栄通記

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2008年 09月 08日

753) 札信ギャラリー 「川上直樹・展」 終了・9月1日(月)~9月6日(土)

○ 川上直樹・展

 会場:プラザかけはし(札信ギャラリー)
     中央区南2条西3丁目札幌信用金庫本店西口・営業プラザ「かけはし店」地下1F
     (駅前通り西向き)
     電話(011)241-2141
 会期:2008年9月1日(月)~9月6日(土)
 時間:10:00~18:00
     (初日は13:00~、最終日は~17:00まで)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー(9・6)

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 メインは昨年の道展出品作と、2点の新作。当然大きい作品です。それに小品と父君の遺作。

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 ↑:①「冬の声が聞こえるーⅠ」・F120。

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 ↑:②「冬が聞こえるーⅡ」・F100。

 昨年の作品(③)が風景の一部を切り取った面的表現でしたが、今年のは風景を大きく表現しています。①の方が②より大きなサイズですから、作家の思い入れはこちらの方が強いと思います。僕の好みは②の方がメリハリがあって好きです。

 ①。風景は手の平の生命線のように3本の線・道で区切られています。緩やかなカーブや直線に囲まれて、各部分は強く主張することなくバランスを保ち、静かなボリューム感を形成しています。
 ②。手前の方が乱雑に描いた感じがして後ろとの違いが明瞭です。色のメリハリと主張が手前の方からドンドンとこちらに向かってくる感じ。冬近き秋の躍動感が伝わってきます。

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 ↑:③「鉄扉のある建物」・F100。


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 小品は手馴れているというか、味わいがあります。

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 ↑:?
 大きくもあり小さくもあり大胆な絵です。密度の濃い作品です。他の作品にもありますが、川上さんの小さな建物は媚びないヒューマンさがあります。非常に人間臭くて好きです。こういう大胆で繊細な作品の50~80号の作品も見たいです。

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 ↑:「午前4時のワイン(さあ、寝よう)」。
 軽妙でお洒落な作品です。
 おそらく遅くまで絵を描いているのでしょう。絵を描いている喜びが伝わってきます。
 緊張感のある作品も好きなのですが、時に理知的な強さが目立つと時もあります。こういう作品があると画家の違う一面が見れて楽しいものです。


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 亡くなられた父君の作品群です。手の平太く、グイグイと色を乗せて、雪跳ねをする白い息が見えてきそうです。
 四方山話ばかりして、あまり父君のことは御伺いしませんでした。申し訳ないことをしました。


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 いつもながら「栄通記」登場、有難うございます。
 

by sakaidoori | 2008-09-08 22:04 | 札信ギャラリー  | Trackback | Comments(0)
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