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栄通記

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2008年 11月 12日

803) 創 「15人のクリエイターによる 『木の椅子展』」 終了・10月29日(木)~11月10日(月)

○ 15人のクリエイターによる 『木の椅子展』
    
 会場:ギャラリー創(ソウ)
    中央区南9条西6丁目1-36・U-STAGE1F
    (地下鉄中島公園駅から徒歩5分。南9条通の南側)
    ※駐車場は2台分完備
    電話(011)562ー7762
 会期:2008年10月29日(木)~11月10日(月)
 休み:火曜日
 時間:10:00~19:00

 ※ギャラリー・トーク;11月3日(月・祝) 13:30~
 ※クロージング・パーティー:11月8日(土) 18:30~
           ご来場者投票によるベスト3を発表!


 【参加作家】
 木工家ー菊池聖 岸本幸雄 高橋三太朗 外山雄一 山野直樹
 建築家ー赤坂真一郎 五十嵐淳 小倉寛征 川村弥恵子 小西彦仁
 デザイナー朝倉芳満 伊藤千織 中村曻 長谷川演 平尾哲
         ・・・以上、15名  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10・30)

 狭い部屋にイスがびっしり、これが良いんだな。チョウチョのようにあれこれに座り、デザインを見ては一人納得し、自分の座り心地を確認していく。「これは良い」と心で作品を応援し、他人が違うイスで満ち足りて座っていると、どれどれそんなに良いのかと浮気心が起こりそのイスに座ってみる。それほど奇抜なイスがあるわけではないが、日が没した辺りの暗がりの中で、ギャラリーの明かりが妙に人間臭くて会話も弾み時が流れていった。もう既に暗いのだ。一日は終わった。のんびりとイスに座って今日を終えよう。
 イスというものは作品の優劣を競っても仕方が無いところがある。専門家が、そのデザイン性や機能性、優美さ優雅さにランクをつけるのだが、それはそれで最もな話なのだが、イスという自分の体とのピッタシ感に合えたならば展覧会としては最高だろう。絶妙の一体感とまではいかなくても、個々の作品が主張するなまめかしさが感じられたら言うことはないだろう。
 グダグダとお喋りをしてしまった。記録の為に作品を載せておこう。


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 ↑:右側:005 木工家・山野直樹。
 ↑:左側:005 木工家・高橋三太郎。


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 ↑:左側:006 建築家・赤坂真一郎。
 ↑:右側:010 建築家・小西彦仁、「零(ゼロ)」。

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 作品は3枚張りの厚さ20数ミリの合板材を使う。量は3×6(さぶろく 90×180cm)の大きさが2枚以内という限定だ。だから大きさや材質が一定で、全体が一つにまとまっている。狭い空間に沢山あっても違和感がない。

 15作品のなかから鑑賞者の投票で3点が選ばれて、東京での選抜展に出品されるそうだ。僕も投票した。無造作に選んだが、全て木工家の作品だった(山野、高橋、岸本)。

 

by sakaidoori | 2008-11-12 23:38 | 創(そう)


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