栄通記

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2007年 06月 01日

200) たぴお 「漆山豊 横山隆 竹田博展」・油彩他 終了(5月26日まで)

○ 漆山豊 横山隆 竹田博展

 会場:タピオ
    北2西2・中通り東向き・道特会館1F
    電話(011)251-6584
 会期:5月21日(月)~5月26日(土)
 時間:11:00~19:00 (最終日18:00)

 いつものグループ展。
 高年齢、男性3人展だ。渋い。なんともいえない男臭さだ。竹田さんは若干二十歳になる前の作品を並べている。その古い作品、感情を殺した黒線が他の男臭い作品と一体化していた。それぞれが「男」を演出していた。骨太の荒野に吠える鳴き声を聴く思いだった。

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 漆山さんの作品を紹介します。
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 漆山さんは70歳を越えていると聞いた。若い作品だ。気力充実した作品だ。タイトルは全て「作品」で小品。完全な抽象画だ。抽象画は何かの抽象化から始まった。その考え方に価値を見出した時、抽象それ自体を作家は追及し始めた。対象に捉われない線・形・色の世界。抽象表現は太古の昔からの普遍的なものだが、ヨーロッパでは「現実を神の創造物としてありのまま描く」という人類史では不思議な表現法をあみだした。その反動として現代的視点で抽象は蘇りデザインという鬼っ子まで生んだ。
 この部屋には漆山さんの抽象、竹田さんのデザイン、中間に横山さんの段ボールのコラージュという軽業芸、隠れて見えない肉声が満ちていた。


 横山さんの作品です。
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 椅子という小道具と作品の調和を見てください。椅子のない世界は何とも味気ない。

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 次は竹田さん。
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200) たぴお 「漆山豊 横山隆 竹田博展」・油彩他 終了(5月26日まで)_f0126829_10285093.jpg 竹田さんはこの作品を仕事上描いて、その反動として自由な「自画像のバラード」シリーズへと続いていった。また、この作品が中央のデザイン協会に認められて竹田さんの芸術活動が始まったと言ってもいいのでしょう。
 それにしても展示における竹田さんのデザインを取り込んだ配置にはいろいろと考えさせられる。若い方は勉強になるのではないでしょうか。

by sakaidoori | 2007-06-01 10:40 |    (たぴお)


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