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栄通記

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2008年 05月 01日

617) ミヤシタ 「内田よしえ展」 4月16日(水)~5月4日(日)

○ 内田よしえ展 

 会場:ギャラリーミヤシタ
    中央区南5条西20丁目1-38・(西向き)  
    電話(011)562-6977
 会期:2008年4月16日(水)~5月4日(日)
 休み:月曜日
 時間:12:00~19:00 (最終日17:00)
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 (どうも、写真がパッとしません。写真の問題でなく、技術の問題です。部屋全体の作品と個別作品とで、少しでも誤解が修正されたらいいのですが、想像をたくましくして見て下さい。)

 抽象画だ。総合タイトルも個別タイトルもない。実に潔い個展だ。「抽象画とは何か?」とか、「抽象画の楽しみ」として、もってこいの展覧会だ。

 いくつもの要素が混在している。

 上の個別作品、見た瞬間に迫ってくる色とドローイングのパワフルさ。下地も七色なのだが、よく見ると意外にもマチエールに拘っている。下地が表面を引き立たせるという役割ではない。チューブから一気に押し出された線描と、魅せる七色の下地が全体で主従なく主張している。

 紐や植物をコラージュしている。紐はキャンバスを突き破っている。赤裸々にポッカリと穴が開いている。絵としての恥ずかしさなど微塵もない。ましてや絵画としての実験という気分などどこ吹く風だ。「やりたいようにやる」と絵が語っている。正面から見ればキャンバスの二次元性を維持しているのだが、斜めから見ると工作物に色を塗っているという様相だ。ややキャンバスをゆるめて、石膏?を左官風に盛り付けて着色する。枯れ茎を直線に見立ててチューブのカーブに対抗している。

 自由さが売りかといえばそうとばかりは言えない。逆さ吊りの押し花にインクをひっくり返して、花を閉じ込めた作品がある。あきらかに勢いとか、自由さとは相容れない。色を見せる作品ではない。

 赤と黒の作品がある。「赤と黒」、実に象徴的な組み合わせだ。小品でどこか手馴れている感じがした。色だけでは飽きたりないのか、もっとも工作的さくひんだ。

 
 自由さと束縛、七色と単色、線描と色面、工作と絵。画家は自分を一つに閉じ込めることを拒否しようとしている。日本的余白美は爛々とした熟味を帯び、アメリカン的賑々しさ色のでしゃばりさと均衡を保とうとしている。
 発散する誇張美に蹴落とされる思いだった。


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 ↑:色付きの四角いのはタイルのような物。遊び心満天の作品。僕はショット・バーの酒ボトルが並んでいるように見えた。当然、鑑賞者はバーのお客だ。なかなかいい気分だ。

by sakaidoori | 2008-05-01 21:04 | ミヤシタ


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