川は寒いのだ。年間、20回ほど出動するとのことだが、ご苦労さんというか不思議な気分だ。平成12年12月完成した橋だから、塗り直しの時期でもある。雪が付かない塗装が一番良いのだが、1億円も必要だから・・・ハッハッハッと人の良さそうな顔をして笑って語っていた。
 除去方法も色々と試したそうだが、結局は長い丸太を取り付けて、その先に堅い箒を取り付けるということに落ち着いたそうだ。オペレーターも、現場に到着して変な作業に頭を悩ましたことだろうが、今ではこの作業にはまっているかもしれない。


 上ばかり向いていては疲れてしまう。広く河原を見渡して、旭川での風景の一端を紹介します。


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f0126829_1151943.jpg 永山橋から上流で北面。上の方の小高い丘の右端が、カタクリで有名な男山公園付近です。
 西流した石狩川は、この山塊にぶつかり、男山公園をかすめるようにして南下している。この辺りは高低差も少なく泥炭地だっただろう。石狩川東部は近文原野と言われていた。そこが華族・旧松平農場の広い田園地帯でもあった。



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     (↑:下流北側。)

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     (↑:下流。)

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     (↑:下流南岸。)

by sakaidoori | 2010-01-21 12:52 | Trackback | Comments(0)