772） 槌本紘子のストックホルム記 ②

　こんにちは。再びストックホルムからお伝えします。前回、個人的にも多く反応をいただき、嬉しく思っております。

　※槌本紘子のＨ．Ｐ．⇒http://www.hirokotsuchimoto.com/

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　こちらに来て一ヶ月ほど経ち、ストックホルムの地理も掴めるようになり、スウェーデン人の性質も少しずつ理解できるようになりました。


　今回はSKANSEN（⇒こちら）というところで、秋のマーケットがある、ということで、足を運びました。

　SKANSENとは、札幌の開拓の村のスウェーデン版といった感じで、スウェーデン人の昔の暮らしを再現した施設です。

　年一度のマーケットということで、中世・近世の衣装を身にまとった人々が、手作りジャム、ソーセージ、チーズ、保存用のパン、蜂蜜、衣類、塗料、絵筆などなど、メルヘンの雰囲気漂うものが沢山売られていました。
　昔の遊びを体験できるコーナーがところどころあり、多くの子供たちで賑わっていました。

　　　　　　　　　　↑：①　「昔の遊び体験」
　　
　　　　　　　　　　↑:②　「干し草に戯れる子供たち」

　　　　　　　　　　↑:③　「警官ごっこ」



　すべて作りもの！とわかっていながら、金髪に青い目のスウェーデン人のイメージにはまって、かなりリアルに昔の文化を感じられる催しでした。

　厳しい冬を乗り越えるため、食べ物を蓄え、極力無駄をしない習慣は、今のスウェーデン人の生活にも繋がっているように思います。

　　　　　　　　　　↑：④　「かわいいボタン」

　手作りのものが好き。最近では編み物をしている人をよく見かけます。
　金曜の夜はPUBもいいけど、ホームパーティーも大好き。
　雨の日でも自転車で通勤。
　生ゴミは堆肥としてお庭で再利用。

　スウェーデン人はおしゃれな人が多いけれど、それどこで買ったの？と聞くと、お母さんのおさがりだったり、リサイクルショップで買ったものだったり。
　物を長く大切に使う、という精神が根付いているようです。
　税金が高いのは、無駄な買い物をなくすため？それとも税金が高いから物を買わない？
　どちらにしてもどこか素朴なスウェーデン人の生活。Simple is the best.という言葉が頭に浮かびました。


　さて、話は変わって、前回リクエストをいただいた、青年の写真を用意しました。

　　　　　　　　　　↑：⑤　「Elias君」


　彼はElias君。学部２年の２１歳。Konstfackではかなり若手。
　中性的なキャラクターで優しい雰囲気の彼は、まさに癒し系。先日は、教室で女の子に、髪をオレンジに染めてもらっていました。しっかりとした意思の持ち主で、将来はコスチュームのデザインをしたいとのこと。彼の作品を見るのが楽しみです。

　「この写真、かなり優しそうに写っているね。」と彼。

　周りに面白いキャラクターの人が多いので、これから少しずつ紹介していけたらと思っています！

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　次は地下鉄の駅アート？建築？と考え巡らせているところです。次回も宜しくお願いいたします。



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（栄通から）
　取り急ぎ事務連絡です。

　①　今回の写真は小さくて、再掲するのには非常に楽でした。同じ写真の縦横が倍以上のサイズを再度送ってくれませんか。取り替えたいと思います。

　②　地名や人名の音読みを一回だけでも添えてくれませんか。


　スウェーデンが非常に近い存在になってしまいました。エンジョイしていますね。

　かなりの人混みですね。楽しそう。所変われば人も空気も変わるものですね。
　この時期の屋外施設は寒く無かったのですか？ストックホルムからどれくらいの所にあるの？バスで行くのですか？入場料は？周りは木々に囲まれているの？昼食というか、おやつの様な物は食したのですか？幾等かな？
　醤油顔のエリアス君はまさに癒し系ですね。女の子に染められている風景が見たかったですね。

　次回もよろしく。