栄通記

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2008年 04月 16日

600) たぴお 「BOXART(ボックスアート)展」  4月14日(月)~4月19日(土)

○ BOXART(ボックスアート)展

 会場:ギャラリーたぴお
    中央区北2西2・道特会館1F (中通り東向き)
    電話(011)251-6584
 会期:2008年4月14日(月)~4月19日(土)
 時間:11:00~19:00?

 【出品作家】
 池田宇井子 藤川弘毅 林教司
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(4・14)

f0126829_1726453.jpg たまたま初日のオ-プニング・パーティー時に行ったので会場の全体風景は載せれません。作家毎の掲載になります。

 会場構成は入って右側が池田宇井子、正面が林教司、その間に挟まれるような形で床とその回りに藤川弘毅。藤川作品は写真ではテーブルの影になって見えません。




○ 池田宇井子
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○ 藤川弘毅
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○ 林教司
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 ボックスアートだからもっと沢山の作家を見たかったのは事実だが、不思議な3人展になっていた。それは女・池田宇井子×男・林教司のバトルの雰囲気で、その間に藤川作品が緩衝地帯のように収まっていた。

 池田宇井子は言葉通り箱作品。箱の中に卵と寄生虫のような生き物を画題にして、几帳面に綺麗に表現していた。卵の中に貝殻を入れて女性器そのものに見える作品もある。嫌らしさは全然無い。エロスというよりも誕生としての秘部と種だ。綺麗な作品だ。一方で、卵は傷付けられ、虫のような生き物がそれに絡もうとしていて、美しく痛ましい。箱に閉じられた完結した世界だ。

 かたや男・林教司は時・時計に拘っていた。美や完結さは池田宇井子に任せて、廃品を使い荒く、箱からはみ出しそうな勢いだ。久しぶりにストレートな表現を見た。本と時計と恐竜の組み合わせが面白い。タイトルをつけるのも得意とする画家だ、ネーミングを知りたいものだ。
 それにしても彼の鉄の使い方、その自然な存在感、手との馴染み具合、見せる画家だ。「鉄の人・林」の面目躍如だ。

 池田と林が何を表現しているのかは定かではないが、二人を比較しながら見ると考えが広まる。その二人の中間にマイペースで藤川弘毅は床に箱を置き、生きたラジオを廃品のように付き添えている。会場にはラジオがいつも鳴っていた。壁には若い女性のあまりに普通なスナップ写真。彼は女性が好きなのだ。僕もだ。
 なぜ人参なのかわ分からないが、古びた壊れそうなラジオがはみ出し、今を生きる若い女性がはみ出す。画家の一人悦になっている顔が見えるようだ。

by sakaidoori | 2008-04-16 19:12 |    (たぴお) | Trackback | Comments(0)
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