栄通記

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2008年 02月 06日

520) たぴお 「寒桜忌展 歌人・今井和義 没後4年」  2月4日(月)~2月9 日(土)

○ 寒桜忌展 「歌人・今井和義 没後4年」
    ーうただよりー

 会場:ギャラリーたぴお
    北2西2・中通り東向き・道特会館1F
    電話(011)251-6584
 会期:2008年2月4日(月)~2月9 日(土)
 時間:11:00~19:00

 【出品作家】
 石井真由美 大友洋子 田村佳津子 名畑美由紀 林教司  横山隆・・・以上、6名。
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 「歌人・今井和義」さんが亡くなって4年目、4回目の友情展覧会。
 新聞に竹田博さんの写真が見えますが、なぜか遺影のようで、痛々しく見えます。今井さんと並んでそこに居るようです。

 顔のない
 男になって
   この街の
 どこかへ
   消えて
  ゆきたし
    今日は     (DMの表紙より)


 お前はもう 顔も心も 白煙
   雪の道より 降りて来い 今日は   (栄通の返歌)


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 不思議なものです。決して申し合わせてはいないのに、会場は「白の世界」になっています。外は雪景色、たぴおは白装束、黒い線が浮き出て見えました。

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 ↑:大友洋子
 写真が悪い。巻きダンボールに点描でわずかに色を付けた作品。右は部分図。ふんわかした感じ。

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 ↑:林教司
 かなり古い作品でしょう。渋い色の絵画や錆びた鉄作品の林・ワールドを見ている目には、白さのふくらみ感に違和感を覚えました。どんな制作動機があったのでしょうか?色には違和感を覚えましたが、椅子に拘っている林さんの過去の作品を見れて良かった。

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 ↑:田村佳津子
 最近の田村さんは頻繁にたぴおに出品している。それは「新生・たぴお」の応援かもしれない。でも、そればかりではないと思っている。きっと田村さん自身が外に向かって発信したい気持ちが高まっていたのだと思う。「新生・たぴお」はまさしく田村さんにとってはタイムリーな事件でもあったのでは。
 田村・作品は壁紙のようなところがある。強い主張性を排除して、点描とは違った方法で空間を薄く色に染めようとしている。小品の発表ということで、壁紙性を利用していろいろなことに取り組んでいる。細かいことは写真作品を見れば少しは分かると思う。
 そそとした田村・ワールド、作品が壁紙になりカメレオンになり、七変化して作家自身が高まって行く。派手な作品ではないが、最近の彼女は気になっている。

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 ↑:横山隆

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 ↑:石井真弓
 書です。石井さんは僕ははじめて見ます。

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 ↑:名畑美由紀
 名畑さんの魅力は抽象による瑞々しいリズミカルさにあると思います。ピンクなどの色合いと線での表現。昨年新道展に入選していたが、黒を多用していて、その傾向はその後のたぴおでの発表でも続いていた。成功しているとは思えなかった。今回は久しぶりに良い作品と思います。この細い線のリズムが好きなのです。

 ※以前の記事⇒71) タピオ 「寒桜忌展」 ~24日(土)まで

by sakaidoori | 2008-02-06 23:42 |    (たぴお) | Trackback | Comments(0)
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