栄通記

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2008年 02月 02日

508) モエレ沼公園 ②「スノー スケープ モエレ Ⅲ」 1月30日(水)~2月3日(日)

○ スノー スケープ モエレ Ⅲ
   「ホワイト リンケイジ(White Linkage)」
     つながる冬。つくりだす冬。
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 ①では写真を一枚も載せませんでした。写真を公開しながら編集して行きます。見苦しい点があるかと思いますが、お許しを。

 今年のピンクのチラシは読みやすく、理解しやすい。(昨年のチラシはひどかった。デザイン性を可能な限り追及して、可能な限り理解させないようなものだった。)そのチラシを参考に紹介していきます。

 公募枠というでガラスのピラミッド内でのイベントを紹介します。
 
 ①カナコの札幌モエレ情報発信センター・遠藤歌奈子

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508) モエレ沼公園 ②「スノー スケープ モエレ Ⅲ」 1月30日(水)~2月3日(日)_f0126829_23581517.jpg 平日ということで、建物の駐車場はかなり空いていた。あそこは駐車場から館内に行くのが迷路のようになっていて、その辺をクリアーしながらパッと開けた明るい広場へと。

 そこにあるのが遠藤さんのホッカイロ販売を兼ねた情報センター。
 遠藤さんはプラハ2で「いろへや」というギャラリーを運営しているが、その空間を部屋として運んできた感じ。ご本人もピンクのエプロンをして部屋の中で作業中。なんとも巨大ガラス・ルームでのミスマッチのような演出です。実際、空いた広場で何か演劇を見たくなります。当然この小さな建物は演劇の小道具にはもってこいでしょう。
 左の作品は遠藤さん自作の漫画。

 ②番外編
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 会場には以前の作品の写真や資料などが適当に配置されています。今年度だけの作品では少ないと思ったのか、以前のイベントが忘れ去られるのが惜しいと思ったのか、その辺は見る方で想像するしかないでしょう。僕の判断は今展作品だけでは間延びするという現実的問題、過去の実績を宣伝したいという政治性だと思います。

 上の写真は昨年のイベントの記録のようです。見る分には良いが、今展にとってはあまりに大きなグリコのおまけです。

 ③スノウ・ペーパー(Snow paper)・田中康晃

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508) モエレ沼公園 ②「スノー スケープ モエレ Ⅲ」 1月30日(水)~2月3日(日)_f0126829_0431748.jpg508) モエレ沼公園 ②「スノー スケープ モエレ Ⅲ」 1月30日(水)~2月3日(日)_f0126829_0441216.jpg











 以前、いろへやでの個展で記した田中康晃君。
 技法もモチーフも基本的には同じ。前回が限りなく狭い部屋でのプライベート的展開で、今度は公共空間での広々とした展示。(以前の記事⇒こちら
 広い展示なだけに自然の再現性が強い。
 降っている雪の下に障子紙を広げ、その上からスプレーで色を付ける。降った雪の部分が色が付かないで白くなり、作品化される。今展ではその作品を幾段にもたわんだ姿で展示している。風の動きや降り積もった雪の層をイメージしているのだろう。冬の北国の再生であり、象徴だろう。
 照明器具には適当に青いカーボンを貼り付けて穏やかかな色の演出をしている。荒縄を使ったりして、美の中に人の痕跡を留めたい作家の意思を感じる。少し、日本的形式美の強さを思うが、意欲作だと思う。

④北海道東海大学芸術工学部くらしデザイン学科

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 今までのイベントの写真紹介と模型の展示。
 今年は何をしているかということは、今までの展示とママサン・ダンプの展示でしょうか。明快に言えなくてすいません。言えることは、昨年は屋外でかなり大々的なイベントをしたのではという模型を展示していたことです。広報的展示空間でした。

⑤サウンド・インスタレーション・・・大黒淳一

 パンフには「ガラスのピラミッド館内に静かに環境音楽が響いています」とのことです。
 音楽を意識して会場に居たわけではないので、今となっては音楽が流れていたかどうかも分かりません。もし流れていたとするならば、完璧なまでのBGM効果であったということです。

 屋外は③として、項を改めて紹介します。

by sakaidoori | 2008-02-02 00:09 | ☆モエレ沼公園


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