○ 写真展
「MOVE」
【参加作家】
藤川弘毅 竹田あやこ 爲岡進 置田喜代美 廣島経明 足立成亮 高井稜 山岸せいじ 宇津木圭 久保ヒデキ・・・以上10名。
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↑:宇津木圭、「flower」。
キャプションには、「花をテーマに撮影しています。花のイメージはいろいろありますが、どんな感じにみえますか?」
女と花、イメージを超えてそのものずばりですね。そして、もっともっと大胆な「花と女」を見たいものだ。

↑:廣島経明。
1958年芦別出身、札幌在住。
色と光の饗宴、宇宙創世を垣間見る思いです。会場構成を考えて、コンパクトに引き締めています。

↑:久保ヒデキ。
「日本広告写真家協会・正会員」という証明書が添付されていました。この作品は何かの広告写真でしょうか?びしっと決まっています。
↑:足立成亮、銀塩バライタ印画紙・木製パネル・鉄粉。
男の象徴ともいえる「車」、それは路傍に放棄されている。しかも枯れ模様の草々に埋まっている。傍らには一本の道が突き進んでいる。
足立君の被写体への迫り方は好ましい。時にビシッと、時にユーモアを交え、素直に対称を見詰めている。今展は青年の心象と、それにまつわるイメージとして見たが、過度に溺れていない青年写真家の展示だ。

↑:為岡進。
道内神社祭などを3枚一組で多数展示。例えば、今金町八幡神社例大祭などなど。
他の出品者とはムードを異にした、記録性の強い作品群。会場の奥に展示されていて、小さい作品の中に無名の群集が「MOVE」している。