782） 札幌大学祭 「写真部写真展＆屋台＆花火」 10月10日（金）～10月12日（日）

○　札幌大学写真部・写真展

　会場：札幌大学二号館2003教室
　　　　　豊平区西岡３条７丁目３－１
　　　　　　　札幌大学構内
　　　　　（水源地通沿いに面す）
　日時：2008年10月11日（土）　１０：００～１８：３０
　　　　　　　　 10月12日（日）　１０：００～１７：００

○　第４１回　札幌大学大学祭　「ＲＥ：ＳＴＡＲＴ（筋目からの再出発）」
　　
　日時：10月10日（金）・前夜祭　　１８：００～１９：３０
　　　　　10月11日（土）　　　　　　　１０：３０～１９：００
　　　　　10月12日（日）　　　　　　　１０：３０～１７：００

ーーーーーーーーーーーーーーー（１０・１１）　

　大学祭ということもあり、案内状を頂いた写真部写真展を見に行った。

　写真展は形としては街中のギャラリーと同形式だ。オーソドックスに長方形の部屋に衝立を立てての展示だ。衝立の色が黒色で、モノートーン中心の写真が映えていた。オーソドックスではあったが、出品学生の意気込み・テンションの差や、普通に写真に取り組んでいる姿などが好ましく感じられた。
　今回は写真掲載を含め、個々の紹介を省略します。必ずまた行くことと思います。許可があれば、次回に掲載ということで。


　久しぶりに大学祭を垣間見た。玄関正面からの一本道の両脇に屋台が並んでいた。時間が無かったので細かくは見てこなかったが、それなりに学生がたむろしていて良い雰囲気だ。男子学生がたむろしている所はバーのような雰囲気だ。「１００円のお好み焼きはいかが？」と女学生の声に誘惑されて、２枚買い求める。小振りな本体にソースやマヨネーズが一杯だ。「ありがとうございまーす」、元気な黄色い声も貰った。

　初めて入る札大は立派なものだ。大学祭は４１回目とあるから、若い大学だ。小冊子がうず高く処々に用意されている。それを見ながらの構内探索になってしまった。昨日は暗がりの中を、明るくて広い大きな建物に初めて入ったから何が何やら分からなかった。写真展会場を探すのだが迷路のようにぐるぐる廻って、「何て広い建物だ」と、驚くばかりであった。
　正門からの一本道のつきあたりに中央棟があって、他の建物はそれを囲むように建っている。外に出なくて、廊下でぐるぐると結ばれているのだが、それが新参者には見事な迷路であった。

　通路は幅広く清潔そのものだ。ジャズだかロックだか音楽の響きだけがやけに聞こえてくるが、自分の足音もこだまして静かそのものだ。

　時折り見える会場案内、「演劇があるんだな！次は見に行こう」と一人納得しながら歩きまわった。小冊子にはジャズや民族音楽の催しがしっかり書かれている。こちらも寄りたいものだ。




　↑：ようやくたどり着いた地下１階の写真部会場とその付近の景色。
　下の写真、「いろへや」というギャラリーが市内のプラハ２という建物の中にある。そこはとても狭くて秘密の女の子の部屋だ。そこのイメージをパブリックな場に置き換えた感じだ。大学の中にこういう線と色の組み合わせの空間があることが不思議だ。


　既に外は真っ暗だ。夕食代わりに何かないかと物色したが既に閉店の時間であった。「ポテトはいかが？」と黄色い声がする。売れ残りを歩きながら売っている。その声に引かれて二つ買った。

　車で大学を後にしたが、いきなりドーンドーンと音がした。花火だ。中央棟の上で輝いている。まるで建物に爆弾が落ちたようだ。かなりの時間、打ち上げていた。秋の小雨の夜空の花火、おそらく近所ではこの時期の風物詩になっているだろう。札大の花火が秋の訪れ、暖かき時期とのお別れ、白い世界は近い。