栄通記

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2008年 05月 31日

636) プラハ2+d 「ウリュウ ユウキ[南11条西13丁目停留所]」  5月23日(金)~5月25日(日)

○ ウリュウ ユウキ(写真展)
    [南11条西13丁目停留所]

 会場:プラハ2+ディープサッポロ 9J(建物1F)
     中央区南11西13・東南角地の2階建て民家
 製作期間:2008年4月23日~5月22日
 会期:2008年5月23日(金)~5月25日(日)
 時間:11:00~19:00
 レセプション:5月24日(土)、19:00~
ーーーーーーーーーーーーーーーー(5・25)

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 札幌の電車路面図を床に手描きして、その上に写真をぶら下げて、電車関係ののストップ映像エンドレスで流して、電車音がまるで外の騒音のように聞こえてくる。上の写真を参考にすれば、おおよそ想像がつくと思う。

 今展の最大の収穫は写真家ウリュウ・ユウキがフリーハンドの世界を展示構成に取り入れて、写真表現の幅を拡げたたとだ。だから、今展の魅力は彼の手描きの線や文字を、写真とは独立して楽しむことだ。写真が付け足しというわけではないが、これだけの大作?の「絵画」を写真展の補助手段として捉えるのは、今展の意義を失う。絵を描く姿から、写真と写真以上のことをウリュウ・ユウキに見るべきだ。
 ぶら下げられた写真は、想定範囲の感じはするが、足元の絵を踏むのを避けようとして見る角度に制限を与え、心地良い緊張感を生んでいる。うるさく思われがちな電車の音響が、足元の線路と、なぜかしら不思議な一体感をなしている。

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 部分図を掲載しました。楽しんでいただいただろうか?つまらなく見えたら、僕の写真紹介の下手さです。
 次に、メインの写真紹介をします。

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 ↑:DMにも使われている出発地点の写真。ここから始まる。いつになく力強い作品。

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 ↑:ウリュウ・ユウキのセルフ・ポートレイト的作品。曇天気味の空を背景にして、電線が画面を走る、直線が空間を切り裂くように。

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↑:栄通推奨の作品。
 左側のボケた黒い世界、しかもかなり広い。なかなかこういう写真を撮るのは勇気がいる。無意味と思える部分をどれだけ取り込んで、全体の距離感空気感を「写真の世界」にするか。写真が真実を撮らない姿だ。当然、心象とは無縁だ。
 写真というのは真似の出来る世界だから、自分でもこういう写真をチャレンジしてみよう。

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 途中から展示風景をモノトーンで撮った。上の写真の大半がそれである。写真作品はモノトーンだから良いのだが、ウリュウ君の入った会場風景が不思議なムードで撮れた。



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by sakaidoori | 2008-05-31 18:54 |   (プラハ2+ディープ) | Trackback | Comments(0)
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