栄通記

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2008年 10月 01日

771) さいとう 「富樫はるか・個展(日本画)」 終了・9月16日(火)~9月21日(日

○ 富樫はるか・個展

 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1西3 ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698
 会期:2008年9月16日(火)~9月21日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)
ーーーーーーーーーーーーーーー(9・19)

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 (暗い写真になったので明るくしています。原画の再現度が悪くなってしまいました。お許し下さい。

  2004年3月、北海道教育大学美術科日本画研究室卒業。札幌在住。

 学生時代?の作品から、最近作までの展覧会。
 彼女は相棒・佐野妙子さんとの2人展を数多く開き、グループ展にも参加しています。見る機会もそれなりにはあります。今展、スッキリした白壁に均一の大きさの作品群です。まとまった発表は久しぶりでしょう。

 最近作はメルヘン性が強い。
 もともと連作で物語性の強い画風です。風景に心象を託すのですが、日本画固有の線の鋭さが、色合いと重なって寂しく悩める青春心を表現していました。
 一方で色合いくっきりのキャラクター物も描いています。漫画的と言ったほうが分かり易いかもしれない。そういう意味では近作はキャラクター的な表現に近づいているのでしょう。青春の心象世界から、夢多きメルヘンへと。


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 ↑:「降りそそぐ祈跡」。

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 ↑:「カレンデュラ」。

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 ↑:「RAIN FIELD」

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 ↑:④「海に続く道」。

 以上の作品は全てが近作かは確認しませんでしたが、メルヘン的な絵です。
 「線の人」、というイメージが富樫さんにはあります。近作は面へのこだわりが強い。風景・浮世絵の北斎や広重を連想してしまいました。北斎の形と構成、それは④の絵の大仰な円形になっているようです。広重の叙情性がメルヘンへと変化しています。


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 ↑:2点1組の作品。左から、「夜明け前」。「夏の終わり」。
 昨年、4プラでの2人展で見た作品。渋く、象徴的。


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 ↑:「行き着く先」。

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 ↑:「いつかの風景」。

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 ↑:「レイル」。
 おそらく、少し古い作品では?こういうリアルさの方向に、当面は進まないようです。

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 ↑:(タイトルは?すいません。)
 メルヘンというよりも、異性への恋慕でしょう。少し甘ったるいですが、若き女性画家の正直な一面でしょう。
 「青」がこの絵に限らず登場します。「青の人・富樫はるか」です。

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by sakaidoori | 2008-10-01 12:22 | さいとう | Trackback(1) | Comments(0)
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