○ 稲村範子・展
会場:STVエントランス・アート
中央区北2条西2丁目・STV北2条ビル・ホール(玄関は東向き)
電話(011)207-5062
会期:2008年5月26日(月)~6月15日(日)
時間:月~金 9:00~18:00
土・日 9:00~16:00
ーーーーーーーーーーーーーー(6・14)
【略歴】
1943年 徳島県生まれ
1965年 女史美術大学日本画科卒業
その後、10年間京都の職人に師事し染色を学ぶ
平成元年(1988年)より、札幌及び全国で個展を開催
現在、札幌在住
「熟女の虹」のような作品です。
絹に染色しているのですが、色と色の間がぼやけていて、そのぼやけがどす黒いのです。かわいいとか、清々しいとかではないのです。洋服や着物として身にまとえば、粋な派手さや艶(あで)やかさになるのでしょう。服に負けないだけの、女将的貫禄が求められそうです。男が着てもいいのですが、舞台衣装しかイメージできません。
若さからくる健康美、生命力も好きですが、これを着る力を蓄えた女性もいいですね。熟年男女が闊歩する姿を見たいものです。
タイトルは、「情景」、「作品」、「タペストリー」、「彩」。
↑:作品越しに、ガラスの向こうの風景を撮ったもの。クリックして大ききして見て下さい。なかなかお気に入りの写真です。
→:会場に用意されていた作品集より。