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栄通記

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2008年 10月 31日

796) ①市民ギャラリー 「第83回/2008 道展」 10月23日(木)~11月9日(日)

○ 第83回/2008 道展

 会場:札幌市民ギャラリー ・全館
     中央区南2条東6丁目
     (北西角地)
     電話(011)271-5471
 会期:2008年10月23日(木)~11月9日(日)
 休み:月曜日(10月27日)
 時間:10:00~17:30(最終日入場は、~16:30まで)
 料金:一般・800円 大学生・500円 高校生・300円
     (市内に配布されている割引券で100円引き)

 主催:北海道美術協会 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10・31)

 昨日鑑賞した。平日というのになかなかの人の入りであった。

 以下、箇条書き風にメモ。

 ・ブログに掲載した作家が多くいて驚いた。特に意識して作家を選択して見ていないので、なぜかと考えた。僕自身の絵画の指向性が道展向きなのかもしれない。それは僕の行動範囲が道展作家的ということかもしれない。道展作家の活動力が高いということもあるだろう。もしそうならば、他の団体・グループ・個人はみならうべき点だろう。

 ・教育大、道都大などの若い作家が沢山いるようだ。彼等を吸引する能力、組織力に長けているのだろう。そういう意味では若手が多くて新鮮だ。逆に言えば、ベテラン陣の作品は個々は味わいはあるが、全体としては「アッ」と声をあげたくなる作品が少ないということだ。

 ・意外性のある作品は少なかった。写実力という意味で、入選作家のレベルは高い。技術、写実力の研鑽・向上や作家同士の交流としては堅実な場だと思った。それ以上の事は各作家の問題だろう。地域の美術総合団体の一人一品の作品群に多くを求めないほうがいい。あれこれ言う筋合いでは無いだろう。

 ・図録を買った(3千円)。デジタル利用と会場には書いてあった。そのせいか、作品が白っぽく見えた。気のせいか?

 ・見慣れた作家がとにかく多い。団体展だが心は個別作家と会話してきた。飽きないで見た。


 以下、会場風景を載せます。個別作家の掲載は道展としては不許可です。②以降、展覧会等で知り合った作家をこちらの勝手な判断で掲載させていただきます。問題がありましたら削除するということで対応したいと思います。

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          ↑:ロビー作品。お金が払いたくない人は此処だけでも見に行こう!

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 ↑:第1室。今年の道展の顔。
 受賞作品を中心に会員・一般と華やかな展示。華やかだが、鬼気迫る作品には会えなかった。ユニークな作品には会えた。


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 ↑:第2室。会員中心に道展の実力者の部屋。
 この部屋は「道展」ということを離れていつも楽しんでいる。今年はインパクトが少なかった。
 以下、部屋順に関係なくランダムに掲載。

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 ↑:水彩の部屋。

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 (↑:クリックして大きくしてみて下さい。)

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 ↑:日本画の部屋。

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 ↑:2階の版画の空間。

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 ↑:2階の奥まった狭い部屋。
 ここは結構楽しめる空間だ。というのは、何とかして入場者を最後まで見させようという関係者の努力が反映されているからだ。道展推奨作家の部屋と理解している。

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 ↑:2階の区切られた部屋の会場風景。
 僕はここを「叫びの部屋」と呼んでいる。大半が一般入選作品だ。彼らが「明日のオレの作品を見てくれ!」と叫んでいるようだ。どれほどの作品が人の記憶に残るのだろう?会友・会員と公募展応募の初期の目的を果たすことのできる作家は何人いるのだろう?多くは公募展から離脱するだろう。彼等はその後絵画とどういう風に関わっていくのだろう?少なくとも美術に関わっていくのならば、縁があって細く長く付き合いたいものだ。





 

by sakaidoori | 2008-10-31 11:48 | 市民ギャラリー


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