(
記事・320番の続き)
テンポラリーでの阿部守・鉄彫刻展は今日で終了しました。
この立体(彫刻)作品の大きさと魅力を残したいために、人物と戯れた写真を載せます。前回の記事では余り触れませんでしたが、立ち机として非常に具合が良いのです。教壇、あるいは演壇といっても良いのです。食べ物や飲み物を置いて、皆が集まる場にも合っているのです。それで、人物入りの写真紹介をどうしてもしたくなったのです。モデルは栄通夫婦に四ヶ月の赤ちゃん。名前はコウキ君。会場に居た若い奥さんにお願いしてお借りしました。この写真はあんまり笑っていないのですが、まだ人見知りもしなくてニコニコしていて、何だか幸せな気分になれて、不思議な撮影会になりました。単なる戯れと受け止められると困るのですが、解釈は皆さんに任せます。
100㎏の鉄の塊が親和力を醸し出すのです。小市民的モニュメント(記念碑)です。作品のボリューム感が人の気持ちを和ませるのです。絵画では実現できない、彫刻の内なる力と、外の力の肉感的相互関係だと思います。