日帰りパック旅行で「能取湖のさんご草」を見に行った。
わずかな滞在時間であった。いつも日曜画家達の絵で「さんご草」を見ているので、一度はこの目で確かめたいと思っていた。妻の行動力に負けて、重い腰を上げての旅行だった。不思議な行程であった。ほとんどがバスの中だから、当ても無く風景に接しては口が寂しいものだからおやつを頬張ってばかり、淡々と一日の行程をつつがなく消化して帰宅することが出来た。

毎日此処に来て商売で観光客の写真を撮る人によると、今年のピークは20日頃ということだ。
海に近いのでカモメが楽しそうにさんご草の中で餌を求めていた。
風で飛ばされた帽子が草の中に漂っていた。
穏やかな天気だ。観光日和だ。