栄通記

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2007年 10月 02日

332)山の手 「宝賀寿子・版画展」 9月22日(土)~10月15日(月)

○ 宝賀寿子・木版画「わが街」展

 会場:ギャラリー山の手
    西区山の手7条6丁目4-25
    電話(011)614-2918
 会期:2007年9月22日(土)~10月15日(月)
 休み:日曜祝日
 時間:10:00~17:00(最終日16:00)

 DMより
 「西区西野に住んで35年、版画を初めて33年。自宅周辺・発寒川・通勤途中を版画にしました」

 宝賀さんの版画は力強い、モノトーンでぐいぐい押してくる。画面一杯を埋め尽くして、いろんな思いを投影させる。隠語、こじつけ、駄洒落、象徴、言葉遊び・・絵解きをするのも宝賀・版画の魅力だ。もちろんそればかりではありません。・・・以上、「栄通の案内板」より。

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 本当に直球一本勝負のような作品ばかりだ。僕は単純に宝賀さんの作風が好きだから、沢山写真を載せた。もっともっと載せたいがキリが無い。上手く伝わったかしら?

 画題は圧倒的に植物が多い。草花の春夏秋冬の姿、誕生・成長・枯れて土に還るまでを拘って絵に取り込む。時には一枚の絵の中に同時にだ。盛んに咲いている花の小枝に、冬芽やつぼみをそれとなく描き込む。人生の輪廻転生を草花の姿に託すのだ。彫り後の鮮明な絵、宝賀さんの太い目が板に食らいついて、初期の構想ははみ出して行き、少しでも多く思いを画題として付け加えていく。草薮の絵は白黒のメリハリだけで「生命」を浮き立たせようとする。一方、「空間処理」という問題がある。背景は、「空」の中にある生命を「色」としていかににじみ出すかに苦労している。支持体の紙質の違い、微妙な彫り加減、墨色の濃淡、版画技術の腕の見せ所だ。独学で覚えた版画技術、昔は技術的に描けなくて封印していた「思い」があったであろう。今は描ける様に成ったが故の悩みへと高められていく。尽くせぬ思い、宝賀絵巻は続いていくだろう。

 次回の個展⇒○石狩市・永泉寺 「宝賀寿子・木版画と小笠原み蔵・木彫」 10月17日(水)~10 月22日(月)
 直ぐです。行きにくい場所かも知れませんが、よろしく。

by sakaidoori | 2007-10-02 23:09 | 山の手 | Trackback | Comments(0)
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