栄通記

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2008年 07月 24日

702) たぴお 「キャバレーたぴお展・ライブ ギター・吉田信生」 7月21日(月)~7月26日(土)

○ 2008年 第9回  キャバレーたぴお展
    ライブ・ギター 吉田信生

 会場:ギャラリーたぴお
    中央区北2西2・道特会館1F (中通り・東向き)
    電話(011)251-6584
 会期:2008年7月21日(月)~8月2日(土)
    注意⇒バータイム:7月21日(月)~7月26日(土)
               17:00~21:30 
 時間:11:00~18:00(or19:00)

 ※ 打ち上げパーティー:7月26日(土) 16:00~

 【参加作家】
 阿部有未 阿部啓八 漆山豊 大友洋子 加藤弦 久保千賀子 瀧原聖治 棚田裕美 能登健一 林教司 橋爪俊二 福原多賀士 藤川弘毅 藤井啓 吉住ヒロユキ 吉井美智子 斉藤邦彦 名畑美由紀 YURA YUKO 横山隆 星こず枝 為岡進 千葉有三 森実 中森秀一 のざわゆきお 玉本猛・・・以上28名。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(7・22 火)

 キャバレー仕様の会場、美術作品を背中にしてのギター・ライブだ。ギター・スクールも主宰されているクラッシク・ギターリスト・吉田信生さんの演奏会。

 S君の呼びかけで聴きにいくことにした。午後7時からと聞いていた。時間は過ぎてしまい、慌てて到着した。30分のファースト・ステージが終わったばかりで、しばしの休憩時間であった。
 背の高い演奏者だ。ハンサムである。繊細な感じだ。のんびりしている彼をS君が紹介する。こういう時に何かを言わなければいけないと思うのが僕の癖で、しばしの雑談。その風貌から、思わず「アランフェス」をリクエストしてしまった。「今日はリクエストを受け付けていないので無理ですが、・・・アランフェス、きついな」。
 黒装束を身にまとった青年が、淡々と荒野に向かっての演奏は絵になるだろうなー、と勝手に想像した。それではと、「アルゼンチンは?」との質問に、「そこは無いが、近くを演奏しますよ」との前口上を伺って、クラッシクギターの演奏の始まりである。

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f0126829_16453655.jpg 静かな曲から始まった。部屋のムードはキャバレーというよりも宮廷サロンのようだ。甘美なメロディー、静かに宮廷ダンスの仕草をしたくなるリズムだ。バロック音楽の優雅さの現代版という印象である。バロックのチェンバロ、その弦をこする音をギターの弾く音に置き換えた感じ。後で曲のことを聞けば、バッハであった。きっと演奏者はバッハの宗教音楽が好きであろう。荘重に弾くというよりも、静かに円く優しい音色で祈るような感じではなかろうか。きっと、「アランフェス」も嫌いではないだろう。

f0126829_1647037.jpg 次はグッと楽しくリズミカルな曲だ。タンゴだ。「タンゴ・アン・スカイ」。
 次はテクニックを見せる動きのある曲だ。右の親指で上の方の太い弦を2,3本軽く弾くのだが、同時に右の小指、薬指、中指で下の方の細い弦を素早く弾いていくのだ。高音と低音を右手一本で同時に演奏して、音に幅ができて、太くダイナミックに聞こえてくる。僕は最前列でかぶりつきで聴いていた。マイク無しの生音が静かな部屋で、コロコロと転がっていた。
 ・・・・・・。
 拍手喝采で終了した。
 当然アンコールの要求で、映画「禁じられた遊び」の主題歌である。定番中の定番ではあるが、やはり聞きたくなる曲である。緊張した演奏の後だけに、静かに余韻を楽しんでいるようなギターリスト・吉田信生さんであった。

 円く優しく美しく。キャバレーたぴおが宮廷サロンになり、静かに華やいだ時間であった。


 会場の様子を何枚か載せます。

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by sakaidoori | 2008-07-24 17:18 |    (たぴお) | Trackback | Comments(0)
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