栄通記

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2008年 06月 22日

669)G.土土(どど) 「不思議な子ども達 ~内海真治の世界~」 6月4日(水)~6月30日(月)

○ 不思議な子ども達
    ~内海真治の世界~    

 会場:ギャラリー土土(どど)
    中央区南15条西15丁目2-10
    電話(011)563-0212
 会期:2008年6月4日(水)~6月30日(月)
 休み:定休日は火曜日
 時間:10:00~16:00
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 「おもしろ、可笑しい」、これが内海作品のキャッチフレーズだ。だが何とした事か、だんだんと侮りがたい存在になってきた。「チョッとコワ、マジにコワ、本とにコワ、でもやっぱりオモロイわ」、これが今展の感想だ。

 とりあえず、初めてのギャラリー・土土の会場風景を載せます。


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 ↑:2階からの会場風景。
 土土は住宅と松浦圭太さんの「どっこい窯」の常設展示も兼ねたギャラリー。本格的に他の作家の発表の場にも使われる、ようになったのはこの二,三年とのことです。立派な建物で、2階もあります。そこは水彩画家の作品や焼物を常設展示したり、小会議室を兼ねたお部屋です。写真は吹き抜け部分からの1階の様子。

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 ↑:真ん中のテーブルに並べられた不思議な子供たち。 
 今展のメイン作品は上のテーブル上の人形です。お尻が割れて、羽根の付いたキューピットです。壁には以前に見覚えのある版画と、かなり古いと本人が言っていた油彩作品が2点。

 人形、基本的にこれらは作家の自画像です。もっとも、自画像で作っているという意識がどこまで作家にあるのかはわからない。人を作れば全部自分になる、と言った方が正しいかもしれない。そういう意味では「自愛」の人であり、人間が大好きなのであり、人間を見詰める人なのだと思う。
 今展、その百面百相に僕ははまってしまった。基本ベースは「哀しい顔」だと思う。鬼面面、馬鹿笑い、三白眼、べろ出しチョンマ、内海真治に時間を与えることができたなら、「餓鬼畜生内海草子・芝居館」を作ってもらいたいものだ。
 かつて、「青、僕はあの透き通るような青を出したいのだ」と、つぶやいていた。その気持ちは変わらないであろう。だが、「色」だけに情念をぶっつけられない創作の日々である。思えば、表現したいといっていた「青」も、単なる色だけの追求ではないのだろう。心情としての青なのだろう。人間関係、社会関係、宇宙の存在としての理想の色なのかもしれない。「見果てぬ夢としての青」、見果てぬ夢を見る前に、見なければいけない「人の顔」が沢山ある。


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 技術的な事。僕は焼物の技術的な事は分かりません。今展を見て感じたのですが、内海さんはかなり、「陶」という手段を体得されたのではないでしょうか。焼具合とか、色の付け具合とか、土の癖とか、一体感のような物があるんではないでしょうか。「今までは修行だった、いよいよ本番だ」そんな感じがした。


 壁回りには松浦さんのどっこい窯作品が展示されていました。この作品がよく内海・ワールドと合っているのです。雑器なんですが、ざっくばらんです。どっこい、しっかり、男子の器です。機会があればここで紹介したいと思います。

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 ↑:「ハルニレの脳水にはボウフラが泳いでいます。笑いこけた丘の上には風の便りが、奇妙に引っ掛っています」


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by sakaidoori | 2008-06-22 18:52 | ★その他


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