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栄通記

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2008年 06月 11日

652) プラハ2+d 「今泉東子・展 『それからふと思い出した』」 終了・6月5日(木)~6月7日(土)

○ 企画・スパイラル  (スパイラル展に関しては⇒こちら
    今泉東子・個展
     「それからふと思い出した」

 会場:プラハ2+ディープサッポロ 9J(建物1F)
     中央区南11西13・東南角地の2階建て民家
 会期:2008年6月5日(木)~6月7日(土)
 時間:11:00~19:00
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(6・6)

 「柔らかな色彩・グラデーションで地平線をテーマとした絵画を制作」 (DMより)

今泉東子(もとこ)
 1984年3月生まれ。伊達市出身。
   教育大学大学院西洋画専攻1年目



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 昨年7月の2人展以来(⇒こちら)の、まとまっての作品鑑賞。前回はもっと細やかで、赤系の色も多かった。若き女性の風景に託す健康的な心象風景であった。今回は色も制限して(おそらく禁欲しているのだろう)、筆のおもむくままといった感じ。

 何と言っても、白い白い壁に直描きしたことだ。一種のボディー・ペインティングだ。スパイラル展の主旨の一つに、「場所とアートの関係性の再構築」とあるが、この直描きは「今泉東子の腕と筆の絵画運動の発見、画材と壁(支持体)との場や空気との新鮮な出会」でもあろう。「絵の体験」につきる。
 絵そのものは粗い感じがしたが、白と青と画家本人がやけに眩しかった。
 いろいろなことを、もっともっと、更に大胆にすればいいのだ。

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 ↑:「FLY FLY F」・アクリル
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 ↑:「FLY」・油彩(下の作品も同じ)。


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 ↑:入り口にあった小品。この中で、一番のお気に入り。他の方にも人気があったそうだ。うねり感、ボリュームが絵の方から迫ってくる感じで、その勢いが新鮮だ。良い意味でも悪い意味でも、若い絵画群だ。ピチピチしていた。

※ 今後の予定
 6月12日~6月14日 11:00~18:00 於・岩見沢
 6月22日~6月24日 11:00~18:00 於・札幌教育大
  (同じ作品は出さないとの事。困ってしまうな。おそらく、見れそうもないから。)

by sakaidoori | 2008-06-11 22:10 |   (プラハ2+ディープ)


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