栄通記

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2007年 08月 13日

294)ユリイカ 「小峰尚 陶・新作展」終了・8月7日(月)~8月12日(日) 

○ 小峰尚 陶・新作展

 会場:ギャラリー ユリイカ
    南3西1和田ビル2F・北向き
 会期:2007年8月7日(月)~8月12日(日)
 時間:11:00~19:00 (最終日17:00まで)

 「06’第44回朝日陶芸展で479点の中からグランプリに次ぐ、秀作賞を受賞された小峰尚さんの3年ぶりの新作による個展を開催致します。・・・」

 面白い陶芸展だった。実用の焼き物もあるのだがオブジェが良い。賞を取った作品も良いのだが、一つのパターンに偏ることなく満遍なく楽しめる。

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 左が秀作賞の作品。「The Future Is Wild」。
 作者の言葉ー製作意図。「まるで生きているかのようだ」というレベルを超えて、「生きているとしてしか見えない」もの作りたいと思うのです。そして、その生命体は「人類後」のイメージの中で動きまわっているのです。
 展示品は半分ほどのレプリカです。実作は85cm×56cm×56cmです。

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 形と模様が好まない方もいることでしょう。ちょっと気持ち悪そうです。僕はこういう模様に注目しています。この作品は色がないからそうでもないのですが、マーブル風の模様が多重焦点になって、見ていて気持ちが悪いのです、日常品としてはまずいのですが、芸術というか鑑賞品としては「気持ち悪いから見たい、愛玩したい」という気持ちになるのです。

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 「注ぎ口」。「アラビアンナイト」の魔法のランプのようです。左側の作品は巻貝のイメージでしょう。

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 「片口」。なかなかこの作品は見せてくれます。アンモナイトです。両の掌(てのひら)に乗せましょう。シャープな肌触りに適度な重さ、やはり焼き物は触ってみるものです。五感で捕らえて作家の思いが伝わるのです。しかし巧みに作るものです。これに酒を入れて、四本の指を下にして親指で挟んで注(つ)ぐのです。作家は「生命体」の造型を目指しています。6千万年前に絶滅したというアンモナイト、悠久の歴史に遊びながら酌み交わす酒、飲んでみたいです。

by sakaidoori | 2007-08-13 22:21 |    (ユリイカ)


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