栄通記

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2008年 01月 15日

474) アルテピアの紹介

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 アルテピアは(社団法人)北海道美術館協力会の別称あるいは愛称です。
 主旨に「道立の美術館等の事業活動に協力するとともに、美術に関する道民の知識と教養の向上をはかるための事業を行い、北海道の美術文化の振興発展に寄与することを目的としています」とあります。

 アルテピア独自の事業を実施していますが、一般会員にとっての利用価値は道内8箇所の道立美術館等を1年間の会費で何回でも見れるということです。
 
 会費は1万円です
 以前は同伴者も一人まで無料でしたが、現在は会員だけの利用特典です。実質的値上げです。当然、会員の不満や会員離れが予想されます。これではイカンと関係者は思ったのです。そして、新たな特典を設けたのです。以前は貸し館としての展覧会は料金を払っていたのですが、それが無料になったのです。道立美術館は事業費・運営費の削減の中、年間開館日を高める為に独自運営を避けて、貸し館としての開放率を高めています。特に札幌の近代美術館は相当に利用されています。
 来月からの「エジプト展」もHBC、道新、早大エジプト学研究所の共催です。美術館は後援にも名を連ねていません。以前は会員も値引きはあっても有料でしたが、無料で見れるのです。年間、どの展覧会も無料で見れます。入場料金自体は値上げ傾向ですから、その点でも会員になりがいがあるというものです。

 ここで学生独自の活用法があります。
 学生は賛助会員ということで、年会費3000円です。もし、今春から社会人になる方たち、3000円で年間利用できるわけです。美術館に興味のある方、利用しない法はありません。いかがでしょうか。社会人1年生、美術館を多いに利用して仕事のストレス解消にしては。

 【会員の特典】
 ・国内外の美術研修旅行のご優待
 ・会報、美術館情報の提供
 ・道立美術館等の鑑賞
 ・近代美術館ミュージアムショップ、レストラン割引

 【利用可能施設】
 ・道立近代美術館
 ・道立三岸好太郎美術館
 ・札幌芸術の森美術館(野外彫刻展は利用不可)
 ・㈶札幌彫刻美術館
 ・道立旭川美術館
 ・道立函館美術館 
 ・道立旭川美術館
 ・道立釧路芸術館
 (注意:上記の施設の中には指定管理者制度により、運営を委託されている美術館もあります。釧路芸術館は間違いなくそうです。検討段階で今年度の移行を見送ったところもあるようです。)

 書き忘れましたが当然僕は会員です。会員特典を利用したい為にわざわざ出かけた展覧会もあります。例えば、函館美術館の「奥の若手道 ~東北・北海道の明日~」などです。昨年の利用を金額に換算したら幾らになるのでしょう?1万円分以上は利用しているでしょう。

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 ↑:本日の道新・夕刊の挿絵から。日本画家・朝地信介・作。

by sakaidoori | 2008-01-15 20:23 | ★ 案内&情報


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