栄通記

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2008年 08月 13日

727) CAI02 「祭太郎・個展 まつりたろうのお盆だよ!」 8月9日(土)~8月28日(水)

○ 祭太郎・個展
    「まつりたろうのお盆だよ!全員集合」
     
 会場:CAI02・raum1
    中央区大通西5丁目 昭和ビル・B2 
    (地下鉄大通駅1番出口。注意⇒駅の階段を下りてはいけません。昭和ビルの地下2階です。)
    電話(011)802-6438
 会期:2008年8月9日(土)~8月28日(水)
 休み:定休日は日曜日
 時間:13:00~23:00 

 主宰:CAI現代研究所

※「まつりBAR」 期間中3日間のみ祭太郎がカフェでみなさまをお迎えします。
 9日(土)、18日(月)、23(土) 18:30~(全て)
ーーーーーーーーーーーーーーーー(8・12)

 祭太郎でございます。祭太郎流、お盆でございます!
 祭太郎流空間演出をさせていただきます!
 ・・・ 
 ・・・
 ここは一つ皆様、私、祭太郎が行う、さまざまな魂を呼び寄せる展覧会!
 「まつりたろうのお盆だよ!全員集合」に全員集合!!!   (DMより)


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 ↑:正面
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 ↑:左側
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 ↑:右側
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 ↑:入り口付近。ピンクの絵はタオル。500円。

 初めて祭太郎(まつり・たろう)君の作品をまとまってみることが出来た。彼のうさぎスタイルのパフォーマンスは有名だ。まさかそれだけが彼の全てではないであろう。単純に、見れてよかったと思う。

 なかなかのマルチ才能の持ち主だ。線の世界は素晴らしい。

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 ↑:「家の風景」シリーズ。
 自分自身の世界を持っている線だ。力強さよりも、繊細で、ポッキリと折れそうな優しさだ。それでいて最後までやりきろうという意思を感じる。この線は都会的なのだろうか?田舎的なのだろうか?


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 ↑:「近未来パラダイス」。
 彼は家とか仲間とか、そういう事に対して異様な反応を示すようだ。基本的には「人間大好き」なのだが、愛と憎しみというアンビバレントな視点を持っているようだ。今のところはその方向は自分自身を見詰めている、それが自虐的にもなりがちだが、自分の居場所を探しているようだ。
 この視点が他者に向かった時にはどうなるのだろう?攻撃的になるのだろうか?あるいは社会批判というベールを被るのだろうか?その時はうさぎの耳を捨てるかもしれない。


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727) CAI02 「祭太郎・個展 まつりたろうのお盆だよ!」 8月9日(土)~8月28日(水) _f0126829_23325383.jpg 彼はとうとう神か仏になったようだ。円空仏ならぬ祭仏だ。
 それでいいのだ。人はそれを傲慢と呼ぶかもしれない。「祭上げられているだけだ!」と、揶揄されるかもしれない。それでいいのだ。


 会場には二台のビデオが流れています。小物も並べられています。
 この空間に対する好みは分かれるかもしれない。それ以前に、「CAIの祭太郎」ということで、拒否反応を抱いている人もいるかも知れない。仕方がない。見て損のない空間と思うが、好悪の壁はなかなか越えられないだろう。

 祭君、神様仏様祭様になって、仲間と群れながら我が道を歩むしかないだろう。僕は特別のエールは送らないが、作品だけは見ていくよ。

by sakaidoori | 2008-08-13 23:00 | CAI(円山)


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