栄通記

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2008年 07月 27日

705) 夕張市美術館 ②「夕張美術館と石刻画・山田光造・展」 7月1日(火)~9月15日(月)

○ 2008 G8サミット記念特別展
    『石刻画 山田光造・展』
   
 場所:夕張市美術館
    夕張市旭町4の3
    電話(0123)52-0903
 期間:2008年7月1日(火)~9月15日(月)
 休み:会期中無休
 時間:9:30~1700
 料金:大人・700円 中高生・500円 子供(4歳~小学生)・300円

 主催:山田光造展開催実行委員会 夕張YUBARIの会
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(7・23 水)


 山田光造氏のH.P.こちら
  上記H.P.内の「安井金比羅宮・著作権侵害差止請求事件についてこちら
     ・・・以上、2012年11月30日追記。


      ~~~~~~~~~~~~~



 ①では美術館・常設展を載せました(⇒①の記事)。本題の山田光造・展の会場風景を載せます。会場は闇とは言いませんが、照明を落としていて、写真としては見難いと思いますが悪しからず。

 右回り見て行きます。

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 (↑:入り口正面の作品。「相生 理・RI」・1992年 紙本彩色6曲屏風 144×432cm) 
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 (↑:右側の部屋。) 
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 (↑:正面裏側の空間。)
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 (↑:同)
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 (↑:最後の入り口左側の閉じ込められた空間。)
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 (↑:正面から左側を覗いた空間。)

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 現実的に夕張に見に行かれる方は少ないと思うので、あえて多めの写真紹介です。この写真を見て、「行くつもりだったがその必要はない」と思われる方は少ないと思います。「行きたい、行かねばならぬ!」と思う人が一人でもおられることを望むばかりです。臨場感が伝われば幸いです。

 DM写真は細やかでリアル感のある力強い作品という印象でした。原画は確かに力強いのですが、大仰さよりも、深く沈みこんだ情念がそこにある、という雰囲気です。
 作品は年代順に並んでいないのですが、古い作品は野武士的な感じで、最近のは色が増えたり貝殻などの自然物を散りばめたりと華やかな軽さがあります。

 ピン・ポイント紹介を何点か次回(③)にしたいので、その時にもう少し語りたいと思います。

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 (加森観光の美術館運営に関してメモしておきます。以下の文章は山田光造・展の作品内容とは関係ありません。企業運営に代わっての美術館の様子の記録です。)

 正直な第一印象は「(有力)企業が運営すれば、しっかりしたもんだ」、これに尽きます。

 入場者も少なく、加森にとってはこの美術館は赤字部門でしょう。黒字になることは無いでしょう。メリットは何かと考えれば、今回のような企画展によって、ネーム・バリューを高めることぐらいですが、美術館運営経費と効果を考えた時に、高いメリットは期待できないのでは。地方美術館をビジネスに組み込むという戦略を加森がどれ程お持ちなのでしょう?夕張リゾート施設の一環として、必要範囲内の赤字部門として運営していると思います。
 ですが、いったん引き受けたからには恥ずかしくない管理は企業人としての責務です。その最低基準は見た目の綺麗さです。そして、資格のある学芸員の常駐は美術館の知的レベルの維持には必要不可欠です。巨額債務自治体の冠を持つ美術館としてはよくやっていると思います。

 入場料について。
 美術館運営の当初は、他の遊戯施設と一体化したパック料金だった。確か3000円?だと思った。美術館だけの入場希望のリクエストに応えて、700円の入場料に変更したと記憶しています。今回の山田光造・展のような実力作品の企画展は別ですが、常設中心の展示で入場料の700円に文句をいう人がいるかもしれません。僕もその一人です。ですが、いくらなら入場者が沢山入るのでしょう?僕の場合は、300円ならば年に1~2回は行きたい。500円ならば迷うところであり、700円ならば数年に1回です。入場金額で劇的に訪問者が増えるとは思われません。
 地元の人にとっては、ここは金額的には遠い存在になってしまいましたが仕方がありません。併設の市民ギャラリーは気軽に訪問できるのですから、ひとまずは良しとすべきでしょう。

 4,5年前に初めてここを訪れました。
 その時は入り口付近に地元の方が何人もたむろしていました。身内的な感じでした。一方で、館内はその広さを使いあぐねて、一番奥の部屋は乱雑な感じでした。もしかしたら、その広さを管理・維持するお金が足りなく、運営の意欲不足・マンネリがあったのかもしれません。今は山田光造・展として厳かな空間です。今展、夏休みに入って、客の入りも期待できるでしょう。今年度は10月の中旬で閉館と聞いています。
 もしかしたら、加森はあっけらかんと運営放棄の意思表明をするかもしれません。それも仕方が無いことです。運営を任されている間は、企業人として恥ずかしくない努力を今後も期待しています。


 遅い昼食弁当を美術館の前で、マイカーの中で開いていた。掃除のおばさんが一所懸命に働きだした。庭の草刈、館内の清掃と公共空間の日本的景色を見ながらのおにぎりだった。
 

by sakaidoori | 2008-07-27 10:55 | (☆夕張美術館) | Trackback | Comments(0)
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