栄通記

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2008年 01月 23日

486)時計台 「立体展」 1月21日(月)~1月26日(土)

○ 立体展
    ー作業着の女の子
 (北海道教育大学美術家コース3年生7人による立体作品展)

 会場:時計台ギャラリー 2階B室
    北1西3 札幌時計台文化会館・中通り南向き
    電話(011)241-1831
 会期:2008年1月21日(月)~1月26日(土)
 時間:10:00~18:00 (最終日17:00迄)

【出品作家】
 梶田みなみ、佐伯美佳、土手優希、中村仁美、中村文玲、町嶋真寿、吉成翔子・・・以上の7名。
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 教育大学の立体造形研究室は彫刻、金属造形、木材工芸の3室あるが、主に金属と彫刻の作品を見ることができる。華やかさや奇をてらった作品はない。一室を地味な感じ、コンパクトにまとめている。
 隣室の教育大学壁面作品群ともども、大学3年生の実力を確認しては・

 以下、個別作品の紹介と簡単なコメント。

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 ↑。吉成翔子、左から「ぱぁ ぱぱぱぱ」(計11点)、「窓」・90×240×130。
 会場風景でも分かるように、部屋の奥の方で活き活きと並んでいる。量的にも空間占有度でもアピール度でも頑張っていると思う。牛舎のある田園風景とでもいうのですか、鉄だが軽くリズミカルな作品群。右の作品、光も使って夢があり小さな幸せ探し。


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 ↑:町嶋真寿、「正方形のかたちをしてシャーレに採りだされた肉片みっつ、ヨソオウ・ハジラウ・蠱マドワス」、鉄・銅。
 なんとも、吉成さんの牧歌的な作品に反発するように、悩める青春心理の表白という作品。
 「蠱(コ)」、皿の上に虫を三個添えた字。皿に虫を沢山入れて蓋をし、共食いをさせたとの意。どこか人を呪う儀式の臭いがする。生き残った虫を何らかの方法で呪詛したい相手に食させて、災いをもたらせようとしたのだろう。
 作家は怖い字を探し出した。なかなか凄みのある作品。吉成ユートピアを突き刺すような配置。

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 ↑:梶田みなみ、「萌芽」・60×90×80・スタッフ。
 スタッフという素材を関係者に教えてもらったのですが、詳しい事を忘れてしまった。
 さわやかにも見えるし、怪しげさの一歩手前のようだし、色々と想像が膨らんでくる。


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 ↑:上から、佐伯美佳、「まっすぐ前へ」・30×52×56・石膏。中村文玲、「語り」・25×40×55・石膏。中村仁美、「対」・25×20×50・石膏。
 3人とも彫刻研究室の学生でしょう。一人一点の出品とは寂しい。せめて、ブログ紹介だけでもと思い、アングルを変えて複数載せました。こういう作品を公募展で見ると魅力を感じないのですが、こういう展覧会では絶対の必需品です。学生がモデルを睨み、手で形を造り、ウンウンとうなっている姿が想像されます。時には仲間の作品が目に入り、ライバルのテンションに負けじと頑張っているのだろう。
 タイトルにそれぞれの思いがこもっているのでしょう。力強さに好感、出品数の少なさに不満。

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 ↑:土手優希、「かさなるかたち アトリエの中Ⅰ・犬と花・アトリエの中Ⅱ」、コンパネ・アルミ板・MDFパネル・油彩。
 一人我が道を行くという感じの土手さん。色と形と構成で勝負です。

by sakaidoori | 2008-01-23 13:43 |    (時計台)


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