栄通記

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2008年 03月 24日

567) 4プラ「佐野妙子 富樫はるか 2人展、vol.3」 終了・3月4日(火)~3月9日(日)

○ 佐野妙子 富樫はるか 2人展、vol.3

 場所:4丁目プラザ 7階4プラホール
    中央区南1西4
    電話(011)261-0221
 期間:2008年3月4日(火)~3月9日(日)
 時間:10:00~20:30 (最終日は18:30迄)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(3・9)

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 2人展は今年で3回目、その間に渡辺さんが加入しての3人展を1回しているので、ここでは4回目ということになる。僕は3回目の観覧なのだが、4プラという処が年齢的に合わなくて、記憶の回路がおかしくなっている。それで、この展示会をここでの基準点にしたいので、何としてもこれからも継続的に載せていきたいと思う。

 つまらない個人的な気分を書いてしまった。
 会場は入って左側の壁が佐野妙子。いつものように公募展的な油彩の大作がある。奥のほうにあるのだが、この展示会の顔だ。今回の佐野さん、少し様子が変だ。随分と厚塗りを抑えた。小品では夢現(うつつ)の世界から白昼夢的凄みのある絵を描いている。ピンクがまぶしかった。現在変化進行形である。
 夢見る女心、揺れる女心、妖しき女心と当世若者女性心理描写なのだろう。いろいろと試みているのが好感を持てる。

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 ↑:「花蜜」。今展の個人的お気に入り。
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 ↑:「春ツモル」。どこか、齋藤周の影響が感じられる。かえって、同時代の響き合いがあって面白い。


 富樫はるか
 
  富樫さんはキャラクターものと日本画の二本立て。取り立てて今展で劇的変化を起こしたとか、変化の兆しとかは気付きませんでした。我が道を行くというスタイルです。変化というよりも、少しづつ絵を深めているといった感じです。

 彼女は基本的には連作を好む表現者だと思います。それが絵本になったり、一枚のアニメの場合でも漫画的にストーリーを想像させるという風になります。
 日本画の場合は何枚かの組になるのですが、最近は2枚一組で発表しています。対効果による描かれていない時間とか空間の自然の移ろい、人間味(青春)を仄かに垣間見せるという手法です。物理的制作時間の制約がこういう手法を選んだと思いますが、結果的には富樫スタイルにまで高めたいという意気込みも感じられます。

 拙い写真ですが、掲載作品の対効果を確認してください。
 上の対作品。学生時代の青だけによる内に篭る空想上のロマンが、いろんな色の選択・実験によって、自然色の中に心象を表現しています。
 下の対作品。絵本による滑稽な展開、日本画の几帳面な心象描写、それだけでは飽き足りない富樫絵画の一断面です。ストレートなあやかしの世界です。




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by sakaidoori | 2008-03-24 11:24 | 4プラ・華アグラ


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