栄通記

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2008年 12月 24日

863) 富士フォト・サロン 「宮川恵子・写真展 ~してきくうかん」 終了・12月12日(金)~12月17日(水)

○ 宮川恵子・写真展
    ~してきくうかん~

 会場:富士フォトサロン札幌
    北3条西3丁目 札幌北三条ビル1階・北向き
    電話(011)241-7366
 会期:2008年12月12日(金)~12月17日(水)
 時間:10:00~18:30

ーーーーーーーーーーーーーーー(12・16)

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 (↑:歩道から見える展示紹介写真。)

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 (↑:DM作品。撮影家の写真作品です。左上の茶色の沁みはコーヒーをこぼした汚れです。スイマセン!)

 
 札幌駅の熊澤桂子・にんじんを見た後に、久しぶりにここに立ち寄った。


 都会の風景なのだが、トリック撮影に見える。カラーできっちり、びっちり被写体を撮っている。

 赤い太線で覆われた写真がある。オッと目を見張ってしまう。空間がグニャグニャと曲がっていて、何を撮ったのだか分からない。もっとも、写真ということは分かっているから、こちらの目の焦点をいろいろといじっていくと、白いスポーツカー?に廻りの赤い世界が写っているのがようやく判明した。それらはビールとかジュースの赤いケースだった。
 街中の風景が鏡効果で不思議な別世界として姿を出すのに敏感に反応しているのだ。喜んでいるのだ。
 「面白がっている自分発見」、「あらゆるものに感動」と会場の自己紹介に書いている。

 撮影者が不思議被写体を発見して、その作品に僕らが面食らって不思議体験が膨らむのです。

 上のDM作品がその一例です。
 この写真には別の愛着が僕にはあるのです。写っている白いワゴン、我が愛車と同じ。僕の車は鏡で撮らなくても妖しげによじれて余命幾ばくです。

 面白かったのは総ガラス張りのビルを写したもの。
 ガラスだから、空や街の風景が写っている。大きな窓を開けた所が何枚か続けてあって、他のガラスと角度が違うから別の都市風景が写っている。数は少ないのだがこの何枚かは光の加減で、他のガラスよりも鮮明でリアリティー抜群。とても何かを写している風には見えない。他の写しだされたガラスの風景と見事に虚実の世界を捉えている。おまけに写真にはビルを取り巻く空や風景も四隅に散りばめられて、「宮川・トリックワールド」の決定版だ。一枚のガラスには撮影者が上向きでカメラを撮っている姿も映っている!

 他にも雨模様の向こうに写る通行人をガラス越しに、心象風に撮ってあるのもあった。
 間接的に被写体に迫る姿、妻も早速真似をして携帯に収めていた。

 シンプルで解りやすくて楽しい写真展だった。

by sakaidoori | 2008-12-24 16:16 | 写真)富士フォト・サロン | Trackback | Comments(0)
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