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栄通記

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2007年 11月 11日

396) たぴお 「和田裕子 銅版画展」  終了・11月5日(月)~11月10 日(土)

○ 和田裕子 銅版画展

 会場:たぴお
    北2西2・中通り東向き・道特会館1F
    電話(011)251-6584
 会期:2007年11月5日(月)~11月10 日(土)
 時間:11:00~19:00(最終日18:00)

 画題は植物と、すくっとした立ち姿の木を中心にすえた林の風景。技法は色と面の部分はアクアチント、線描の部分はエッチング。

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 ↑:「白雲木の花」

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 ↑:「白いアマリリス」

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 ↑:「バラス鉢にナツグミ」。これは栄通のお気に入り。色艶に奥深さを感じてしまいました。

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 ↑:「森の中のナツグミ」

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 ↑:「秋の白樺」

 冬以外の四季の植物の様を描いています。

 見ていて気に入った点は二つ。
 一つは静物画に表現された、端正さ。女性にたとえるならば、二十歳前の娘さんが髪型や服装を何一つ乱さないで、きちっと座っている感じ。触るというよりも、愛でる美しさ。

 一つは森の中でしっかりと立っている木(白樺)のすがすがしさ。周りの葉などの七色に取り囲まれながら、物怖じせずに立っている姿に好感を覚えました。白くて若い健康美。(11・6)

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 ↑:「夏の繁り」

 追記
 アクアチントについて。細かな技法は説明できませんが、エッチングが線を腐食するのに対して面を腐食して、色の色調の変化・深みを表現するものだと思います。和田さんの場合は4色の表現は4版で仕上げていて、相当面倒な作業だと思います。1色の色の変化と、多色塗りの重なりが今展のセールス・ポイントです。
 色調の変化ということでしたら、メゾチントもそうでしょう。こちらは細かい縦横の線の連なりと、版を彫った時のめくれを利用して色調を出すようです。腐食という科学実験のような作業をしないのも利点の一つかもしれません。「白いアマリリス」はメゾチントと思ってしまいました。いずれにせよ、技法のことを細かく書くと素人説明になるので、技法も作家に迫る切り口だと思って鑑賞したらいいのでしょう。

by sakaidoori | 2007-11-11 11:32 | たぴお


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