栄通記

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2007年 07月 11日

254) 小川原脩美術館 「ふるさとの山・展3」 終了(7月8日まで)

○ 「ふるさとの山」展3

 会場:小川原脩記念美術館
     倶知安町北16東7
     電話(0136)21-4141
 会期:2007年6月6日~7月8日
 時間:

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 七夕の7日に小樽美術館と小川原脩美術館に行った。途中の寄り道も紹介したいが、先ずは倶知安から。

 参加10名による山の絵の企画展覧会。
 参加作家:小川原脩(物故)  谷口一芳(1919年~札幌市在住)、 野本醇(1930年~、伊達市在住)、 坂口清一(1931年~、札幌市在住)、 徳丸滋(1934年~、倶知安町在住)、 穂井田日出麿(1938年~、古平町在住)、 田丸公記(1943年~、札幌市在住)、 菊池ひとみ(1943年~、新十津川在住)、 米澤邦子(1944年~、札幌市在住) 鈴木康子(1946年~、登別市在住)。

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 ↑:徳丸滋。

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 ↑:左側の2点、鈴木康子。右側、坂口清一。

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 ↑:穂井田日出麿。

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 ↑:左側、谷口一芳、「残雪のイワオヌプリ」。右側、野本醇。

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 ↑:鈴木康子。

 北海道を代表する大きな綺麗な羊蹄山のふもとで、ベテランの山の絵を見るわけです。会場の広さに比して、こじんまりとした作品群です。参加作家が山を含めて、どの程度に風景を専門にしているかは定かではありません。大胆にデフォルメされた山はありません。ですが、なんともそれぞれの画風が異なっていて、対象の捉え方、距離感、作家の位置などゆったりと想像しながら明るく広い部屋を逍遥するわけです。

 今回は意識的に女性の山を中心に見てきました。(鈴木さん以外は写真紹介ができなくてすいません。来年はもっと大きくした写真を載せればと思っています。パンフレットから拡大写真を載せておきます。)菊池さん、鈴木さん、米澤さん達です。どういう訳だか、彼女達はベテランではありますが、この企画展では年齢も近く、最年少グループになります。3者に共通なのは色が多彩なことでしょうか。「誇張の無い美しさ」とでも言いたいです。
 菊池さんは前景の木々と山とをしっかり、力強く描いています。凛々(りり)しさでは彼女の絵が一番です。
 鈴木さんは毛糸をコラージュ風に這いめぐらしていて、色合いと重なってとても女性的です。輪郭線で山をビシッと三角に、区切った線と色の面で山を立体的に抱きしめたくなるように描いています。菊池さん同様に次を見るのが楽しみです。
 米澤さんは全道展でも見ていますし、今展の楽しみの一人です。細やかに緻密に色を配して、特に紫と桃色のリズミが気になっています。粋ふようで個展をしていたのですが、見に行けなくて残念でした。必ず個展を見る機会があるでしょう。怠り無く待機しておきます。

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 ↑:美術館の裏庭。ガラスのある辺りがロビーで椅子が並んでいて、外をのんびり見ながら人生を考えるわけです。左側の四角い建物が展示会場で今展の作品が四角く並んでいます。右側の部分が事務所や喫茶ルームがあります。入館料は400円だったと思いましたが、高いと思われた方は無料のコーヒーを飲んで心を休めてください。

※ 次に行く予定の企画展。

○ 第49回麗彩会展・・・小川原を含めた8人の画家の作品展。

 会期:8月22日~9月24日

○ ’07造型展・風の中の展覧会Ⅳ・・・8名の全道展造形(立体)作家による野外展。これはお奨めです。

 会期:8月27日~9月28日 



 

by sakaidoori | 2007-07-11 23:56 | ☆(倶知安)小川原美術館 | Trackback | Comments(0)
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