空が青かった。眼下に雲海の如き白き雲。風穏やかにして春の樽前山を楽しんだ。
6月1日に登山道の車両進入道路の施錠が解除された。そして初めての日曜日だ。現地に10時半頃着いたが、7合目ヒュッテまで車は入れず、満車の状態だった。皆、この日を待っていたのだ。
樽前山は頂上というものが無く、外輪山をぐるぐる廻って下界の景色を楽しみ、内側の不恰好なドームを愛でるのがエッセンスだ。外輪山の取り付きまで40分ぐらいだろうか、後の散策は個人の体力次第だ。僕は西山・東山と一周した。途中、風不死岳との中間地点である932峰まで歩いた。それでもたいしたことはない。何より天気が良くて四方八方の山が見えたことや、樽前山の麓の広がりを庭のように眺めることができて満足この上ない一日だった。



(明日、追記等編集し直すかもしれません。)