栄通記

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2008年 11月 26日

817) ②時計台 「2008年 第20回 春陽会道作家展・絵画部」 11月24日(月)~11月29日(土)

○ 2008年 第20回 春陽会道作家展・絵画部

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(11・25)

817) ②時計台 「2008年 第20回 春陽会道作家展・絵画部」 11月24日(月)~11月29日(土)_f0126829_22104970.jpg
     ↑:会友・佐藤愛子、「ころんだ女」・F130。
 佐藤愛子、好きな画家の一人だ。
 無手勝流のカラー杯の絵画と、線描主体のモノトーンで自由奔放な絵画、見た目は二本立ての画家だ。今作は、一応はカラー・ウーマンの面目躍如という面はあるが、モノトーンの世界を赤色中心で表現したとも言える。
 それにしてもこの赤、最近では非常に珍しい。赤粘土を幾層にもこすり付けて、「転んだ女は血が一杯」とも、「ころんでもころんでも赤く吼える女」という元気さだ。どこが「女」の姿かは分かりにくいが、赤地に染まる犬のような女が眩しい。


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     ↑:会員・宮西詔路、「三頭の馬」・F100。
 あんまり近づいて見ていたら、何がなんだか分かりにくい。タイトルを確認して遠くから見ると幸せな感じで三頭の馬が見えてくる。一頭と寄り添った二頭、こんな色の馬は実在しないが、賑々しい茫洋感に暖かくヒューマニックな馬のつながりを連想してしまう。


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     ↑:会員・八木伸子、「雪山にて」・S50。
 白には定評のあるベテランの八木伸子さんです。情緒的だがいつになくしっかりと色を載せている。厚き白は雪多きボリューム感です。それは季節としては真っ盛りの冬です。寒いはずですが、こういう時期の道内人は嬉々として除雪に励む。きっとそうするであろう人住む街の建物、童話のようなユーモラスで郷愁を感じる。
 画家の目は温かい。年老いても、更に雪に踏み込む意力を、白に街に木々の間に思う。


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     ↑:会員:折登朱実、「果実と貝」・F80。
 得意の灰色に覆われた不鮮明な図柄。久しぶりに大振りを見れて気持ちが良かった。
 たまたますれ違った鑑賞者とあれこれと話しが弾んだ。「この模様は何?貝?」「うーん、僕は花びらが不自然にこちらを向いて『今日は』、って言っているみたい」。分かりずらい画題を見てはあれこれと勝手に言い合い、不思議な感じで共に折戸・ワールドに引き込まれてしまった。


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     ↑:会友・斉藤啓子(新得)、「おしえてよ、風」・F130。
 タイトルとの関係や、何が表現されているのかは全然分からないのだが、色使いが派手で面白かった。頭上から人の世界に秋色となって風が覆っているみたい。

by sakaidoori | 2008-11-26 23:07 |    (時計台)


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