栄通記

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2007年 10月 09日

342)時計台 「第31回 北海道抽象派作家協会秋季展」 終了・10月1日(月)~10月6日(土)

○ 2007年第31回 北海道抽象派作家協会秋季展

 会場:時計台ギャラリー 2階A室
    北1西3 札幌時計台文化会館・中通り南向き
    電話(011)241-1831
 会期:2007年10月1日(月)~10月6日(土)
 時間:10:00~18:00 (最終日17:00まで)

 出品作家(敬称は省略)、9名:
 同人:後藤和司(札幌)、佐々木美枝子(札幌)、林教司(岩見沢)、今荘義男(岩見沢)、三浦恭三(小樽)、服部憲治(苫小牧)、あべ くによし(旭川)、近宮彦爾(旭川)、外山欽平(函館)


 抽象画とはどういうイメージだろう?

 僕の場合はジャクソン・ポロックで、「熱い抽象画」だ。表現主義の延長で、感情が画布に爆発した絵だ。その次に、何を描いているのか全然解らないという絵で、感情移入を受け付けない「理解不能絵画」だ。最後に、モンドリアンのコンポジションのような「非感情的な純粋抽象画」ということになる。現在では抽象画をいくつかの言葉のカテゴリーでくくることに、あまり意味を成さないようだ。ジャンルと言うよりも非具象画、あるいは反写実画一般を、とりあえず「抽象画」と呼称しているようだ。なんでも有りの絵画・美術時代、一つの表現様式と理解している。ただ、人物を描いた絵でも、背景なり空間処理が抽象表現されていても、絵全体としては抽象画とは言わないのだろう。それとて程度で、人物が「人物らしい」となった場合はどうなるのだろう?

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 ↑:今庄義男。
 お馴染みの「古里」シリーズ。今までは丸い部分が田んぼというイメージだったが、今回は「石」、あるいは「お地蔵さん」という感じです。石と言っても、硬く冷たい石ではなく、「石ころ君」といった感じ。どこかユーモラス、最近の今庄「古里」は温かく親しみが増した感じです。「古里」を見詰めるから、「古里」と共に在る、とでも言うのでしょうか。

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 ↑:林教司。
 「種子」シリーズの一環。左の立体、何に見えますか?林さんのことは他にも、これからも語る機会が増えると思うので今回はパス。

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 ↑:外山欽平。
 アルファベットでお馴染みの外山さん。何の字に見えますか?

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 ↑:後藤和司、「緑のシーン」。
 確かに○という形と、モザイク状の青あるいは緑の色だけなのです。なんとも、玄妙な雰囲気なのです。木の葉が舞い落ちる、心が揺れ伏していく。3、4年前の作品にはこれほど深みは無かった、感じなかったが。

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 ↑:三浦恭三、「移行過程」。
 三浦さんは以前は「循環」シリーズでした。競馬場のようなトラック模様を青などが水のように循環している感じです。本当に静かな抽象画で、あまり興が乗らなかったのです。後藤さん同様に見て和む絵を最近は描いてくれて助かります。帆掛け舟が並んで沈んでいく感じです。

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 ↑:佐々木美枝子、「作品」。
 紅一点の佐々木さんです。いつもピンクを気持ち良く見ています。画質感濃厚なものではありません。あっさり、爽やか白味が透けた感じのピンクの佐々木さんです。

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 ↑:あべくによし、「記憶の箱『風が透き通った日』ー秋NO.3」。

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 ↑:近宮彦爾、「ノンタイトル」。

 服部憲次さんは撮影に失敗しました。来春まで待ちください。

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by sakaidoori | 2007-10-09 18:11 |    (時計台)


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