栄通記

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2008年 03月 10日

554)資料館 「空人 ーsorabito-」  終了・3月4日(火)~3月9日(日)

○ 空人 ーsorabito-
     札幌大谷大学短期大学部美術科総合造形コース
       大場優子 中田絵美

 会場:札幌市資料館2Fミニギャラリー2室
    大通西13 (旧札幌控訴院)
    電話(011)251-0731

 会期:2008年3月4日(火)~3月9日(日)
 時間:10:00~19:00
---------------------(3・8)

 いわゆる4年生大学の3年生相当の2人展だ。当然、充分に若い。聞けば、近々、別の会場で同じ2人展を開くとのこと。その日の為の意識の高揚とか、会場構成とか、作品展示の下準備にはいい勉強になったと思う。

 僕は中田絵美さんの「サイコロ」作品を先日の市民ギャラリーでの大谷展で見て楽しんだ。そういう個人的縁があったのでここに載せておきたいと思う。細かい作品のことは、直ぐに訪れる2人展の時に書くことにしよう。

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 ↑:以上、中田絵美

 中田さんは角型と土くれだった色に興味があるようだ。技法のことを聞いてみた。十数cmの正立方体を作って白い色を塗り、直に燃やして茶色を出しているとのこと。黄色は蜜蝋。若い女性が鋸とゲンノウで黙々と工作し、真剣な顔でバーナーで燃やしているところを想像してみる。「オー、ヤチョルヤチョル」と思わず声が出てきそうで、微笑ましくもあり、どれどれと作品を更にみたくもなる。
 彼女が何をしたいのかは分からないが、見るほうとしてはサイコロを自由に並べ替えたり積んだりして遊びたくなる。本人は曲線的遊びよりも直線に対する嗜好が強そうなだ。キチンと行儀良くしないと落ち着かないだろう。(・・・ここまで書いてきて、澁谷さんの「森の雫」シリーズを思い出した。やっぱり立方体を並べていたなー。通低する部分はあるのだろうか?)黄色は蜜蝋を利用したりして、工作の要素の強い絵画だ。
 地味な色合いでは有るが、若さの感じる色でもあった。


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↑:左から「見ている」「種」「流れ星☆」・ベニヤ・紙・アクリル。
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 ↑:以上、大場優子

 中田さんの工作によるインスタレーション展示に反して、大場さんはいろんなことを小出しで展示していた。物語りで会場を埋めたいのだろう。私的空間と公的空間のハザマのようで、少し中途半端な感じがした。実験的要素が強い展示だと思う。今展で成功しているとは思えないが、こういうことが出来るのが資料館の強みだと思う。臆せず「物語」を奏でればいいのだろう。


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by sakaidoori | 2008-03-10 23:36 | 資料館


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